Deepblue

RX-8をはじめとしたDEEPの好きなもの、見つけたものを紹介していく更新不定期のブログです

2400m先の奇跡

2010-05-24 | thoroughbred



どもっ DEEPです


昨日東京競馬場で行われた第71回オークス(優駿牝馬 3歳牝馬芝2400m G1)は、最後にとんでもない決着が待っていました


日本G1史上初の同着!!


この劇的なステージの主役を演じたのは、【17】アパパネと、【18】サンテミリオンです


アパパネは昨年G1阪神ジュベナイルフィリーズを制して2歳女王となり、今年の牝馬クラシック第一弾の桜花賞も制して1番人気には推されたものの、制した2つのG1がともに1600mであり、血統的にも800m距離が延びるオークスでは常に「距離不安」という声がささやかれておりました

一方サンテミリオンは桜花賞には間に合わなかったものの前走ではトライアルのフローラステークス(G2)を快勝し、一躍有力馬の1頭に名乗りを上げました
しかしながらトライアルでありながらフローラステークスの勝ち馬がオークスで好走した例は少なく、優勝となると1987年のマックスビューティーまでさかのぼらなければなりません・・・
というわけで当日は5番人気…





道中好位で並ぶようにレースを進めた2頭でしたが、最後の直線を向いてグイグイと抜け出し、最後は2頭のマッチレースに



ゴールの瞬間はもう首の上げ下げで、「こりゃ~わからんね」という状態に・・・


競馬に「同着」は存在します。

過去グレードレースでも同着になったことはありました。

しかしながらカメラやセンサーの精度が上がった近年、特に多額のお金が動くG1に関して言えば、JRAは1cmまで見極めて、必ず決着をつけます
(優勝同着だとJRAの払い戻しも大きくなります

私が目の当たりにした一昨年の天皇賞(秋)のウオッカとダイワスカーレット、昨年ジャパンカップのウオッカとオウケンブルースリも2cmの接戦を写真判定で決定しました。

ですので、そのJRAが10数分の写真判定の結果こうした判断を下したということは、


どこからどうみても「同着」なのです!

18頭の馬が2400mという距離を走って最後のゴールで1cmも差のない同着なんて、ほとんど奇跡だと思いません





こうして2人のG1ジョッキーが同時に誕生しました

アパパネの蛯名正義ジョッキー、サンテミリオンの横山典弘ジョッキーはともに関東のジョッキーで年齢も1つ違い





仲良かったんですね~


(うしろに四位さんが!


レース後の表彰式ではちょっとしたアクシデントも・・・・・





優勝馬にかける「優駿牝馬」と刺繍の入ったレイと馬服がひと揃えしかなく、かわりばんこに掛けて記念撮影をする一幕も・・・・・



実は私、アパパネはディープインパクトと同じ金子さんの持ち馬ということで思い入れが・・・・・

そしてサンテミリオンは有名なワインの産地の名前なんですが、彼女のデビュー直前に競走馬育成ゲームで自分の馬に偶然この名前を付けていたということでこれまた思い入れが・・・・・



というわけで馬券は三連単 頭2頭!






きっちり【17】と【18】を頭に・・・・・


で、3着なに~?




【2】アグネスワルツ~???


また3着が入ってませんでした・・・・・

3着に【2】を入れていたら、同着の場合

【17】-【18】-【2】も、

【18】-【17】-【2】も当たりとなり、合計45,000円ほどが手にできたはずが!



まぁこんなもんですな・・・

でも実はせがれくんの推奨馬券、三連複軸一頭流しが当たっていまして、

10,180円勝ちました!


競馬ではまだまだせがれくんにかなわないようです



今週はダービー!


近年と比較しても有力馬目白押しで、素晴らしいレースが期待できます


例によってダービーは府中に行って観てきま~す



でわでわ~