箸休め 断捨離候補１ ＤＣブランド

最近、カミサンが断捨離に凝っていて？
暇を見つけてはトランクルームや押し入れ、書庫などを整理しています

予想通り、収集癖のある私にまで被害が及んできて
「これいる？」「もういらないよね？」と聞いてきます。

確かに、そういうものって使ったり見たりすることが無くて
私から見ても不要のものが多い！

近未来の断捨離に備えて記録しておこうと…



さて、私は10代のころに凝ったのが「DCブランド」でした。
DCブランド知らない人もいるかと思います。
「デザイナーズ・キャラクターブランド」の略です。（詳しくはwikiを　笑）


私が行き初めたころのトップブランドは、「MEN'S BIGI」「COMME des GARCONS　homme」「monsieur NICOLE」「ISSEY MIYAKE」「Y's」らで、そのどう見ても180㎝以上する外人モデルの着こなしに、自分ムリムリ！と悟っていたものです(((ｕдｕ*)ｩﾝｩﾝ

それでも私はお金もないのに、スタイルも良くないのに
ディスコ狂いの友人の影響でファッションに目覚めました
髪はもみあげ無しのテクノカットだったです



ちなみにこちらは昭和62年に発刊された「さっぽろタウン情報」の別冊です




表紙裏が時代を物語ります。




当時は裏参道が注目でしたね


裏表紙は札幌発のブランド　ハッシングループ。


こんな特集も


中心部と裏参道のマップです。
長崎屋、金市館、三愛、ＹＥＳ、ダイエーとか懐かしすぎます


裏参道　シュネムやトマトムーンが懐かしい。






主に行っていたのが「4丁目プラザ」と「パルコ」
まぁこの時代の服好きは、ほとんどこちらでしょうねぇ







最初のお気に入りは「4プラ」の7階、「自由市場」と言われていました。いつ行ってもたくさんの人がいましたね～
そこは数坪単位の小さなお店の集合体で、当初は中古レコード屋さんによく行っていました（なんて店だったかなぁ）

そのすぐそばにあったお店だったと思います。

＜Boogie Boy＞
すごく派手な服がディスプレイされていた覚えがあって
なんとなく一着購入してみました。確かトレーナーだったと思います。
リバーシブルのトレーナーで表が赤、裏が紫という中々の？代物です
2着目は紫のブルゾンを購入しました。
これを着て職場に行っていましたが、みんなの反応は良くなかったと記憶…





どちらも
＜arrston volaju　アーストンボラージュ＞
というブランドです。おそらく自由市場でブランドを扱っていたのはここだけ？
当時は若く派手好きな人が着る印象のブランドでした。

そして小樽にもarrston volajuを扱う店があると聞いて遠征しました。

＜北陽館＞
花園銀座通りの鉄道高架下にあった気がします。
こちらも小さなお店だったけど小樽では＜JUN＞以外にはこちらしか、お洒落ブランドを扱っているお店はなかったと思いますよ







arrston volajuの派手さに飽きてきたころに、あるお店に出会いました。
札幌から帰省するときに冬物ジャケットを着て帰ろうとパルコ5階の＜ニッセン＞というお店に行きました。

カジュアル一辺倒だった私に店員さん（マヌカンって言ったっけ？）が一式そろえてくれたのです
お洒落でシックな装いを期待したのだけど、その人が揃えたのはブルー系の落ち着いたプリントシャツ、グレー系だけどちょこちょこ色んな色が入った毛のジャケット、ストライプネクタイ、コーデュロイパンツだったと思います。

これも派手だなと思いながらも店員さんの勢いに負けて全部購入して帰省しました。
それから＜ニッセン＞と担当のTさんとの付き合いが始まりました

その一式はほぼ＜PASHU　パシュ＞というブランドでした。

このブランドはとても個性的で、魅せられましたね。
それからの私は、給料、ボーナスを＜PASHU＞につぎ込むことになります。
パルコ→ニッセン→Tさん→PASHUという流れが出来上がったのです。










タグも取ってありました👍











１万円台はパンツですね


２万円台はブルゾンと


パンツと　9,800円はマフラー、4,800円はＴシャツ


ブルゾンやパンツ、Ｔシャツですね


小物のソックスとか


ブルゾンやセーター


30年以上前のものが断捨離出来なくてタンスのこやしです(;^_^A

マフラーは今でも使っていますｗ




セーターはまだ着れそう




アルパカを使用しているんです





当時のPASHUは何といっても「襟なし」に個性がありました
シャツでもブルゾンでもコートでも襟なしばかり購入し
ある時には「幼稚園児みたい！」と笑われたこともあります…





ポケットが多いこのブルゾンはかなり着ました





襟なしといえばこのプリントシャツも好きだったなぁ


今は黄ばんで着れません


なぜ、着れないものを捨てないのかと言われても捨てることが出来ません




良く見ると「forever john lennon」と書いています　デザイナーの細川さんはジョンが好きだった？


上から下まで＜PASHU＞だけどショップバッグは＜BA-THU＞笑


だらしない恰好です　パンツは流行ったジョッパーズですね



　

このシャツは雑誌での広告で欲しくなりました。
当時の男性用ファッション誌といえば「男子専科 dansen」です　こんな別冊を購入しています。


これですね


他にも欲しかったなぁ







襟なしはブルゾン系を多く購入しました
これもかなり着ましたね

木のボタンも気に入りました。

隣はカミサンです　寒かったのでカミサンに着せました　私はシャツ、ジャケット、パンツが＜PASHU＞です



Ｔシャツ、トレーナーも1枚づつ残っていました






これも黄ばみがひどい💦





現物は残っていないけど、好きで何度も着ていた服は写真にも残っています。
ほとんどの写真は18～21歳くらいまでで、結婚もしたのでお金が自由にならなくなりました(￣ｍ￣〃)

