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Tsukuba Scientific, Bridge Seminar

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つくばオープン及びメジャーⅠリーグ初戦⑵

2023年05月22日 | ブリッジ
次のNのスラムビッドは、シンプリファイド・プレシジョンとしては、「普通」の範囲を超えるものやも知れませぬ。(➡︎ハンド

BD22  E-Wバル Eディール 

コンピューターでは、N-SはNT、❤️、♣️とも7メイクする。実際にもそうだった。

プレシジョンでは、無競争で、S(五十嵐, S)ーN(杜)で、

   1H   ー 4NT
           5C   ー 6H

相手方が4Hで止まったため、11 IMP。

BD22の別の二つの対戦では、それぞれ一方のチームが7C/N、6H/S/7で、14 IMP、11 IMPずつ取った。
  • 前者<瀬山M>は17.58の圧勝だったから、このグランドスラムどころか、スラムを逸したとて、(💎アリス同様に)大勢に影響は無かった。
  • しかし後者<サブマリン>は、4 IMP差で10.99の辛勝だったから、このスラムビッドをしなければ負けていた。
(その他のスラムハンドについては後述)

SA(スタンダード・アメリカン)のビッドは、無競争としてSから

   1H   ー  2NT❶
           4H   ー  4NT❷
           5C   ー  6H

❶ ジャコビー2NT
❷   ♦️がトップ2ルーザーだから、RKCは禁忌。しかし7コントロールも有るし、♦️Aceが無くとも、5Hは♣️か♦️に他に1ルーザーが出なければ、OKだから、確率50%(⁉️)として敢行しても良いやも知れませぬ。

ハミルトン戦略から見ると、このスラムトライをすべきかどうかは、スレスレの判断です。どちらかと言えば無理しない方が良いということになります。但し、リーグ戦でなくて一回限りの勝負ならば、劣勢だったらチャレンジすべきでしょう。
  その逆に、勝ちが確実なら、相手を再起不能にするために、ダメ押しの得点を狙うことも大切な心得だよ。
 ナルホド。それがリーグのチームと言うわけか。

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