ぶうりんの希望の種まき新聞

絶望的雑感有りの希望的投稿ブログ。
世界中の子どもたちの笑顔と幸せのための新聞社。あなたにも希望の種をプレゼント!

歌声デモ再来!

2012年08月08日 | 脱原発・環境・平和・政治
9月9日(日)16:00から約1時間
JR福山駅前釣り人の像の辺りで、「歌声デモ」します~。
原発再稼動を止めるために、祈りを込めて歌いましょう。
鳴り物・プラカード・歌詞カードなどなどご持参ください。
手ぶらでの参加ももちろんOKです。
輪がどんどん広がっていくといいなぁ…と願っているぶうりんです。

前回の主催は、NO NUKESの2人でしたが、
今回は中心メンバーだけでも3人になりました。
そして主催が、原発のーてもえーじゃないBINGO「歌声プロジェクト」になりました。
パワーアップしましたよ。
嬉しいねぇ。

チラシ作ってみました。


8月6日 原爆の日によせて

2012年08月07日 | 脱原発・環境・平和・政治
昨日は8月6日
広島に67年前、原爆が投下された日です。
今もたくさんの人が慰霊に訪れます。
そしてそれと同じぐらいの数の人々が、いえそれ以上の数の人々が「もう原爆は要らない」「核を生み出す原発も要らない」と声を上げるために訪れています。静かな表現で連帯しようと訪れている人もいます。
あまり報道されないので、そのことは皆さんには知られていないかもしれませんね。



私は、「NO MORE ヒバクシャ みんなでウォーク」というグループに連なって、原爆ドーム前から中国電力前までのデモに参加しました。5年ぐらい前から背高女で参加しています。
今年は初めて、「ダイイン」に加わりました。
いつもは、背高の下駄を既に履いて用意していたので、ダイインだけは参加できなくて立って眺めていましたが、今年はやはりダイインに参加したくて、ダイインの後に下駄を履くことにしたのです。
ダイインに参加してよかった。
他の背高のメンバーは下駄をはいていて参加できていなかったので、誰にも語れなかったのですが、ダイインで空を眺めたとき、地面を感じたとき、涙があふれてきました。危なく声をウォンウォン出して泣いてしまいそうでした。それはこらえましたが。
原爆が投下された瞬間、人々は大地に倒れ、死んでいく前にこの空を眺めたのか…、あの日も今日と同じように青い空・真っ白い雲が見えていたのか…、そして蝉の声がシンシンシンシンと聞こえていたのか…。
そして一瞬のうちに、そらはきのこ雲で覆われ、蝉の声はヤミ、恐ろしいほどの静寂が全てのものを包んだのか…。
そして、焼けただれた大地に倒れ、体の表面が溶けていくのをどんな痛みで感じていたのか…。放射能という見えない悪魔の空気に包まれて、体の中を焼け焦げにしていったのか…。
そんなことを5分間寝転んでいる間に考えて、すごく怖くなったけれど、当時の人のことを思って寝転がることをダイインというのなら、今皆も同じことを考えているのかな…と感じたりしました。

そのあと、中電前まで、ウォーク。
石岡さんの優しいかけ声でなごやかに「ファミリィ向けグループ」で。
赤ちゃん連れの人もいたので、大きなタープで日陰を作り、親子はその下を歩いて行進できるという配慮。ナイスです。

第2グループは、サウンドカー付きの「ラップグループ」。
賑やかな更新だったのだと思いますが、警備の策略で、第1グループと大きく引き離され、声は何も聞こえませんでした。

9時半ごろ中電前に到着して、座り込み。
警備が「直ちに座り込みをやめなさい」とずっと命令していたけど、みんな無視。
主催者の人が対応して、そのまま続行。いつの間にか警備はいなくなっていました。任務完了ご苦労様。
そこでは、全国各地で活動されている研究者や活動家たちがアピール。



