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ドイツ鉄道でケルンからハンブルクまで移動

2015-05-10 | 旅情報

先月ドイツ出張のついでに友人に会いにハンブルクまで行ってきました。

訪問目的はあくまで個人的な用事なので出来るだけ安く移動したいと思い、初めて鉄道を使うことにしました。

ドイツでの仕事はケルンで終わり、ここからハンブルクまで移動です。ケルン-ハンブルク間は、ドイツ鉄道で約4時間です。

以下のドイツ鉄道のホームページで、日本の経路探索の様に、乗る駅と降りる駅を入れれば電車のリストが出てきます。Cologne hbf から Hamburg-Altonaまでなので、それぞれ入れて乗車日と時間帯などを入れると候補が出てきます。

ドイツ鉄道HP  http://www.bahn.de/p_en/view/index.shtml

あとは自分の都合にあう電車を選択すればOKです。今回はIC2402と言う乗り換え無しでいける列車を選択。

チケットの購入は、上記のドイツ鉄道のホームページでオンラインで購入。安くするため、Saving Fareを選択して、今回は57 EUR。

このチケットは、事前に購入すると安くなるチケットで、列車を指定しているもの。通常価格より40%近く安くなるはずです。特徴は、この列車でのみ有効であると言うことで、他の列車に乗ることになると使えないらしいです。あと、席は指定されません。席の指定が必要な場合は、オンラインで合わせて予約が可能です。

大体の流れは以下の様:

1) オンラインで列車検索して、乗車する列車のSaving FaresのPurchaseボタンをクリック。

2) 2nd Class SparpreisのContinueボタンをクリック。(2等車)

3) Don't buy a BahnCardをチェックして、Continueボタンをクリック。

4) Login情報を聞かれますが、今回一回だけなのでBook without registeringを選択して、Continue Bookingボタンをクリック

5) Please select ticket and seat reservationのページが表示されたら、Select Ticketでどうやってチケットを入手するかを聞かれるので、On-line Ticketを選択。(ここはお好みで)メールで、Confirmation Numberが送られてくるので、これをドイツ鉄道のスマホアプリの方で、入力することでスマホ側でもチケットを見られる様になるので、ここは無難なSelf Printを選択するのが良いと思います。海外に出かける時、必要なものは印刷して持ち歩く主義なので。

6) 同じページの下の方に、Would you like to reserve a seat?の欄があり、席の予約が必要ならここをチェック。4.50 EUR/seatです。私は選択しませんでした。Proceedボタンをクリック。

(席の予約方法は、日本の列車の予約方法とかなり異なります。ドイツ鉄道の場合、基本全席自由席ですが、席の予約はどの席でも予約することが出来ます。予め予約されている席には、他の人が座れない仕組みです。どうやって予約されている席か分かるかと言うと、席のところ(天井とか入り口とからしいです)にどの区間で席が予約されているのか紙が貼ってあるそうです。その様な紙などがある席は誰か来るので、座れないと言うのことです。自分が乗車した車両では見かけなかったので、実物は見てませんが同僚のドイツ人が説明してくれました。)

7) 次のページは何もクリックせず、Proceedボタンをクリック

8) 個人情報を入力します。ID情報(身分証明書)は、クレジットカードを選択しました。必要な情報を入力して、Proceedをクリック。

あとは、支払いとかして終わりです。

ここで注意事項としては、IDで登録したクレジットカードは乗車時に必ず持参すること。当日持って行かないカードはここで使用しない様にしましょう。

ここまでが事前の準備です。チケットのPDFがメール添付で送られてきますので、印刷しておきます。

 


 

 

当日は、駅に着いたら以下の掲示板で列車の情報を確認します。出発時刻とホームの番号が掲示されています。表示は左上から順番です。

ホームに行くと以下の様な次の列車情報が表示されていますので、再度確認しましょう。

ホームの掲示板には、車両のどのあたりが1等と2等なのかが書かれています。(今回の列車は前方に1等)その上にABCD...と書かれています。この表示は、ホームに書かれたABC...のことを表していますので、2等車のところで待ってます。乗車した列車は、機関車が先頭で牽引するタイプの古い列車でしたので、ホームから車両の階段を上がる必要があり、出張の大きなキャリーバックを持ち上げる必要がありました。停車時間はそれほど長くないのです。

車内に入って空いている席を探します。乗った車両は3席毎が向かいあって6席で個室となっているタイプでした。客席は片方の窓側に寄せてあり、もう一方の窓側は通路です。配置としてはブルートレインの通路と客席の様な感じです。荷物が重いので入り口に近いところの通路側の席を確保しました。通路と、客席間には透明なアクリル板の仕切りがあります。荷物の棚はありますが、飛行機ほどの立派なものではないので、大きなバッグはあげずに自分の前に置いておきました。他の人も同じ様な感じで置いてました。通路に置いてる人は見かけませんでした。乗車時は6席中3席埋まってましたが途中で5席うまり結構窮屈感もありました。特に、乗客同士で話すことも無く、沈黙のまま乗ってました。トイレに行ったときに他の席ものぞいてみましたが、同じ様な雰囲気でした。

当然ですが、車内にはWiFiはありませんし、電源もありません。

発車してしばらくすると検札があります。オンラインで購入した時に印刷したチケットを見せると、車掌が手元の機械(日本のJRの車掌が持っている様な機械)でバーコードを読み込んで、購入時に登録したクレジットカードを見せると言われるので渡すと機械で読み取って終わりです。ドイツ鉄道は日本の様に駅には改札がなく、車内での検札のみです。日本の様な面倒な仕組みでなくて私はこちらが好きです。日本はやり過ぎです。。。

後は、到着までのんびりと過ごします。乗車前に駅のスーパーで買い込んだジュースやお菓子を食べて過ごしました。

車内アナウンスは、ドイツ語と英語がありますので、ドイツ語が分からなくても何とかなります。ただ、ドイツ語の方が情報が多そうです。

今回乗車した列車は機関車が牽引する古い車両でしたが、結構早いです。到着は5分程遅れましたが、現地の友人の話だと鉄道は遅れるのが当たり前で、この列車は正確な方だとのことでした。日本の鉄道になれていると海外の鉄道だと不安になりますが。。。

今回の出張で最も不安だった鉄道移動も、特にトラブルもなく無事に完了で、楽しいハンブルク滞在となりました。ドイツは鉄道移動が便利で良いかも知れませんね。

 

 

 

 


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