1971年ベトナム戦争があらゆる意味で実は失策だったことを記した機密文書 ペンタゴンペーパーの存在が明らかとなったとき、アメリカ政府による隠蔽工作を広く国民に告知しようとしたメディアの闘いを描く。ワシントンポストの編集主幹のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス) と 社主のキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)が 報道のあるべき姿を選んでゆくところに感動を呼ぶ。
当時使われていたタイプライターや電話機、印刷所の印刷機などが、優れた時代考証と共に描かれているのには驚く。・
2大アカデミー俳優が初共演なのと同時にこの二人とあのスピルバーグ監督とのコラボレーションは映画史に残るものと言っても良いだろう。観る前からこの映画のレベルが高いことが伝わってくるのだが。観終わっての納得感と満足感もハイレベルだ。
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』TVスポット 「VS篇」
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