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Tsukuba Scientific, Bridge Seminar

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Kのアンダーリードはタブーだった!?

2011年11月20日 | Weblog
私を含めて,Kのアンダーリード(その下の4thベストなどをリードすること)を極力避ける習慣を保っている人が,珍奇な眼差しで見られる時代のようです.

現代ではもうこれに関する文献を探すのは難しいのですが,前トピックのコメントに僅かながら痕跡を引用してあります.

しかし,ネットで簡単に見つかったOL(オープニング・リード)の議論の次の3例を見ると,今でもKのアンダーリードはすべきでないと信じて居る人が結構居て,現代の教師達が,一所懸命それを正そうとしている様子が窺えます.

Kのアンダーリードをしてはならないという旧いルールもまた間違いである.Copyright 2011 by Rich Waugh

K753  Kのアンダーリードはアグレッシブだがタブーではない.水曜ゲーム.コム

記事の年度は不明だが,サイトは2006年からの資料集を持ち,2011年11月2日に更新されている.

(パートナーをサポートしていない場合のOL)
6)4枚以上のスーツの4thベスト.(そう,Kのアンダーリードでもせよ.しかしスーツ・コントラクトにAのアンダーリードをするな.)
LaFetra Bridge Club
2011年9月更新.

後世になると,いろいろな事の歴史は分からなくなるものだということの一例ですね.

なおについては面白い先が有ります.スラムにはアグレッシブなディフェンスをせよというのです.これで,Kのアンダーリードが,始めはスラムに対して,タブーを破って行われるようになり,幾星霜を経て,フツーのコントラクトでも使われるようになったという見方が裏付けられます.記述としては一見逆ですが,進歩した後での理論的な物の表現は概ねこうなるものです.

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