goo blog サービス終了のお知らせ 

盗塁するために見抜く「ピッチャーの癖」とは - 福本豊

2011-12-23 | Weblog
 NHK第一ラジオの「ラジオ深夜便」に福本豊氏が出演していました(2011/12/23未明)。肩書は元阪急ブレーブス。

 よく「ピッチャーの癖を見抜いて盗塁に生かす」と言うけれども、どうやって癖がわかるのか、いまいちわからなかった。

 家庭用VTRが普及する前、8ミリ映画で試合を撮影した映像を見ていた際、偶然、フィルムに牽制をしたり投球をしたりする投手が映っており、そこで牽制と投球の際の投手の癖があることに気が付いた。と、ここまではドキュメンタリーのテレビ番組で氏が語っている。
 (今ではVTRで選手を研究するのはごく当たり前だが、氏はその先駆者でもある。)

 今日こそは聞き逃さないぞ、と車庫の前にクルマを停め、カーラジオに耳を傾ける。

 以下、録音したわけではないので、意訳を交えて書き留めてみます。

 「例えば、ここにあるペットボトルが投手としますやろ。そのペットボトルが真っ直ぐ立っているか、それとも少ーし傾いているのか。」(重心の取り方が違うということらしい?)

 「あのフォーム、硬いな。あるいは柔らかいな。」「硬かったら、とても牽制なんかできません。窮屈やと。柔らこうないと。牽制は体捻じ曲げて投げなあかんので。」「逆に、捕手に投げる場合は、硬くなかったら、とても力のある球なんて投げられません。」
 (これは背中、腕、膝の筋肉の動き具合や締まり加減か? 聞き手のアナウンサーは、「ユニフォームの皺のでき具合とか」と補足していた。)

 「この投手は1、2、3で投げるんか。それとも1、2のタイミングで投げるんか。」「いっぺんその投手のツボに入ってしもたら、そこから投球しようとするのをやめて牽制に切り替えることは、もうできません。」(これは素人にも少しだけだがわかりやすい。)


 わかりましたでしょうか?
 これで見抜くことができたら、野球観戦がとっても面白くなるでしょうねえ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