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よく文字化けしたのを見かける地名

2012-12-18 | Weblog
 文字化けは、Shift JIS(日本生まれの文字コード)の文字コードとUnicode(国際規格だが後発のためまだこれに統一されていない)の文字コードとを相互に変換するときに起きるらしい。

 詳しくは、Wikipediaのこれを参照。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/Shift_JIS

 文字化けは、機械的に作成されている三流の広告ウェブサイトでよく見かけます。

 文字に責任はないとしても、商売されている人は、いわゆる「ダメ文字」が含まれない屋号、観光施設名にすることをお勧めします。

 特に多いのが、地名にダメ文字が含まれているケース。

 以下に一例を。「表」は文章に多用されますが固有名詞に使用されるケースは少ないです。しかし、「十」、「能」が含まれる地名は多く、困ったものです。

新薯テ川町
 ↓
新十津川町

泊繼ホ 泊緕s
 ↓
能代 能代市

助カ字町
 ↓
十文字町

序a田市
 ↓
十和田市

飯博s
 ↓
飯能市

藷ャ市
 ↓
十日町市

箔o半島
 ↓
能登半島

粕・S
 ↓
能美郡

箔s町
 ↓
能都町


例えば「藷ャ市」で検索すると、いろいろヒットします(笑)。

道南バスの時刻表 (登別市民プールに行くときのための)

2012-11-26 | Weblog
 北海道の道南バス。



 諸般の事情で今回はレンタカーが使えず、冒頭のバスを使って登別市民プールに行くことになりました。

 しかしこのホームページの時刻表がわかりにくくて困った!
http://donanbus.co.jp/kougai/index1.html

 上のページの時刻表の室蘭港-登別温泉は、経由地と掲載バス停が大雑把すぎて、目的地を通るのか通らないのかがはっきりしない。というのも、若草経由のバス(東室蘭駅を経由する)が全く掲載されていないからです。

 と困っていましたが、いろいろ探したらありました。pdfの時刻表のほうが分かりやすく、バス停もより多く網羅されている。これだと、地図と照合すれば、どの便がどのルートを通っているのかをだいたい把握できます。

 以下の直リンクを忘れないように覚えておくぞと。

道南バス 室蘭・登別・白老版
http://donanbus.co.jp/pdf/citybus/citybus.pdf

 これの「室蘭港 - 登別温泉」のバスの「富浦駅前」よりも室蘭側(西側)に「クリンクルセンター」というバス停があり、登別市民プールはすぐ前(西行きのバス停なら1分くらい、東行きのバス停なら0分くらい)です。

 なお、「室蘭港 - 登別温泉」のバスには、「国道経由」と「若草経由」の2パターンありますが、どちらも「クリンクルセンター」を経由します。

 以下はWEBページからリンクされているものと同じですが、ショートカット。

道南バス 千代の台線
室蘭港・東町ターミナル - 若山営業所前・幌別西口・資料館前・登別市民プール
平日 http://donanbus.co.jp/pdf/muroran_time/06.pdf
土休日 http://donanbus.co.jp/pdf/muroran_time/06o.pdf

 「登別市民プール」のバス停は「クリンクルセンター」とほとんど同じ場所にあります。

 「登別市民プール」のバス停はプール施設の敷地内、「クリンクルセンター」は国道上ですが、わずか数十メートルの距離です。



 にもかかわらず、系統が違うためか、同じバス会社でも違うバス停の名前になっています。ややこしい。

 ちなみに運賃は 登別温泉駅前 - クリンクルセンター 300円。


(このページの情報は、2012年11月時点のものです。)

新幹線車内のミュージックサービス(オーディオサービス)

2012-09-17 | Weblog
以前こちらこちらで書きました、東海道山陽新幹線の、車内FMラジオ放送とイヤホンジャックによるオーディオサービスですが、


(画像はちょっとしたイメージ。電車は新横浜駅、番組欄は「「ひととき」」より)

