20日午前2時35分頃、横浜市西区のマンションの一室で、20歳代の男性から「友人が倒れて息をしていない」と119番があった。
救急隊員が駆けつけたところ、同区の無職男性(26)が倒れており、病院に搬送されたが、死亡が確認された。男性は「脱法ハーブ」とみられる植物片を吸引後に意識を失ったといい、神奈川県警が死因や植物片の成分を調べている。
県警の発表によると、無職男性は同日午前1時頃からこの部屋に住むアルバイト男性(26)ら友人3人と飲酒した後、植物片をキセルに詰め、火をつけて吸引。その後、嘔吐(おうと)するなどし、意識を失ったという。ハーブはアルバイト男性が同区内のハーブ店で数日前に購入していた。
神奈川県によると、同県内で脱法ハーブの販売店は16店舗が確認されている。
(2012年4月21日 読売新聞)
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