この開襟シャツは大好きでした。


肩とポケットの黒いラインが好きで

定山渓のホテル鹿の湯にて


結婚式二次会？

毛のジャケットは、初めて購入した＜PASHU＞でした


パシュには珍しい明るいチェックのシャツも着倒してダメにした



パンツは特に多く購入したけど1本も残っていません
原因は「ウエスト」の増加です。



とにかく管理が悪くダメにしてしまいました。
今思えば服が可哀そうだったな





当時ニッセンは＜ABA-HOUSE　アバハウス＞というブランドも扱っており
数点購入しました。

覚えているのは毛のベストと長めの黒ジャンパーですね
特にベストは冬によく着ていました
ショップバッグも大型で紙質も強いので持ち歩きに使い　すでに破れそうです。
（当時はショップバッグにウォークマン、ドライヤー、財布などを入れていました）











ABA-HOUSEが直営店をオープンしたのでニッセンから抜けてからだと思いますが
＜MEN'S TENORAS＞というブランドでプリントシャツを1枚購入しました
このブランドは当時、俳優の柴田恭兵さんが愛用していることで有名になった記憶があります













独身時代は９畳一間、家賃15,000円のアパートに住んでいました。


ニッセンではPASHUをメインにABA-HOUSE、MEN'S TENORAS、GNOME、LINEA FRESCAなどを購入しましたね



同じパルコの5階には＜バロン＞というお店がありました。
前記の友人はこの店のお得意様です　扱っていた主なブランドは＜COMME des GARCONS＞と＜MEN'S MELROSE＞だったと思います。
私もここで2着ほど購入しました。

唯一のCOMME des GARCONSはチェックのシャツでこれも良く着ましたね







MEN'S MELROSEは、こちらでシャツを、
当時、南大通り西1にあった「マルサ」のMEN'S BIGIでセーターを購入しました。
ちなみにセーターは社員寮で盗まれました😡

ニッセンとバロンは扱い品から見てもライバル同士だったのでしょう
ニッセンで教えてもらったPASHUの着こなしをバロンの店員さんに否定されたからｗｗｗ




DCブランドが、さらにブーム化されてくると次々と新しいブランドや
それまで本州でしか販売していなかったブランド、ショップなどがたくさん出来ました。

＜MEN'S BA-TSU＞が入っていたビルは忘れました（エイト？コスモ？）
そのロゴが気に入り、ロゴTシャツ、シャツ、パンツなんかを購入した気がします。





ショップバッグはよれよれになるまで使いました








支笏湖のキャンプ場ログハウスにて




いい服を着ても恰好良くないので、カジュアルなブランドも好きでした。
＜45r.p.m.＞は可愛いファッションブランドのイメージでトートバッグやBOY‘Sのシャツを購入しました。
まだ10代でしたからねｗ　シミなどで処分する時に撮影しました。





名残惜しくタグだけ切り取っていたのです。



＜MEN'S FRANDLE　メンズフランドル＞も少年が着て似合うようなブランドでした。
札幌に直営店がビルの1階にオープンしたときにシャツを購入しています。









またMEN'S FRANDLEの兄貴分といっていいようなグループブランドで
＜CECILE BEATON セシルビートン＞というブランドショップもフランドルの2階にオープンし麻のジャケットを購入しました。当時は少し大きかったけど色と裏地が好きで購入しましたね。









30年以上前のジャケットです。



ジャケットといえば＜PAZZO＞というブランドでブレザーを購入しました
こちらも30年以上前のですが、つい4年前にも着ましたよ！

















オリジナルのボタンとかいいですね



＜SUIVI homme　スイヴィオム＞は丸井さんの1階に新しく入った時にジーンズ生地のパンツを1本購入しました。







好きなパンツだったけど、ウェストが入らなくなりお別れです…




＜Yin&Yang＞はもうDCブランド購入の終末ころに長財布と小銭入れを購入しました。
お気に入りでかなり使用したのでボロボロです。








服は購入しなかったけど思い出に残るブランドでした。




札幌発の発信グループの店舗「流行屋」でもコートを購入です
だらんとした長いコートが欲しかったのです。


カミサンと雪祭りですね　コートとマフラーが流行屋で、シャツがCOMME des GARCONS　homme、セーターがPASHUと
バラバラで笑えます。




他にも購入しましたがバーゲン品などもあり、あまり覚えていません。










カミサンはDCブランドに一切興味が無かった人で
それでも誕生日やクリスマスにはいくつかプレゼントしました。服のプレゼントは難しいです。
PEYTONPLACEのロゴスタジャン、ISのブルゾン、カーディガンとかかな。












わずか3年間くらいの購入だったと思います。
給料日前にはお金が無くてカップ麺ばかり食べていた月もありましたし
せっかく出たボーナスが、残らず支払いに廻ったこともありました。
借金をしたことが無いのがせめてものですね。

終焉は結婚ですね～20歳そこそこで結婚したので、こんなものを買う余裕などなかったのです。
たまのバーゲンセールでパンツの1本でも購入したり
本が出版されたら見て楽しんでいましたねぇ

DCブランドブーム自体も消え去り、バブル期の豪華なファッションブランドが目立つようになると一気に熱は冷めました。


それにしても断捨離候補ＮＯ１の服をよく持っていたなとｗ　

ショッピングバッグやタグはかさばらないけど、服と本はピンチ！
でも、なんだかんだ言っても優しいカミサンに期待します♪～(´ε｀　)



断捨離

続く…（続かないかｗ）