その後、JRの無線LAN紹介のウェブサイトで案内されるようになっているようです。

http://mi.n700portal.jr-central.co.jp/music/index.html
また、車内のドア上の電光掲示の案内も復活しているようです。

JR東海の車両ではミュージックサービス。JR西日本の車両ではオーディオサービス。
番組編成は、以前紹介したときから大きな変更はないようです。


周波数JR東海の車両 [Shinkansen Music Channel]JR西日本のN700系車両 [Audio Service]JR西日本の車両(N700系以外) [Audio Service]
76.0MHz1chClassic1chクラシック 名曲への誘い6chクラシック 名曲への誘い
76.6MHz2chJR Audio Special2chヒットソング5chヒットソング
77.5MHz3chArtist Collection3chザ・レールサウンド4chザ・レールサウンド
78.8MHz4chEnglish Conversation (JR・テキストいらずの英会話)4chやすらぎのベストセレクション3chやすらぎのベストセレクション
79.6MHz5chRadio (NHK第1)5chRadio (NHK第1)2chRadio (NHK第1)


周波数は車内のFMラジオ電波の、チャンネルはグリーン車(座席肘掛のイヤホンジャック)のものです。

番組内容はJR東海の車両とJR西日本の車両では異なります(諸説あり・汗)。

JR西日本の車両では、グリーン車のチャンネルがN700系とそれ以外の型の車両と異なります。番組内容は、JR西日本の車両ならば同じです。

偶数月の20日頃に番組が差し替えられるのは、現在もそのままのようです。

プール監視は警備会社でないとダメ?

2012-08-20 | Weblog
 ちょっとセンセーショナルでしたかね、このニュース。一部の地方公共団体にとっては。


(画像は本文とは関係ないちょっとしたイメージ。)

http://mainichi.jp/select/news/20120711k0000e040229000c.html

 大阪府泉南市立砂川小のプールで昨年7月に起きた男児の死亡事故を受け、警察庁が「プールの監視業務は警備業法上の警備業務に当たる」と各都道府県警や全国警備9件業協会(東京都)に通知したことが分かった。警察庁はこれまで、プールの監視が警備9件業務に当たるかどうか明確な見解を示していなかったが、今回の通知により、今後は警備9件業の未認定業者が業務を受注できなくなり、違反した場合は刑事罰が科される可能性もある。

 先月25日付で出された通知は「一般開放された同小のプール監視業務を未認定業者が受注し、監視員が不足していた」と指摘。その上で、監視業務について「事故が発生した場合には人命救助等を行うもので、警備業務に当たる」と明記し、認定業者に委託することで業務の適正化が期待されるとしている。

 警察庁は各都道府県警に対し、自治体からプール監視業務について問い合わせがあった際には今回の通知を伝えるよう指導。全国警備業協会には、契約で決まった監視員の人員確保を徹底するよう要請した。これを受け、各地の警備業協会は加盟する計約6500社に対し、適正な業務実施の徹底を呼びかけた。

(2012/7/11 毎日新聞)


 単に「プール安全管理者」や「水上安全法救助員資格」があるかどうかを要件にして業務委託を4月から行っていたプールのある市町村は、さぞ慌てているかもしれません。

 しかし、警察庁によると、業務委託ではなく指定管理者ならば、警備業でなくてもいいらしい。

http://www.police.pref.osaka.jp/08tetsuduki/keibi/pool.html

(抜粋)
 プール監視業務を、他人から委託を受けて、有償で行う場合には、認定が必要です。次のような場合には、警備業の認定は必要ありません。
プール監視業務を、プール管理者の職員が自ら行う場合
例:学校のプール監視を教師や事務員が行う場合、公園のプール監視を職員が行う場合等
プール監視業務を外部に委託しているが、ボランティアで行われる場合
例:学校のプール監視をPTAの役員、NPO法人等がボランティアで行う場合等
プール監視業務を、指定管理者制度により指定を受けた者が行う場合
例:公園のプール監視について指定管理者となった業者、NPO法人等が、監視員を採用して監視を行う場合等
(大阪府警 - 警察庁生活安全局生活安全企画課犯罪抑止対策室長発の連絡文書に沿った内容 後略)


