偉大なる詩人

ボサノヴァの偉大なる詩人、ヴィニシウス・ヂ・モライスの音楽人生をまとめた映画を朝一番で観に行ってきました。
せっかくだったら、一番に行ってやろうと、相変わらず「？」な考えでの行動です(苦笑)。
ヴィニシウスという方はブラジルの有名な詩人であり、「イパネマの娘」や「想いあふれて」等のボサノヴァの名曲を作詞した方であり、彼がいなければボサノヴァは成立しなかったと言っても過言ではありませんし、ＰＡＳＳＥＩＯは誕生しなかったのです！（これは大げさでした(汗)。）
非常に素晴らしい詩を書いた詩人なのでしたが、実はブラジルの外交官であったり、ウイスキー好きの酒豪であったり、なんと９回も結婚したり(驚！)という、ある意味めちゃくちゃといいますか、さすが芸術家、才能がある人は違うと思わずにいられませんでした。
しかし、そんな彼に対して、作品の中でインタビューに受けていた人は誰一人、彼に否定的な意見を言っていなかったのです。その点も私には印象に残りました。
ボサノヴァをかじらせてもらっている者ですが、彼のような素晴らしい詩を書けるとは到底考えられませんし、９回も結婚なんて…（１回も出来ていないのにねぇ(悲涙)）ですが、せめてこれからは、他人から否定される事の無い人生を歩みたいと思うのでした。
でも、９回も結婚、それも自分よりもかなり若い女性ととは、もの凄く魅力のある方だったのでしょう。
その部分は、ほんの少しでもあやかりたいものです。ねぇ（苦笑）。