もう一つの高校野球

昨日始まった甲子園では、（結果としては一方的だが） ３５℃を越す気温の中で
文字通り熱闘が続いている。

私の母校には硬式野球部はないが、この数年、軟式野球全国大会では常連校だ。
日本一にもなった。
最近、花園のキップが隣町の萩工業高校に奪われっぱなしだから
ここは一つ、頑張ってもらわなければなるまい。
明日から山口県の２校と広島の２校で西中国大会が行われ、西中国代表が決まる。
代表になれば、明石球場と高砂球場を舞台に、全国制覇を目指すことになる。

華やかで、賑々しく取り上げられる甲子園とは比べるべくもないが、
鶏口に価値を見出すか、牛後でもよしとするかは判断の分かれるところだ。
田舎の普通高校で、生徒も少なく、予算もなく‥‥、となれば、
軟式野球で全国の頂点に立つのも、私の母校らしくて、いい。

ちなみに、私の母校の後輩たちは、まじめで、純朴で、素直で、おとなしくて、
最後に残された、高校生らしい高校生だそうで、
山口県立大津高等学校に異動が決まれば、県下の高校教師は大喜びするそうな。
熱血教師が居なくなったことの証明、か。 嗚呼。

当ブログの親サイト 「葡萄舎彩々」　へもお越しください。
http://members.jcom.home.ne.jp/budohsha/