 なるほど、要は事故防止(と事故が起こったとき)の責任を明確にすることを目的にしているらしい。

 かつてのふじみ野市(埼玉県)、そして今回の大阪府警管内の泉南市のプール事故では、いずれも委託先の業者と市との見苦しい責任の擦り付け合いがみられましたから

 前者は警備業だが清掃業へ監視業務を市に無断で丸投げしており、後者は警備業でなく廃棄物処理業で、監視要員を削って利益を確保しようとしていた。そのへんが責任が明確にならない要因と結論付けたのかもしれません。

 個人的にはフィットネス業でもいいし、清掃業でも安全や救命の何かしらの資格を持っていて、指導や人員配置が適切なら警備業に限らなくてもいいんですけどね。でも、何を持って適切と判断できるかというと難しい。そこで、プール監視は警備にあたるから警備業に、ということなのでしょう。

 夏季の学校プールの業務委託ならば、知られていない社名だけでは実態がわからない小規模な会社が請け負うことがあります。ここも大きいかも。警備業であれば、犯罪者や暴力団員がなることができない(公安委員会≒警察の目が届く)ので、少なくともその心配はないことが担保されます。

 同時に、無償で行われる場合は規制を掛けることが難しいと読み取りました。

 例えば渋谷区を例にとると、上原中学校温水プールではプール監視を業務委託しており、委託先は株式会社京王設備サービス。警備業で問題ないです。

 しかし、その他の大部分の温水プールは、第三セクターである株式会社渋谷サービス公社への委託(指定管理ではない)。で、その渋谷サービス公社は、警備業の認定を受けていたのか‥? それとも‥?。

 考えられる手としては、プール監視だけ区職員が自分でやる、アルバイトは区(教育委員会)が直接雇用して自ら指導する、監視業務をさらに警備業に再委託する(孫請け)などがありますが、さて。


京都市の余熱利用温水プール

2012-07-29 | Weblog

 京都市の「東温水プール」が今年度末で廃止だそうです。


 京都市は、東部クリーンセンター(伏見区)が2012年度末で休止することに伴い、隣接する「東余熱利用センター」の温水プールを廃止する方針を固めた。 ごみ焼却炉から出る余熱を利用しているが、休止後の熱源が確保できず、全面改修には多額の費用がかかるためだ。余熱センター内の醍醐図書館と老人保養センターは改修して継続する。
 (京都新聞)


 行ったことがあるのがかなり昔なのであんまり覚えていないですが、プールが金属板でできていて、ウォーキングをするとべこべこと音がする。水温が高く、おばちゃんたちが集団で水の中でじっとしている(入浴の感覚?)という印象です。

 廃止は残念です。でも夏場以外は仕事帰りに使えないプールなので、どうでもいいか。自前でボイラー炊くと相当なエネルギーを消費するし、そもそも焼却場がなくなれば、地元対策でプールを設置していた理由も消滅します。

 東温水プールが廃止となると、残る京都市の余熱利用温水プールは「やまごえ温水プール」となります。

 で、「やまごえ温水プール」で検索すると、自動販売機を勝手に設置したりとかセクハラで何人も退職しているとか、醜聞が多いですね。京都市の方は慣れっこなのかもしれませんけど。

 興味がある方は、「京都市環境局 不詳事 やまごえ温水プール」で検索してみてください。

 そこで見つけたのがこのサイト。静岡県の弁護士さんの。
 http://ik-law-office.ldblog.jp/archives/2310174.html

そこから引用します。
 【事案の概要】
 Y市は、Y市職員として京都市北部クリーンセンター関連施設プール管理運営協会事務局の事務所長の職にあったXを、以下の事実により懲戒免職処分とした。