福島から来て、慰霊式典に参加した岡本さんは、「広島市長は『原発はもうやめよう』と言ってくれなかった。広島からそのことを発信してくれなければ、私たちはどうしたらいいのですか!?」と泣きながら訴えていました。私は、申し訳なく思って下を向いてました。
最後に、三次のKADOYAの徳岡さん。3月にお会いした時、「子どもの給食の放射能チェ苦を議会に呼びかける」話をしていて、それが見事に議会を通過したのに、結局三次市は何も動いていなかった為、この度の三次産の椎茸を学校給食で使ってしまっていたことの悔しさを涙をこらえながら話していました。徳岡さんは、「結局何もできなかった」と自分を責めていました。

あと、皆で、中国電力の正面玄関前に集結して、シュプレヒコールを繰り返しました。
石岡さんが警備の人に話しかけてにこやかに玄関まで行って、中電の人がホールからこちらを眺めていたんだけど、その人たちに向かって美智子さんのようにずっと手を振っていたのが面白かったです。

そしていそいで背高の下駄を脱いで、もこルームに向かいました。

背高のサポートをしてくれたTさん、くまさん、ありがとう。
主催の皆さまありがとう。
沿道で手を振ってくれた皆さんありがとう。
もこルームで待っていてくれた皆さん、ありがとう。

デモ、デモ、デモ・・・

2012年07月31日 | 脱原発・環境・平和・政治
7月27日~29日の3日間で、ナント2日もデモに参加しちゃいました。
27日は、もこルームの活動を昼までで終わらせてもらって、昼過ぎの新幹線に飛び乗り、6時から国会議事堂前で金曜デモ。
2時間叫び続けて踊り続けて、次の日には、のどはガラガラ、体はガタガタ…。
警察の縛りがきつくて、歩道を半分にさせられて、そこから身動きできないようにされてたけど、みんな負けずに「再稼動反対!」を叫びました。デモの最中は、首相官邸前にはいけなかったけど、私は国会議事堂の裏手にいたので、国会議事堂に向かって叫んだ。2時間ぶっ通しで叫んでたので、結構しんどかったけど、途中でやめる気にはならなかった。「ここで負けてられるか!」みたいなスポーツ根性出てきてしまって…。しかも、周りの人たちが私のコールに合わせてコールするみたいに聞こえるもんだから、尚更やめられなくなる。本当はみんなそれぞれ叫んでるんだけど。
8時になったらあっさり終ったけど、「皆さん握手をしましょう」と声をかけると、「ありがとう、あなたがいてくれて良かった」と言ってもらっちゃったりして、気分も良かった…、てへへ。
初めて来た感じの方たちが多かったみたいで、「どっちが首相官邸なんですか?」って訊いても「私も初めてでわからないんです」で、デモが終って、やっと動くことができて、首相官邸を見れた。夜だったのでさっぱりわからなかったけど。
しかし、地下鉄東京メトロ線の国会議事堂前は、駅構内にも警察がビッチリいて、首相官邸前に出れないように出口が封鎖されてる。



警察の人たちもこんな憎まれ役のお仕事は気の毒ですよね。
『こんな仕事、やりたくないだろうになぁ…』なんてことばかり、気になっちゃう。

ヘロヘロになりながら宿に着いたら、緑の党の準備委員会がまだ会議中で、準備委員の方と一緒に夕飯をとることができたりして、いろんな話が聞けて面白かった。
そして、次の日は、前掲の緑の党結成総会。
この晩、偶然にも協議会メンバー・運営メンバーの方々と晩酌…。話は楽しいし、気分はいいしで、お酒が美味しい…。
その次の日の午前中は、有楽町まで出かけて、角川シネマで、アウンサンスーチーの映画観ました。
超ラッキー!! 映画は怖かったけどね。
その後は、緑の党キックオフイベント。

イベントの様子は、朝日新聞の記事が詳しいので載せちゃうね。
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201207290285.html
そして、キックオフイベントの後、緑の党のメンバーと国会大包囲へ向かいました。

