葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

メキシコ、ありがとう!

2006年03月17日 17時47分36秒 | 日記 ・ 雑記録
「奇跡」って、起きるんだァ!

勝つことも、負けることもあるから 「勝負」 って言うのだけれど、
一縷の望みを持ちながらも、その望みは絶望的だった。
アメリカが負ける確率、2失点以上で負ける確率は、限りなくゼロに近かったはずで、
ロマネコンティに勝ったカリフォルニアワイン、みたいなものだ。

準決勝に出れる可能性が低くてもサンディエゴに向かった日本チームの心境は?
ま、今夜はメキシコに足を向けて寝ないことだ。
人間、あきらめてはいけない。
他力本願でも、棚ボタでも、何でもいい。
日本チームも、もう、失うものはないはずだから、思いっきり戦えばいい。
「勝負」 だから、勝つか負けるかはその先、だ。

アメリカ、ザマァ見ろ、と言いたいが、あまりにもはしたないから、
メキシコ、ありがとう! にとどめておこう。


昨日買ったカメラを持って、また角島に向かった。
18-200mm のレンズは確かにすごい。
広角から望遠まで1本のレンズでこなす、なんて、昔は考えられなかったことだ。
この1,2ヶ月、撮りたくても撮れなかった沖合いの燈台が、みんなカメラに収まった。
これだから長生きはするもんだ。
長く生きれば、厭な思いも、いい思いも、転がり込んでくる。
私の人生で感謝するのは、いい思いの方が圧倒的に多いことだ。
これが普通、と思ってはいけない。 朝に合掌、夕べに礼拝。
ありがとうございます。 おかげさまで。