TROPICAL PARADISE BRAZIL!!!

ブラジルでの体験談等を紹介。国際結婚、永住権、不動産、自動車免許、料理、

ブラジル(ナタウ) バス事故 

2009年07月18日 21時20分44秒 | ブラジルの警察、交通、車、自動車免許
Alternativo desliza na estrada da Redinha e cai em mangue

Uma ocorrência de trânsito quase terminou em tragédia na tarde desta segunda, na avenida João Medeiros Filho (estrada da Redinha), na Zona Norte.

O transporte alternativo de número 66 e placas IMA - 5972, que faz a linha Natal-Santa Rita, deslizou na pista da Avenida e acabou caindo no mangue.

De acordo com informações do condutor do veículo, que não quis revelar o nome, estava chovendo e outro veículo teria o trancado. Devido à quantidade de água no asfalto, o carro deslizou e saiu da pista, somente indo parar no mangue.

Apesar da gravidade do acidente, nenhum dos passageiros e o próprio condutor ficou ferido. O outro suposto veículo envolvido seguiu caminho.


その日、私達は、車を板金塗装に出す為、帰りは珍しくバスに乗って帰ることに。。。
“いやあ、たまには、運転をもせず、のんびりバスに乗って人間観察するのもいいねえ!
何て言いながら。。

ブラジルには、会社経営の大型バス、そして個人営業のコレクティーボ(小型バス)があります。

今回、コレクティーボが先に来たので早速コレクティーボに乗った。乗客は約8人から10人程。それぞれバラバラに座っていた。外は雨が降ったり止んだりと。。。

途中、(私はちょっとうつろうつろしてた。。)旦那や後ろの乗客から、“ヒィヤー!!ワー!ってちょっと嗚咽のようなぞくっとするような声が。。。

え?何?って思った私は何気に顔をあげ、前を見てみると。。。。コレクティーボが左へ大きく車線変更をしているではないか!それも、バスがスケートでもする様に。。。そして、今度は大きく右へ。。。。その度に、車内からは、悲鳴が。。。

話を元に戻すと。。。
この道は2車線の真っ直ぐな道路。このコレクティーボ、まあ80km/h位の速度で内側車線を走っていたんだが、後ろから来た車が追い越しをかけてきた為、慌てて、外側車線へと車線変更した

(こっちの人ってさぁ、パッシングとか、クラクション鳴らしてあおるの好きだし、ベタ付けだし、で、あおられた方も、必死ですぐキュッって車線変更しようとするんだ。)

そう、そして後ろの車が追い越しをかけ、コレクティーボを追い越す時に、コレクティーボは揺れた。。。もう少しでその車に接触するところだったらしい。そこから、悲鳴が始まったのだ

当たるまいと、ハンドルを切ったコレクティーボの運転手。ここから、スケート場での走りとなった。。
約100m、150mくらいだろうか、左、右と大きく蛇行し、右へ最後蛇行した時に、このまま茂みへ!!!!
ってところで、この運転手、右に大きくハンドルを切ってしまった!!!(きっと、この運転手、前に突っ込むのが怖かったんだろうね。。)
すると、そのまま180度グワーンと前後し、後ろ向きのまま走り出し、斜め左後ろから、茂みの中へ突っ込んでいった。。。窓ガラスが一斉に割れた。。。


これがその新聞に載った写真。


旦那はその突っ込んだ方の左窓際に座っていた。私は通路側。180度回転した時に旦那はうずくまってしまった!私は、ずーっと一部始終を何故か冷静に見ていたのだ

“あ、ハンドル切った。こっちから突っ込むなぁ。”
“あ、でも、右手に人はいないし、物も無いから、こっちに落ちてきてぶつかることはないな。。。”
“あ!でも、旦那の方がやばい!木が飛び出してくるかもしれないし、ガラスが飛び散るかも!あ!もう!!(旦那はうずくまったはいいものの、頭が隠れていない!)こりゃ、守らねば!”って思わず、自分の左腕を旦那の頭に置いた。

てな感じでね。

止まった時も、後ろから、プシューっと、ガスが漏れ出した。
“こりゃいかん!2時災害にもなり兼ねん!”
と、
“サア!皆さんここから出ましょう!!!!と一声をかけたくらい。。。それでみんなすぐさま従って動き出した

うずくまっていた旦那も“ん???”と起き上がり。。

最初に私が外に出た。すると。。。。
来たぁ!!ブラジル人のお節介気質が!!

ブラジル人は人懐っこく、笑顔も耐えません。とても人助けをするし、いいんですが、反面、超でべそが多く、物事を冷静に見れず、何でもかんでも首を突っ込もうとする大馬鹿もかなりいるのだ。)

みんな出ろうとしているのに、このお節介で、超巨漢の男は、出口に立ち塞ぎ
“みんな大丈夫か!!!誰も怪我はしてないのか?”と。。。

バスからまだ出れていない(旦那も含めて)乗客達は“いいから抜け!”と言い出した。
そんな言葉も耳にせず、状況もろくに知ろうともしない巨漢でべそ男は、尚も出口を馬鹿でかい身体で塞ぎ
“あ、大丈夫そうだな!”等と抜かしておる!みんな外に出たいのである!

私も、旦那と乗客の救出の為に、必死にこの巨漢デブでべそ男の後ろのズボンのベルトを必死で引っ張った!旦那に手を伸ばした!

“抜け、この巨漢デベソめ!!!”
(片手にまだコレクティーボに払う小銭を握り締めたまま。。)
すると、コレクティーボのアシスタントをする子もバスの内側から、必死にその巨漢デベソ男を押しぬけようとしてくれているではないか!そうだ!みんなでコイツを抜けるんだ!!

と思うや、その子こっちに必死に手を伸ばしてきた。その子の目線を追うと。。。。。私の握りこぶしを見ている。。。。思わず、私の手も彼女の方へ伸び。。。開いた。。。。

そうこの子は私が必死に運賃を払おうとしていると思ったらしく、必死に私の手の中にあるお金を受け取ろうとしていたのであーる。。。。

パニックやショックというものは、時に脳回路を可笑しくする。。。

その後、10分後位に、次のバスが通りかかり、それにみんな乗った。で、支払いをした時に、
“え???何で私はあのコレクティーボに払ったんだい??普通、返金やろ??”と我に返り、可笑しくなって笑ったのである。。。

幸い、蛇行中、車にも歩行者にも接触せず、反対車線に飛び出ることもなく、電柱にぶつかる事もなく、実は、横は大きな川になっていたんだけど、マングローブが沢山茂っていたお陰で、それがクッションとなり、打撃も少なく、川に落ちる事も無かったのだ。全てが良い方向となったのである。
ま、絶叫マシーンの大嫌いな旦那は、
“あー!ジェットコースターみたいにグルグルと早くて、あっ!っていう間に倒れたね。思わず顔を伏せたけど、君が出ろって言ったときは、川に沈んでいっているんだ!って思ったよ。。”だってぇ。。

ま、無事で何よりでした。皆さん、ブラジルバスに乗ったときは、注意してね。Eminha

この話は、7月14日、事故に会ったその日のLOVE FMで話しましたよぉ。