19:50の新幹線が最終だったので、キャンドルをともしてシュプレヒコールして、19時過ぎに包囲網から抜け出なければならなかったので、残念だけど駅に向かいましたが、歩道は大混乱で、ほとんど歩けず、ジリジリ駅に迫っていく感じ。それでも、道ごとに「再稼動反対!」の叫び声があって、駅までの道のりもずっと「再稼動反対!」を叫びながら歩きました。
たぶん私が駅に着いた直後に、警察の包囲網が決壊したんだと思う。

気分の良い動画があるので見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=D5V7eNABzSY&feature=youtu.be

動画の前半に「ふるさと」の歌が入っています。
私もこの少し前、緑の党の人たちと歌いました。マイク握っちゃって。

私もこの現場にいたかったなぁ…
キックオフイベントで、「緑の紙に『あなたの願うこと』を書いてください」って言われて、私が書いた言葉が
「自由を行使して、自由を獲得する」って言葉だったの。これは、アウンサンスーチーの映画の影響もあります。
この緑の紙をずっと胸に抱えて歩いていたのよ。
だから新幹線の中で、緑の仲間から「包囲網決壊」のお知らせを聞いて「やったーーーー!」って、ものすごい嬉しかった。
その場にいなかったことはとても残念だけどね。

警察発表1万人はメチャクチャ嘘です。


この、人の波ですよ。


緑の党結成総会

2012年07月30日 | 脱原発・環境・平和・政治
2012年7月28日(土)ついに、日本に「緑の党」が結成されました。
その衝撃の瞬間に立ち会いたく、私も東京に出かけ、結成総会に参加してきました。



緑の党は、お任せ民主主義から市民の手による民主主義の実現を目指しています。

私は、「シャンシャン会議」に何となく違和感を持っていて、物事を決定する際に、反対意見や質問が出ないと『支配的になっているのではないか…?』と感じるので、こどもステーションの会議では、なるべく皆が意見を言いやすくなるように工夫しているつもりです。
そもそも、こどもステーションの会議では、意見はジャンジャン出るし、出席者数も多くはないので、まとめるのは大変ですが、とても充実感があり、濃い会議になっていると思っています。それでもまだまだ、意見を出せずにもんもんとしている人もいるかもしれないから、気をつけないといけませんよね。

ところが、これまで私が経験してきたその他の総会というと、だいたい出席者数が多いので、『できるだけスムーズに…』というのが前提にあるようで、ほとんど意見が出てこない。出したら出したで、もみ消されたり、後悔したり、非難されたりてしまうような会議ばかりで、なんともしがたい空気がありますよね。

民主主義ってなんだろう…。
日本は民主主義の国…と言っても、国会では、小さな意見・少数意見が尊重されているとはとても思えない「力や数による支配」がまかり通っているし、学校では、民主主義は多数決みたいに教わってきたし…。それは本当の話し合いではないような気がしていた。

でも、緑の党の総会はすごかった。

提案が出され、それについての質問・意見をあらかじめ募り、総会当日には、提案や修正案に対する質問・意見を募って、最終的に決を採って決める。ものすごい、意見の応酬。
しかし、誰も人を非難したり批判したりせず、「私の意見はこうです」という形で提案されるから、誰も嫌な気分にならない。
ルールがはっきりとしていて、ブーイングの声をあげたりもない。
共感する時や、共感できない時のサインがあって、それを意思表示していいことになっているの。へぇ、そんなやり方もあるんだ…。すごい勉強になった。

それから、議事進行に対して「おかしい!」と思った時には、いつでも進行を止めて発議することができる。議長は、進行を止めて発議を聞かなければならず、それに対する議事進行の進め方は議長団に任されている。もちろん、「それでいいか」を議決者に問う。

これはたまげた。でも、おもしろい。

今回、ボランティアスタッフとして登録していたので、いろんなお手伝いさせてもらったこともかなりラッキーでした。楽しさ倍増したと思います。議決を数えるカウンター係りもさせてもらったし、舞台のお手伝いも。