(中略)
【裁判所の判断】
 懲戒免職処分を取り消す。

 てゆーか、Y市って伏字にしても、施設名が実名やったら意味ないやん‥。と思いながら読み進めてみますと、

 告発の手紙や証言があり多数の女性が辞めているが、セクハラ当事者の聴取を行っておらず、証拠としては弱い。

 さらに、勝手に自販機置いたり勝手に物品を販売してそれらの販売手数料をくすめても、それを職場の「福利厚生」に使って上司が黙認してるなら、クビはやりすぎだということのようです。

 懲戒免職処分が取り消されたということは、この職員も職場に復帰して、黙認してくれていた上司ともども、昔と同じように働いているんでしょうか。

スポーツ後におすすめの飲料は何か?

2012-07-05 | Weblog
 以前、NHKテレビの「ためしてガッテン」では、実験したうえで、牛乳をすすめていました。

 そのとき、アナウンサーは「ドリンクタイプのヨーグルトでも同じ効果があると考えられます」と補足していました。

 要するに、たんぱく質で血液を増やせということらしいですね。

 それ以来、スポーツ後には欠かさず牛乳かドリンクヨーグルトを飲んでいました。

 ここで注意が必要なのは、喉通りの良さや原価を重視して、薄ーく伸ばしたドリンクヨーグルト商品があるということです。

 そのため、購入するときは栄養成分表示を見て、200ml当たりのたんぱく質が6.0g超かどうかで線引きを行う癖がついていました。

 森永牛乳(成分無調整、常温保存可能品)で、6.6g

 さすがに、これを超えるドリンクヨーグルトは見たことがない。さすが牛乳。

 
 と思いきや、ある日豆乳の成分表示を見たところ、ちょっと驚き。

 紀文調整豆乳(常温保存可能品)で、7.8g

 牛乳より安くてたんぱく質も多いやんか! ということで、豆乳も十分役に立ちそうです。

 ただ、たんぱく質の吸収を良くする成分がどうとか、評価しなければならないことがいろいろとありそうで、一概にどっちが優秀とは言えないかもです。

 また、カルシウム目当てであれば、牛乳のほうが倍以上勝りますしねえ。



 

身障者優先の温水プール - 横浜ラポール

2012-04-14 | Weblog
 近所なので一度行ってみたかった横浜ラポール

 ここの指定管理者は隣接の横浜市総合リハビリテーションセンターと同一の法人なので、負傷者にもきっと優しいはず!

 ということで、健常者が行くと肩身が狭そうなので今まで足が向かなかったのですが、足に故障が発生したのを機会に足を向けてみたところ、やはり肩身が狭かった(笑)。

 ここのメリットは、歩いてすぐのスポーツ医科学センター日産ウォーターパークよりも利用料にお得感があること。500円(健常者大人)で時間無制限。しかも駐車場が無料。更衣に時間が掛かる者にとって、これはありがたい。

 この駐車場は施設の真下(感覚的には地下だが厳密には1階)にあり、規模が大きく、雨でも濡れず、エレベータで1フロアの移動で済むといいことずくめ。移動困難者には非常に助かります。

 初めての利用には利用カードの作成という関門があり、問診票のようなものに記入したうえで常駐する看護師の問診を受けねばなりません。

 今回の私のように見るからに体に故障がありそうな者はその旨申告することとなり、医師から施設利用の同意を得ているかどうかが確認されます。かかりつけの医療機関名も記録されます。

