今回は、両バルの競り合いだったBD4の他に、無競争オークションだったと見られるプレシジョン・ペアの失ゲームが、これ又バルで2つ有り、それでも21 IMP失って居るから、完敗と言うか圧敗と言うか、
( どっちが敗北感が強い言葉だろうねえ❓ 前者は結果としての事実を、後者は力量差を匂わせる❓ )
起こった事柄は明らかです。
しかし、これには、プレシジョン側にとって不運な日だった一面も垣間見えます。
- それぞれのHCPは、BD4が15-7で計22。BD13が14-9で計23。BD16が17-5で計22。
- この中国版のシンプリファイド・プレシジョン🗡の運用の判断で、一番難しい部分のようでもある。
- そして全部外れた。
これに対して、
- 相手チームは、真に強かったのか、強気が当たっただけなのか❓
- ビッド技術的なことは、詳しく検討すべき。
- なお別対戦の結果は
⑴ BD13: 2S/W/6 と 3D/W/6 で前者の2IMP。コンピューターではどちらも5メイク。
⑵ BD16 : 2S/W/4 と 4S/W/4 で後者の10 IMP。コンピューターでも4メイク。
と、やはりゲームビッドしなかったケースが目立ち、相場を認識させる。
🗡 このミニマル(最小)プレシジョンと呼ぶべきシステムは、中国本土の大学で行われて居たものとされるが、つくばには他に酷似した版を使用していた宮崎夫妻ペアが居られた。しかし後者の来歴は全く分からない。
五月に一時帰日される南雲さんが、近頃御夫君(米プロ)とはシンプリファイド・プレシジョンで組まれるそうで、そのシステムと摺り合わせて現代化したいところ。