呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

呉ストーリーテリング研究会で紙芝居

2023年04月12日 | 紙芝居
呉ストーリーテリング研究会のお楽しみ会がありました。
おはなしに関するものなら、
ストーリーテリング、絵本、紙芝居、ブックトーク、わらべ歌、人形劇、何でもOKで披露します。

紙芝居は2作品ありました。
①紙芝居『うぐいすのホー』
    脚本 杉浦宏 絵 松成真理子
    (童心社)2005年
今年は桜が咲くのが早かったけれど、うぐいすの鳴き声は聴こえていますね。
桜の花の蜜を鳥達が飲んで、ついばんだ花がハラハラと散るなんて、この紙芝居に出会う10年前まで知らなかった。
最後の場面の桜舞い散る美しさに、春の歓びを感じる紙芝居です🌸🌸🌸🌸

 


②紙芝居『ねこはしる』
    脚本 工藤直子 絵 ほてはまたかし 
    (鈴木出版)2005年  24場面
詩集『のはらうた』で有名な工藤直子さんの著書『ねこはしる』を紙芝居にしたものです。
中峠さんの大好きな紙芝居だそうです。
文学的な紙芝居の出版が難しいとされていますが、観ている人達が前のめりになる、ドラマチックで見応えある紙芝居でした。
見終わった後も皆さん余韻に浸り、紙芝居って凄いですねと、口々に感動を述べられました。
ミュージカルや人形劇にもなった作品なんですね。
ぜひ高学年から大人に観てもらえる機会があると嬉しいです。