 利用券を購入した後、受付でバーコード付きのストラップを渡される。施設内ではこれを常時身に着けていなければならない決まり。プールの監視員室でのチェックもあります。

 トイレや更衣室のドアが重い。その他各設備が身障者が利用しやすいように設計されているほかは、通常のプールとさほど変わりません。あとは、

 プールは6コースすべてコースロープで区切られており、幼児区画がついている。

 更衣室のシャワーは一部がシャンプー石鹸類使用可となっている。水着脱水機もある。ドライヤーは設置されていない(電源は各洗面台にある)。

 という設備状況です。

 日曜祝日は全日障碍者専用で、それ以外の方は利用できません。

 平日と土曜の午後は制限ありません。ただし、それぞれ行ってみましたが、見るからに障碍なさそうな方はほとんど見かけませんでしたねぇ。。

 新横浜駅から送迎バスがあり、施設発の最終便が21:15なのはとても助かります。

プリンセス・プリンセスが再結成

2012-01-07 | Weblog
 去年の今頃、センター試験問題にプリンセス・プリンセスが登場のネタを書いたわけですが、伏線だったのか?

 

 あーびっくりした。

 再結成の経緯は、スポーツ報知の「プリプリ」16年ぶり再結成!震災復興支援へ1年限定が詳しいです。

 しかし、現役でアーティスト活動やってる他のメンバはともかく、主婦と育児に専念してる今野さんだいじょうぶですかねえ‥。NHKの「ひるどき日本列島」の中継で畑の中から歌っているのを最後に、見かけません。あれから色々とあったんでしょうけど、ブログを見る限り、今はお幸せそうです(子供のことしか書いていないので)。

 今のところスケジュールが明確なライブは2012年11月とかなり先で仙台と東京だけのようですが、ともかく、オリジナルメンバだけで演奏してくださいね。メンバ揃って音を出してみたってあるので、大丈夫とは思いますが。

 ともかく、チケットの抽選応募しました。チケットの値段は高くはありません。しかし、ローソンチケットの「サービス利用料」とか「配送料」とかの根拠に乏しい金額を加えて払わなければならないのには不満ありますけど。

 しかし、これまた去年の今頃締め切ったDVDのアンコールプレスをさっそく再開するところは、さすがSMEさん、抜かりないです。

 新曲は出るんやろか?

盗塁するために見抜く「ピッチャーの癖」とは - 福本豊

2011-12-23 | Weblog
 NHK第一ラジオの「ラジオ深夜便」に福本豊氏が出演していました(2011/12/23未明)。肩書は元阪急ブレーブス。

 よく「ピッチャーの癖を見抜いて盗塁に生かす」と言うけれども、どうやって癖がわかるのか、いまいちわからなかった。

 家庭用VTRが普及する前、8ミリ映画で試合を撮影した映像を見ていた際、偶然、フィルムに牽制をしたり投球をしたりする投手が映っており、そこで牽制と投球の際の投手の癖があることに気が付いた。と、ここまではドキュメンタリーのテレビ番組で氏が語っている。
 (今ではVTRで選手を研究するのはごく当たり前だが、氏はその先駆者でもある。)

 今日こそは聞き逃さないぞ、と車庫の前にクルマを停め、カーラジオに耳を傾ける。

 以下、録音したわけではないので、意訳を交えて書き留めてみます。

 「例えば、ここにあるペットボトルが投手としますやろ。そのペットボトルが真っ直ぐ立っているか、それとも少ーし傾いているのか。」(重心の取り方が違うということらしい?)

 「あのフォーム、硬いな。あるいは柔らかいな。」「硬かったら、とても牽制なんかできません。窮屈やと。柔らこうないと。牽制は体捻じ曲げて投げなあかんので。」「逆に、捕手に投げる場合は、硬くなかったら、とても力のある球なんて投げられません。」
 (これは背中、腕、膝の筋肉の動き具合や締まり加減か? 聞き手のアナウンサーは、「ユニフォームの皺のでき具合とか」と補足していた。)

 「この投手は1、2、3で投げるんか。それとも1、2のタイミングで投げるんか。」「いっぺんその投手のツボに入ってしもたら、そこから投球しようとするのをやめて牽制に切り替えることは、もうできません。」(これは素人にも少しだけだがわかりやすい。)


