葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

待望の雨

2006年06月22日 17時59分02秒 | 日記 ・ 雑記録
雨は昨夜来だが、本格的には朝から降り始めた。
梅雨入り宣言と同時に晴天が続いて、
今年の梅雨はどうなってるんだ、との思いが強かったから、雨は嫌いだが待望の雨だ。

雨が降り始めるわずかな隙を突いて、駐車場の識別ロープを張り替えた。
色あせたロープを見るにつけ、張り替えなければ、と思っていたものを、
網戸と同様に、やっと重い腰を上げた次第。
それなりのきっかけがあって一つのことを成し遂げると、
それが弾みとなって、次のものに眼が行き、それに着手する。
良い循環の始まりだろう。

会社勤めをしている頃、髭の松○ と呼ぶ経営顧問がいたのを思い出す。
大声の持ち主で、頼りなげな社員を呼びつけては恫喝まがいに精神論を叩き込む、
そんな男のどこに社長が気に入ったのか知らないが、
傍若無人に振舞う、失礼な男だった。
そんな男が、私に一つだけいいことを言った。
「店舗を預かる責任者が、自らトイレの掃除をしろ」
何を馬鹿な、と思いながら開店前のトイレを掃除した。
掃除を終えて、レジ回りも整理し始めた。 次はショーケース、次はサンプルケース。
気になるところが次々と見えてくる。
従業員のトイレも掃除した。 すると、
従業員のトイレの使い方がきれいになった。 エロ本も持ち込まなくなった。

最近、灯台めぐりだ、すゞめのお宿だ、と夢中になっていたから、
少し目線を変えてみよう。 と言いながら、
チュン太郎、チュン子たちにブランコを作ってやった。
雨の今日は、やたら、餌皿に舞い降りてくる。

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