Deepblue

RX-8をはじめとしたDEEPの好きなもの、見つけたものを紹介していく更新不定期のブログです

ディープインパクト薬物違反についての私見

2006-10-20 | thoroughbred




ディープから禁止薬物 国内レースは出走可能(共同通信) - goo ニュース



どもっ DEEPです

あまり触れたくはなかったんですが、やはり避けては通れないかな・・・と

昨日JRAから、凱旋門賞に出走したディープインパクトのレース後の理化学検査で、禁止薬物である「イプラトロピウム」が検出されたとフランスのギャロから報告があったと発表がありました
これは気管支を広げる薬で、ぜんそくや気管支炎に用いられている薬。
日本では馬に投与する例はなく、禁止扱いにはされていないそうです

しかしフランスではほとんどの薬物が禁止されており、これにひっかかったと・・・

私たちはあくまでも推測でしかこの件について語れませんが、各所の記事を総合すると色々疑問点が沸いてきます。

一つにはこの治療がフランスで行われたものらしいこと。そしてフランスでの治療はフランスの獣医師免許を保持しているものしかできないこと。
フランスの獣医師は当然この薬が禁止薬物に該当していることを知っていたと推測されること。
またこの薬は体内の残留時間が短いらしいことから、レースの10日以内くらいに投与されたと推測できること。
そしてこの薬物には筋肉増強作用や、興奮剤的作用は一切無いらしいこと。

このように検証していくと、JRAの記者会見で一部の記者から漏れた言葉・・・

「ハメられたのでは・・・・・」

というのも、あながち全否定はできない気持ちになってしまいます。
もちろん何ら証拠もない現段階で、誰かを疑うという行為は私もしたくはありません。
しかし以前からフランスの対日感情があまりよくないことを考えると・・・・・

いや、これについては正式な調査、裁定を待ちたいと思います。


もう一つに、ディープに関わる現地スタッフがなぜ守ってやれなかったかということ。
2ヶ月も前から乗り込んでいたわけですから、フランスのレギュレーション、とりわけヨーロッパは薬物に厳しいですから、細心の注意を払ってほしかった。
治療が必要な状態であれば、どのような薬を使うのか。
それは禁止薬物に当たらないのか。
やむを得ず使うとしても体内残留期間はどのくらいなのか。

極端なことを言えば、夜馬房に忍び込むことは不可能な状態になっていたのか・・・etc・・・


このままいくと凱旋門賞3着は剥奪、失格ということになりそうです。
今後の日本での出走には影響がないということですが、最悪このまま引退ということもあるかもしれません。

しかし一つ声を大にして言いたいのは、

ディープに一切罪はない

ということです。

これまでの輝かしい戦績に一点の曇りもないし、薄れることもありません。
また、これまで競馬を全然知らなかった人たちの目を競馬場に向かせたということだけでも、やはり歴史に残る名馬だと思います。
その点ではJRAの対応にも疑問というか、寂しさを感じます。

元来、馬に関わる人たちは、崇高な志を持って馬に接していると信じています。
今回のことが一部の心なきものの陰謀であるとするならば、それは断じて許されることではありません。

一刻も早い原因の解明を臨みます。
そして秋のG1戦線では元気な姿を見せて欲しい。
有終の美を飾ってもらいたいと思います。

ファンはディープを待っています


でわでわ~