民主主義について書こうと思っただけで、こんなに長々となってしまった。

とにかく、描いているビジョンがすごいのです。
わたしは、緑の党のビジョンや政策理念を読んだ時、「まさしく理想の世界!」
私が描いていた理想の社会が、そこに現実社会のように見えてくるじゃありませんか!?
もう感動して、すぐに入会しました。

その政策理念や規約を決めるための結成総会に参加できたことに誇りを感じています。
これまでずっと関わって考えてきた人たちの思いが実現できるよう、私も微力ながら力を出していきたいです。

これからは選挙で、政治を変えていきましょう。
子育ても教育も経済も、すべて政治が決めているのです。
その政治を、私たちの手に取り戻そうではありませんか。
緑の党は、市民から生まれた政治団体です。

NPO法人として特定の一部の政党を応援することはできませんが、私は個人として応援・参加していきます。

良かったら、皆さんも参加してください。
HP公開まであと15日。
しばらくお待ちください。




「おおかみこどもの雨と雪」

2012年07月23日 | 「脱」日常のちょっこし映画話
昨夜、レイトショーに近所のママ友(ばば友)を誘って、観てきました。
細田守監督作品は息子が好きなので、「サマーウォーズ」や「時をかける少女」を一緒に観て、私も細田作品には注目していました。
映像がものすごくきれい・・・。写真なのか・・・アニメなのか・・・?
私には識別できませんでした。
自然物の描写が特にきれいで、花や水、雲や空は圧巻でした。
声優も役柄となんら違和感なく、子どもの笑い声などはメチャクチャはまります。
かわいい声・・・。あれはおとなの声優なのかしら? それとも子どもの声優かしら?

7月の試写会の応募をしていたんだけど、何も案内が来なかったということは、残念賞だったのですね。
うっかりそのことを忘れていたのですが、「苦役列車」を観にいった時に、試写会参加者の感想が張り出されていたので読んでみたら、やはりどれも「感動・・・」の声。
早く観たくて、夕飯をさっさと終えて、出かけていきました。

http://www.ookamikodomo.jp/index.html

東京の国立大学に通う主人公のはなちゃんが、おおかみ男と結ばれて生まれたのが、雨と雪。
雨と雪は父親と同じ「おおかみ人間」という宿命を背負って生まれます。

「狼として生きるのか、人間として生きるのか」
私としては、どちらも併せ持っていて全然OKじゃん!って思うんだけど、
その二者択一でどちらか選らばなければならないというのが、はなちゃんが子どもを産んだ時からずっと考えてきたこと。
はなちゃん自身は、パートナーの事実を知った時に、「おおかみ男でもあなたはあなた」と受け入れていたのに、わが子の子育てとなると変わっちゃうんだなぁ・・・とちょっと残念。
でも結局は、子どもたち自身が自分で選んで決めていった。それをはなちゃんは受け入れるんだよね。そこは素敵。

狼なのか人間なのか・・・という問いは、性的マイノリティのことと似ているなぁと思いました。
「男として生きるのか、女として生きるのか」
その二者択一に迫られている感じが似ているように思うのです。
でも、本当なら、そのどちらでもいいし、そのどちらでもなくてもいい。
それなのに、どうしてはっきり決めなければいけないのか・・・。

細田監督は、「ありのままでいいではないですか」ということを投げかけたかったのではないのかと想像するのです。

不登校の子どもたちが「学校に行くのか、行かないのか」どうして二つしか選択肢がないのでしょうか!?
とよく投げかけます。
そのどちらかを選ばなければならないことがとてもつらいと。
しかも、たいていの場合「学校に行く」という選択肢を選ぶように仕向けられているんですよね。
だから自分自身が望む生き方ができなくてつらいんです。

この映画、私にとっては感動的に感じる部分は少なかったですが、後半に出てくる少年の「○っ○○よ」の一言が、この映画全体を救ったように思います。感動の言葉でした。

素敵な映画です。
どうぞ皆さんもご覧ください。