やっとWSTそのものとグラショウ理論と拡張によるGUTの世界が理解できました!
ワインバーグ論文では(控えめにというか何というか)とにかく《レプトンの理論》とだけ銘打たれております。対して、ヒグス機構を導入してもいなければ、完璧な群論表示も出来ないグラショウ論文では、むしろハッキリと《電弱場統一の試み》であることが記されています、ま、僕はグラショウ論文の正式名称は知らないンだけど、確かそのはず・・、です。両者の発想の違いが大統一に進むか控えめなまま様子を見るかという進展のさせ方の違いとなっているのが良く分かりました。性格の違い、という素人目の違いによる物事ではなかったようですね。それで昨今では【ワインバーグ=サラム理論】(WST)というよりも【GWS理論】(グラショウ=ワインバーグ=サラム理論)という言い方をすることが多くなってきました。
お二人はその件に関してかなり長いこと犬猿の仲だったそうです・・。
ワインバーグはグラショウ論文を一読して「二度と読むモンか!」と言い、サラムは「俺は読まないよ・・」と宣言したそうですし、ワインバーグの方は新しい論文の最後にある参照論文の箇所にグラショウの名を一度も入れたことがないそうです。おそらくは、前後して彼らの先生にあたるシュウインガーが追求していた新しい研究を大学院生に課題として与えた物ですから、グラショウ論文の要旨がシュウインガー研究のコピーに読まれたからでしょう。グラショウによれば「シュウインガーの講義を誰にでも分かる形に翻訳するのに自分としては数年間を要した」から著作権違反ではないという主張だったそうですが、おなじ弟子としてワインバーグはむかついたのでしょう!シュウインガーにとって気の毒なことには、電弱統一のプランを論文にした際に(レフェリーにあたる人だったか受け取った人だったか忘れましたが)「この種の論文は嫌われるだろうね・・」と嫌みを垂れられている物だったということと、しばらくしてゲージベクトルボソンだからスピン1でなくてはならないW粒子のスピンがπ中間子と同じ0だと発表されたことです。
失意のシュウインガーは練習問題の一種として大学院生に与えてしまいました!
そんなわけで、シュウインガーは二度目のノーベル物理学賞を鼻先で逃したのですが、グラショウ論文とシュウインガー論文そのものとは(そりゃ)違います。僕としたら「大統一理論(GUTのこと)はワインバーグへの受験生のライバル意識丸出しみたいな当てこすりだから間違って終わっているんだ」とだけ思っていました。で、あまり気持ちとしたら変わっていないのですが、すなわちGUTそのものの発想の間違っている箇所は“それ”(ワインバーグ相手の良からぬライバル意識)によるという判断については、まったく変化していないのですが、電弱統一理論に限って言えば「確かにワインバーグとグラショウとでは一長一短が有った」と認めざるを得ないようです。レプトンに関しても、クォークに関しても、宇宙において《弱アイソスピン対称》だったという時期は存在しなかった。
その点に関してUFTとしても賛意を表明したくて拙文を認めさせていただいた次第、では・・、チャオ!
ワインバーグ論文では(控えめにというか何というか)とにかく《レプトンの理論》とだけ銘打たれております。対して、ヒグス機構を導入してもいなければ、完璧な群論表示も出来ないグラショウ論文では、むしろハッキリと《電弱場統一の試み》であることが記されています、ま、僕はグラショウ論文の正式名称は知らないンだけど、確かそのはず・・、です。両者の発想の違いが大統一に進むか控えめなまま様子を見るかという進展のさせ方の違いとなっているのが良く分かりました。性格の違い、という素人目の違いによる物事ではなかったようですね。それで昨今では【ワインバーグ=サラム理論】(WST)というよりも【GWS理論】(グラショウ=ワインバーグ=サラム理論)という言い方をすることが多くなってきました。
お二人はその件に関してかなり長いこと犬猿の仲だったそうです・・。
ワインバーグはグラショウ論文を一読して「二度と読むモンか!」と言い、サラムは「俺は読まないよ・・」と宣言したそうですし、ワインバーグの方は新しい論文の最後にある参照論文の箇所にグラショウの名を一度も入れたことがないそうです。おそらくは、前後して彼らの先生にあたるシュウインガーが追求していた新しい研究を大学院生に課題として与えた物ですから、グラショウ論文の要旨がシュウインガー研究のコピーに読まれたからでしょう。グラショウによれば「シュウインガーの講義を誰にでも分かる形に翻訳するのに自分としては数年間を要した」から著作権違反ではないという主張だったそうですが、おなじ弟子としてワインバーグはむかついたのでしょう!シュウインガーにとって気の毒なことには、電弱統一のプランを論文にした際に(レフェリーにあたる人だったか受け取った人だったか忘れましたが)「この種の論文は嫌われるだろうね・・」と嫌みを垂れられている物だったということと、しばらくしてゲージベクトルボソンだからスピン1でなくてはならないW粒子のスピンがπ中間子と同じ0だと発表されたことです。
失意のシュウインガーは練習問題の一種として大学院生に与えてしまいました!
そんなわけで、シュウインガーは二度目のノーベル物理学賞を鼻先で逃したのですが、グラショウ論文とシュウインガー論文そのものとは(そりゃ)違います。僕としたら「大統一理論(GUTのこと)はワインバーグへの受験生のライバル意識丸出しみたいな当てこすりだから間違って終わっているんだ」とだけ思っていました。で、あまり気持ちとしたら変わっていないのですが、すなわちGUTそのものの発想の間違っている箇所は“それ”(ワインバーグ相手の良からぬライバル意識)によるという判断については、まったく変化していないのですが、電弱統一理論に限って言えば「確かにワインバーグとグラショウとでは一長一短が有った」と認めざるを得ないようです。レプトンに関しても、クォークに関しても、宇宙において《弱アイソスピン対称》だったという時期は存在しなかった。
その点に関してUFTとしても賛意を表明したくて拙文を認めさせていただいた次第、では・・、チャオ!