コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

秋期研修会 4回目

2006-10-20 01:40:33 | エンカウンターグループ
火曜日のエンカウンターグループ、参加はしたのですが疲労がピークに達しており、そこに居るだけの感じでした。
本来身体を休めるはずの週末に急ぎの仕事が入ったため、土日をつぶし、さらに朝から夜中3時ごろまで機械を動かし続けないと間に合わない仕事。やっと、火曜日の午前に仕上げ、出荷してほっとした状態での参加でした。

少し遅れてこられた方もいましたが、秋期でははじめての全員参加。嬉しいですね。

前々回の「感情を押さえてしまう」ということと、前回の「相手に伝えたい気持ち」の二つのテーマが再び皆の前に出され、行きつ戻りつそれらの話題を共有しながらすすんでいった感じです。

私自身は、聞いてはいるのですが、「発言しよう!」というものも起こらず、しかし輪には入っている感じでした。

しかし、聞くというのは非常にエネルギーの要ることで、一対一のミニカンならば少ないエネルギーでも沸き起こして聞こうとする態度になるのですが、自分が中心にならなくても流れていくエンカウンターではそこに無理をしない私が居ました。

実は、ここに深い意味を感じていまして、以前なら「そんな引いてる感じではダメだ」とか「もっと聞かないと相手に悪い」=「悪く思われたくない」という気持ちに支配されているのが私でした。それが「一生懸命聞いていない」自分でもOKとしている。新たな境地を感じていました。またグループに参加したら、この辺をふり返って味わえるかもしれません。

この脱力しながら参加する心地よさで少し元気になったのかもしれませんが、このエンカウンターの後に知人から「よければ話を聞いて欲しい」という依頼を受け、そちらはいい感じで聞けていたように思います。「疲れた身体を鞭打って」という感じは微塵もなく、自然な感じで聞かせてもらえたなと。