葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

訳の分らぬワイン会

2006年06月26日 09時13分27秒 | ワイン会の記録
今日開催される 「エキストラワイン会」 は、
私が平均年齢のあたりをうろうろしているから、かなり年齢層の高い集まりだ。
「 Club Vendange 」 の平均年齢は50歳くらい。
「葡萄舎騎士の会」 は40歳くらいだから、若やいだ気分になれる集まりだ。
年齢構成が若いと、当然のように新しい仕組みや方法が導入される。
「団塊」 と一括りに総称されながら生きてきて、
知らずに過ごして、そのまま棺桶に入ってもよさそうな新しい仕組みや方法だが、
知ってみると、使ってみると、確かに便利だ。

アロマさんが新しい仕組みを採用した。
ところが、なだめてすかしても、言うことを聞いてくれない。
で、舎弟さんに応援を頼んだ。 土曜日の夜だ。
舎弟さんにお越しいただいて、「ありがとう、さようなら」 では芸がないから
「飲もうヤ」ということになった。
二人で飲むよりは賑やかに飲む方が好きだから、
迷人さんとキャプテンに声をかけた。 家業は暇で、私が居なくても事足りた。

舎弟さんに声をかけてから乾杯まで4時間。 この日ばかりは調理に気合が入った。
トマトのブルスケッタ
セントーヤ(南極蟹)入り野菜サラダ ズワイ蟹の爪添え
アオリ烏賊のイカ墨煮込み パスタ添え
ローストチキン
鰻の赤ワイン煮込み
アサード(アルゼンチン風ローストビーフ)
造りながら、手際のよさと力量に、我ながら惚れ惚れした(笑)

ワインは
Saint-Peray Brut Thiers Saint-Peray N.V. マルサンヌ100%
Au Bon Climat Nuits-Blanches au Bouge 2002
Ch. Talbot Caillou Blanc 2002
( 思い出せない1本 )
Gigondas 1991 Dom. Saint Gayan

肝心の新しい仕組みは、舎弟さんの力をしても、言うことを聞かなかった。
結局、この夜はワイン会のためにあった。
これもまた一興。

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