葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

聖徳太子

2006年03月09日 23時56分29秒 | 日記 ・ 雑記録
スーパーのおネエさんから連絡が入った。
「聖徳太子 (旧1万円札) が入りました」
で、福沢諭吉 (新1万円札) を持って行って取り替えてもらったのだが、
実は、聖徳太子が3枚あったのだ。
ところが、ビンボー人の私には、諭吉が1枚しかなかったので、残り2枚はあきらめた。

スーパーのおネエさんとは約束がある。
レジで、旧札を見つけたら私と紙幣の交換をする、と。
最初は板垣退助 (旧百円札) だった。
おネエさんが 「これ、懐かしいでしょう」 と、板垣退助をひらひらさせるので、
「取り替えて!」 とお願いし、それ以来、
旧札を見つけたら真っ先に私に連絡が入るようになった。

連絡を貰って、
板垣退助はよかった。
伊藤博文 (旧千円札) も、どうにかなった。
でも、聖徳太子は、1枚ならともかく、2枚3枚になると チョット待って となる。
そこが情けないところだ。

ところで、スーパーのレジで旧札を使う人って、どんな人だろう?
また、旧札を使うって、どんな事情なんだろう。
少なくても、ビンボー人では、ない。
旧札コレクターでもない。
あれこれと想像し、推理して楽しむには、入手ルートを聞かないほうがいい。

あ、そうだ。
板垣退助を財布に入れておくと、お金は増えないけれど、お金に困らなくなる。
お金を使っても、また入ってくるから不思議だ。
  (これは本当です。経験談です)
伊藤博文や、聖徳太子で試したことはない。 試さなくても、板垣退助で充分だったから。

聖徳太子が、1万数千円で売買されるのは100年先だろうか。