第42回スプリンターズステークス(5日・中山11R1200メートル芝16頭、G1)は、1番人気のスリープレスナイト(上村洋行騎乗)が1分8秒0でG1初制覇し、1着賞金9500万円を獲得した。1馬身1/4差の2着は2番人気のキンシャサノキセキ、3着には6番人気のビービーガルダンが入った。払戻金は単勝が240円、枠連は(7)―(8)で560円。馬連は(14)―(15)で790円、馬単は(14)―(15)で1300円。3連複は(13)―(14)―(15)で1680円、3連単は(14)―(15)―(13)で5530円。ワイドは(14)―(15)が310円、(13)―(14)が460円、(13)―(15)が730円。
秋の短距離王に輝いたスリープレスナイト。「スピードとパワーを兼ね備えた馬。最高のパートナーです」と上村騎手。自身もデビューから17年目でのG1初制覇を飾り、感無量の面持ち。
目の病気で騎手生命を危ぶまれながら、4回の手術を乗り越えて復帰した苦労人でもある。「ずっと僕を起用してくれた橋口先生の誕生日にG1を勝てて、恩返しができた」。63歳になった橋口調教師も満足そうで「香港スプリントが頭の中にある。ダートもこなすからドバイも考えたい」と海外に目を向けていた。 (スポニチ)
【スプリンターズSの勝因敗因】良馬場で1分8秒0の勝ち時計は内側の馬場が多少荒れていることを考慮しても平凡。G1にしては緩い流れだったのは明らかで、前々に位置していなければ厳しい展開。しかもこの形だと馬群が固まるため、内枠の馬はごちゃついてスムーズに走れなかった。外枠で抜群のスタート、好位につけたスリープレスナイトにとっては理想的だった。
馬の能力を信じて冷静に乗った上村の手綱さばきも称賛されるが、勝負を決めたのは直線でキンシャサノキセキを一瞬で突き放した瞬発力。あえて勝因を1つだけに絞れば、力が違った。このメンバーでは性能が1頭だけ抜けていたとみるべきだろう。スプリント界に揺るぎない新王者の誕生だ。
2着キンシャサノキセキは完全な力負け。今後の伸びしろという意味では、内から伸びて見せ場十分だった5着の3歳馬アポロドルチェを挙げておきたい。(鳥谷越明)
上村、G1初制覇か~、意外だな
しかし馬場が悪いとはいえスリープレスナイトの瞬発力はすばらしい
ジョリーダンスはダメだったか~
短距離界は相変わらず群雄割拠で面白いね
秋の短距離王に輝いたスリープレスナイト。「スピードとパワーを兼ね備えた馬。最高のパートナーです」と上村騎手。自身もデビューから17年目でのG1初制覇を飾り、感無量の面持ち。
目の病気で騎手生命を危ぶまれながら、4回の手術を乗り越えて復帰した苦労人でもある。「ずっと僕を起用してくれた橋口先生の誕生日にG1を勝てて、恩返しができた」。63歳になった橋口調教師も満足そうで「香港スプリントが頭の中にある。ダートもこなすからドバイも考えたい」と海外に目を向けていた。 (スポニチ)
【スプリンターズSの勝因敗因】良馬場で1分8秒0の勝ち時計は内側の馬場が多少荒れていることを考慮しても平凡。G1にしては緩い流れだったのは明らかで、前々に位置していなければ厳しい展開。しかもこの形だと馬群が固まるため、内枠の馬はごちゃついてスムーズに走れなかった。外枠で抜群のスタート、好位につけたスリープレスナイトにとっては理想的だった。
馬の能力を信じて冷静に乗った上村の手綱さばきも称賛されるが、勝負を決めたのは直線でキンシャサノキセキを一瞬で突き放した瞬発力。あえて勝因を1つだけに絞れば、力が違った。このメンバーでは性能が1頭だけ抜けていたとみるべきだろう。スプリント界に揺るぎない新王者の誕生だ。
2着キンシャサノキセキは完全な力負け。今後の伸びしろという意味では、内から伸びて見せ場十分だった5着の3歳馬アポロドルチェを挙げておきたい。(鳥谷越明)
上村、G1初制覇か~、意外だな
しかし馬場が悪いとはいえスリープレスナイトの瞬発力はすばらしい
ジョリーダンスはダメだったか~
短距離界は相変わらず群雄割拠で面白いね