可愛くて、可愛くてたまらない一人息子は北九州に住んで会社勤めをしている。
下関とは至近の距離だが、口うるさい親元を離れて悠々自適の生活だろう。
毎月一回程度、2泊3日で帰省する。
これより長く居ると面白くなくなるのを、経験的に知っているみたいだ。
好きな女の子でもいれば、親元の存在なんか忘れて遊びまわるだろうに、
律儀に帰ってくるところを見ると、その線はないのかも‥‥。
女親は、それでいい、と言っているが、男親としては物足りない。
私の父親は、平教員から教頭を飛び越して校長になった型破り人間だが、
私が親元を離れて上京するとき、
「これから世間に出たら、7人の女を泣かせて、5人の女に泣け」 と言った。
これは家訓に近いものだから、私もタイミングを見て息子に伝えた。
その時 「ウン、分かった」 という顔つきだった息子にしてはだらしない。
ま、これ以上の追求は避けよう。
息子が帰省するときは、祖母や母親を喜ばせようと
ケーキ屋に立ち寄ってケーキを買ってくる。 それが不二家のケーキだ。
私はチョコレートケーキが苦手なのを知りながら、買ってくるのだから、
やはり対象は祖母と母親だろう。
不二家のキャラクターはお馴染みの <ペコちゃん> で、
年末には、ペコちゃんをかたどったストラップを持ってきた。
可愛い息子が持ってくるものは何でも喜ぶ親馬鹿チャンリンは、
すぐさま、それをケータイに取り付けた。 歳も考えずに。
そこで顕在化したのが不二家の不祥事だ。
組織ぐるみで消費者をナメた悪行が暴露されて、不二家ももうダメだろう。
隠ぺい工作のしっぺ返しは、多くの従業員とその家族の生活の破綻だ。
社会的道義的責任からは逃れられない。
甘い汁を吸ってきた創業者一族や上層部がその責めを負うのはいい。
従業員や家族が可哀相だ。
いつになっても最大の犠牲者は、
現場で懸命に働いてきた従業員と、罪のない家族だ。
戦争に駆り出され、戦い、傷つき、死んでいった兵士と遺族に似ている。
当ブログの親サイト 「葡萄舎彩々」 へもお越しください。
下関とは至近の距離だが、口うるさい親元を離れて悠々自適の生活だろう。
毎月一回程度、2泊3日で帰省する。
これより長く居ると面白くなくなるのを、経験的に知っているみたいだ。
好きな女の子でもいれば、親元の存在なんか忘れて遊びまわるだろうに、
律儀に帰ってくるところを見ると、その線はないのかも‥‥。
女親は、それでいい、と言っているが、男親としては物足りない。
私の父親は、平教員から教頭を飛び越して校長になった型破り人間だが、
私が親元を離れて上京するとき、
「これから世間に出たら、7人の女を泣かせて、5人の女に泣け」 と言った。
これは家訓に近いものだから、私もタイミングを見て息子に伝えた。
その時 「ウン、分かった」 という顔つきだった息子にしてはだらしない。
ま、これ以上の追求は避けよう。
息子が帰省するときは、祖母や母親を喜ばせようと
ケーキ屋に立ち寄ってケーキを買ってくる。 それが不二家のケーキだ。
私はチョコレートケーキが苦手なのを知りながら、買ってくるのだから、
やはり対象は祖母と母親だろう。
不二家のキャラクターはお馴染みの <ペコちゃん> で、
年末には、ペコちゃんをかたどったストラップを持ってきた。
可愛い息子が持ってくるものは何でも喜ぶ親馬鹿チャンリンは、
すぐさま、それをケータイに取り付けた。 歳も考えずに。
そこで顕在化したのが不二家の不祥事だ。
組織ぐるみで消費者をナメた悪行が暴露されて、不二家ももうダメだろう。
隠ぺい工作のしっぺ返しは、多くの従業員とその家族の生活の破綻だ。
社会的道義的責任からは逃れられない。
甘い汁を吸ってきた創業者一族や上層部がその責めを負うのはいい。
従業員や家族が可哀相だ。
いつになっても最大の犠牲者は、
現場で懸命に働いてきた従業員と、罪のない家族だ。
戦争に駆り出され、戦い、傷つき、死んでいった兵士と遺族に似ている。
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