 わかりましたでしょうか?
 これで見抜くことができたら、野球観戦がとっても面白くなるでしょうねえ。

津波被害を受けた上屋付きプール 石巻市(宮城県) 雄勝B&G海洋センター

2011-12-22 | Weblog
 東北地方太平洋沖地震と津波で大きな被害を受けた石巻市。

 被災された方に心からお見舞い申し上げます。

 石巻市には4つの公共屋内プールがあります。

 あいプラザ石巻(旧ペアーレ石巻) 冠水しましたが建物はほぼ無傷です。周囲は平屋や木造の建物が概ね全壊状態です。

 ほっとまる(牡鹿交流センター) 丘陵地の海抜の高いところにあり建物外観は無傷です。石巻市街地からの道路は通行可能ですが、斜面崩落や低地冠水が各所に見られます。道路沿線や周囲の低地集落は壊滅状態です。携帯電話は今なお少なくとも施設周辺や集落跡付近ではSoftbankが不安定(同一場所でも強電界から急に無感となり戻るまでに時間を要する)で使えないことが多く、高所に移動して通話を試みる人も見受けられます。

(ほっとまる)

 こもれびの降る丘遊楽館(河南室内プール) 内陸部にあり、避難場所として機能しました。

 雄勝B&G海洋センター 公式サイトに更新がありません。

 このうち、2011年内にプールを再開したのは、あいプラザ石巻のみです。ほっとまる、遊楽館は補修が必要。いずれも一時避難所、あるいは支援拠点となっていたため、報道などで状況を知ることができました。

 雄勝B&G海洋センターの情報は入手できなかったので、訪問してみました。

 テレビで見た通り、バスが建物(雄勝公民館・図書館)に乗っかったままにされていました。このまましばらく残しておくことにする可能性もあるらしいです。



 そのすぐ海側に海洋センターがあります。B&G財団の資料によると上屋の張替えや塗装のし直しが行われて間もないので、美麗なプールであったはずです。

 しかし、プールの上屋シートが引き裂かれているだけではなく、体育館棟の上階まで窓ガラスがないことと、先ほどのバスが屋根に乗っかっていることから、相当な高さと強さの津波が来たことが容易に想像できます。



 背後の背の高い建物は、雄勝硯伝統産業会館

 周囲は関係者のご尽力で整理されていますが、言い換えると、大量のがれきが積まれており、海洋センター敷地は、その置き場になっています。



 艇庫はともかく、プールをこの地で再開することはないと思いました。

 (このページの情報は2011年12月時点のものです。)

津波被害を受けた温水プール いわき市(福島県) 新舞子ハイツ

2011-12-18 | Weblog
 いわき新舞子ハイツは、いわき市の宿泊施設で、元は勤労者福祉施設。プールは誰でも利用できました。

 いわき市の新舞子浜と呼ばれる付近は、震源からの距離と海岸線の形状から、宮城県のような甚大なものではなかったようですが、それでも津波の被害はあったようです。プールの再開の予定は出ていません。

 しかし、市の公式サイトによると、いわき中央署管内だけでも300人以上の方が亡くなられています。さらに多くの方が被災されています。心よりお見舞い申し上げます。

 

 施設周辺の低地には潮が溜まったままになっていますが、周囲の工場などは復旧し稼働開始しています。

 新舞子ハイツも、立ち寄り湯が9/9に再開し、2011年内に宿泊営業も本格的に再開しました(公式サイトによると仮営業は5/24から)。



 周囲道路は陥没、地割れ等があります。海岸沿いを走る県道R382(豊間四倉線)への接続道路の一部は通行止めのままとなっています。グラウンドには大量の瓦礫が積まれています。



 窓ガラスはとても綺麗なので、入れ替えたばかりと見受けられます。壁はひび割れたままで、周囲の柵は倒れたままになっています。

 プール再開までには、少し時間が掛かりそうです。


温水プール加温専用の温泉 - 天間館温泉 (青森県七戸町 旧・天間林村)

