好きなもの ほしいもの。モノには色々な物語があると思っています。
(写真は毎日使っている市原平兵衞商店のお箸です)
まずはお箸から



神戸は今日、梅雨入りしたとのニュースがありました。
少し前から気温が高く、山に登るとまるで夏のような日差し。それでも空気はからっとしていて、夏とは違う爽やかな風を感じる事ができました。でもここ最近は湿気が高くなってきたような気がします。しばらくはこんな感じのお天気が続くのでしょうね。

こういう季節になると見た目に爽やかなものが欲しくなります。
甘いものが好きな我が家は、この機会に涼しそうなお菓子を色々楽しんでいます。

今回紹介するのは、この季節の我が家の定番のお菓子。
藤江屋分大の「うす雲」 です。



うす雲、いわゆるうす皮饅頭です。
うす皮饅頭といえば名古屋の山本屋のものが有名らしいですね。餡が透けて見える程の薄い皮に餡が包まれているところはよく似ています。
餡が主役のところはきんつばと似ていますが、きんつばよりもしっとり、もっちりとしています。その感触が餡とうまくマッチしていて、餡好きにはたまらないお菓子です。

ところで
餡が好きな人と、それ程でも無い人とは饅頭の好みが異なるように思います。
私の妹はあまり餡が好きでないタイプ。(姉妹なのに何故?) なので饅頭は皮がふかふかとした厚めなものが好きらしい。群馬名物の焼きまんじゅうはいわゆる饅頭の皮の部分だけなので、彼女が焼きまんじゅうを好きなのもうなづけます。
一方私は餡が大 (のダブル位) 好きなので、饅頭の主役は餡!
なのでこういう饅頭は好みなのです。



分大は 「明石もなか」「分大の水ようかん」 の記事で紹介してきた、我が家のお気に入りのお店です。地味だけれどじんわりと美味しいお菓子を作っているお店です。
分大は餡が美味しいと思います。
なのでこのうす雲はまさに分大の本領発揮、といったお菓子なのかもしれません。

藤江屋分大
焼きまんじゅう (Wikipedia)


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