ぶうりんの希望の種まき新聞

絶望的雑感有りの希望的投稿ブログ。
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「希望の国」

2013年02月01日 | 「脱」日常のちょっこし映画話
この映画については、感想を書きたいのか、書きたくないのか、よくわからない。

「希望の国」

観終わって、ずっともやもやした気持ちが残っている。

原発震災後の福島を題材にした映画と聞いていたので、楽しみにしてでかけた映画でした。

今も上映が続いているので、筋書きに触れてしまうのはフェアではないかもしれないけれど、触れなければ書けないので、少しだけ触れさせてもらいます。

人に影響を与えるほど見られているブログではないので、いいかな?


この映画の舞台は、「長島県」という架空の地域。
もしかしたら、長崎と広島、そして福島をかけてんのかな?と思いつつ…。

いつのことなのか、それは全く不明。
そして、映画の中でも、どれくらいの時間が経っているのか、そこが全く分からない。
私は、時間軸が分からないと、全体が把握できない性質なので、それが非常に困った。
ま、そんな私のわからなさはほっとくとして…。

地震のシーンがメチャクチャ怖くて、叫びたくなったし、映画館を飛び出したくなった。
ま、これも私のイカレタ部分ですのでほっといて…。

そして、次の朝、車のアナウンスが流れるシーン…。
怖くて体が固まって息ができなくなった。
あー、もう疲れる~。

福島で起こっているいろんな日常の出来事と重ね合わせて描かれていて、そのシーンシーンで、そこにいる主人公たちの気もちに寄り添ったり、共感できなくて拒絶したり…。
本当に疲れた。

私としては、どうしても許せないのが、最後の老夫婦のシーンと若夫婦のシーン。

牛たちを射殺して、自分も死のうと思った気持はわかる。
奥さんも殺して自分も死のうと思ったのだろう、その瞬間、奥さんが無邪気に花をいじる背中を見て、「死ぬのはやめよう」と思いなおしたのだと思ったのに…。
「愛している」と言いながら…

長島の両親を置いて遠くまで逃げた若夫婦が海岸で家族連れを見ていて、ガイガーカウンターが鳴る。恐ろしくなった旦那が「ここも危ないからもっと遠くへ行こう」と言ってくれるのかと思ったのに、それを悟っていたかのように、奥さんが「愛があればなんとかなる」「愛があれば…」って、抱きしめて泣く。

ダメだ、未消化…。
「いい作品だ」と言われる度に私の感じ方がおかしいのかと落ち込む…。

「希望の国」をご覧になった方、一緒に語り合いませんか?
きっと私の気付かない素敵なシーンのとらえ方もあったと思うのです。
ここがダメだよね…ということでもいいので、「感想会」をしたい気分です。

シネマモードでの上映会が終わったら、感想会を開きませんか?
参加したい人 声をかけてください。


 編集長・ぶうりん

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