2011-11-13 | Weblog
 これで、七戸町屋内温水プールが温泉利用であるらしいことがわかったものの、泉質も源泉名も不明というのでは、少し説得力に欠けます。

 ということで、後日、再び七戸町に向かったのでした。



 今度は平日だ。役場も開いてるので大丈夫だ。



 しかし、七戸町役場本庁舎(旧・天間林村役場)に行ってみて聞いたところ、そこには温泉分析書などないという。七戸庁舎(合併前の七戸町役場)にプールを所管する教育委員会があるとのことで、そちらに行ってみました。庁舎間は、東北新幹線七戸十和田駅を挟んで6キロメートルほど離れています。

 ただ、観光や商工の部局ならともかく、教育委員会に行くのは、他市区町村でも初めてなので、少し緊張しましたね。教員出身の職員にいじめられたらどうしよう‥。そもそも仕事の邪魔するのも悪いなーと。

 しかし、こちらはプールの利用者であるわけです。しかも温泉法では成分表を掲示することになっているはず。と、一応正当な理由はありそうです。遠く関東地方からお金と時間をかけて来たのです、と泣きを入れるという手まで頭に浮かびました。

 あとで調べた温泉法。

 第十八条 温泉を公共の浴用又は飲用に供する者は、施設内の見やすい場所に、環境省令で定めるところにより、次に掲げる事項を掲示しなければならない。
 一  温泉の成分
 二  禁忌症
 三  入浴又は飲用上の注意
 四  前三号に掲げるもののほか、入浴又は飲用上必要な情報として環境省令で定めるもの

 だが、プールが浴用かどうかはちょっと微妙。

 七戸庁舎では、すったもんだのやり取りがありましたが、というか、私がすったもんだしていただけですが、長ーーくなるので省略。ご親切にあちこち問い合わせていただき、源泉名を知ることに至りました。

 職員の方、ご親切ににありがとうございました。_o_

 で、天間館温泉ということがわかりました。これは、探した範囲では温泉ガイドや温泉紹介のウェブサイトに載っていませんし、国土地理院の地形図にも温泉記号は記されていません。専門家ではないのでよくわかりませんが、融雪用の温泉なんかと同じ扱いになるんでしょうか。地味に専ら「働く温泉」というカテゴリーの‥。

 天間館という地名は今はありませんが、開業当時のプール所在地は「上北郡天間林村大字天間館字森ノ上」(現在は上北郡七戸町字森ノ上)のようです。地図で見ますと、天間館中学校のほか、天間舘神社という由緒ある社も近くにあります。

 七戸町屋内温水プールの源泉はこの通りでした。湧出地はプールの住所と同一。

 源泉名 天間館温泉
 泉温 34.7℃(気温0.0℃)
 湧出量 500リットル/分 動力揚湯
 泉質 単純温泉(低張性 弱アルカリ性 温泉)



 毎分500リットルは凄い。これは、加水なしで温泉旅館を余裕で賄えられる量です。これでプールの水を暖めては近くの灌漑用水路にざばざばと流しているのを想像すると萌える。

 せっかくなのでお風呂に入りたい、という場合には、すぐ隣の天間林老人福祉センターがプールとは別の源泉を持っており入浴できます。ただし、平日昼間のみの営業で、一般には利用しにくい。営業9:00-16:00。料金300円。土日祝年末年始休業。



 上とは別に、プールからは少し離れますが(自動車ならばすぐです)、役場の近くに天間林温泉という立ち寄り湯があり、営業時間も長く便利です。そこは600リットル/分と、さらに上を行く豊富な湯量です。案内はこちら(七戸町雇用創造協議会のサイト)。国道R4沿いに案内があるので迷わないと思います。

 七戸庁舎でついでにお聞きしてみたところ、町内の七戸町B&G海洋センターのプールも、やはり温泉熱利用ということでした。ただし、2011年度は休業中。

 泳いで残そう温泉プール。

(追記2011-11-20)
 このあと専門家の方のサイトが見つかりました。かなり前の天間林村の合併前から紹介しておられるようです。事前に旧村名で検索していれば、少し手間が省けていたかも。
 「森ノ上2号泉」となっているので、源泉名に変更があったのか、あるいは温泉を掘り直したのかも知れません。

温泉利用の温水プール - 七戸町屋内温水プール (青森県七戸町)

2011-11-12 | Weblog
 普段当たり前のように泳がせて貰っていますが、温水プールの維持には相当なエネルギーが使われています。

 ネットで検索していて見つけたのが、七戸町(しちのへまち)公式サイトにある「七戸町地域省エネルギービジョン」。

 地方都市での積極的な取り組みに感嘆しつつ見させて貰うと、七戸町の天間林体育館と屋内温水プールで、年間5万リットルのA重油を使っていることになっています。

 七戸町の場合、これらはプールの加温と体育館の全館暖房の合算で、それぞれの比率はわかりませんが、いずれにせよ、町内の公共施設で一番エネルギーを消費しているようです。

 重油年間5万リットルは、他市町村の同規模の温水プールと同程度で、体育館の規模によるので、ただちに多いとも少ないとも言えんなあ‥。

 と、ここまではほんのプロローグ。

 しかし、省エネルギービジョンの平成20年度版に、

 「なお、温水プールは源泉40℃の温泉熱を利用しており、熱交換器で37~38℃を保っている。」 おぉ、温泉!

 これは知らなかった。プールの公式サイトには、このようなことは書いていません。

 とりあえず、七戸町に行ってみました。



 旧・南部縦貫鉄道のレールバス。ボランティアと関係者によって同鉄道の七戸駅跡にて動態保存されている七戸町のシンボル。



 七戸町屋内温水プール。元々は旧・天間林村の天間林村屋内温水プール(1990年竣工)。

 外観では、温泉利用という感じはしませんね。でも八戸駅からレンタカーで向かう道中には、立ち寄り湯の看板がいくつもありました。隠れ温泉郷かも知れない。



 しかし駐車場の片隅にこんな怪しいものが! わざわざ柵で囲ってあるところなんて、もう温泉臭がプンプン。(注)知覚的試験では無味無臭です(ここ笑うとこ)。

 とりあえず泳いでみたものの、ごく普通のプールです。あえていうと、少し水の透明度が低いくらいの。

 受付で職員の方に聞いたところ、確かに「はい温泉利用です」と。温泉の熱の利用ですか?との問いには、「湯も使っている。水の入替時には、源泉をプールに入れていて、その後の補充は水道水。」

 なんと、水も温泉水利用でもあったのか。ではすみませんが温泉の成分表を見せて貰えませんか? と尋ねたら、「ここにはもうない。昔はあったが、今は役場にある。」

 残念ながらその日は土曜日で役場は閉庁していましたが、いずれにせよ、水道や燃料代を少しでも節約するために、温泉水を利用し、しかも自家源泉まで持っている、省資源型温水プールであることが判明しました。

 プールの営業時間はこちらです。

 七戸町屋内温水プールへは、東北新幹線七戸十和田駅から「電気シャトルバス」が運行されるようになりました。時刻はこちら。運動公園前下車。

原発事故のあおりで休止中の温水プール - リフレ富岡(福島県富岡町)

2011-10-30 | Weblog
 常磐線夜ノ森駅(事故前に撮影)から歩5分の便利な立地ですが、警戒区域内の不通区間にあるので、行けません。



 実に立派な建物で、温水プールのほか、フィットネス、食事、宴会、宿泊なんでもできる施設です。さくらの湯という温泉もあります。



 事故前の営業内容はこちら

 福島第一原発から10キロ程度と近いので、再開は困難そうです。

 地震、津波被害のみならず、原発事故による避難を余儀なくされている方々に心よりお見舞い申し上げます。