Blueberry Lane ~ブルーベリーの小道から~

愛知県豊田市稲武地区「ブルーベリーレーン いなぶ」へようこそ。
ブルーベリー畑から見えるあれこれをお届けします。

フクベリーの原木を見に 練馬へ

2008年09月04日 | この人のおしごと
 ラビットアイブルーベリー「フクベリー」の生みの親であるT&Fの福田さんご夫妻を訪ねました。
 練馬駅近くの団地の中を進んでいくと、T&Fホームページで見ていてた車庫上ブルーベリー園が!
 
 

 フクベリーは、福田さんのブルーベリー園で育成されたブルーベリー。自然交配の実生株のうちの1つで、2008年3月18日に農林水産省品種登録されました。
 ここでフクベリー原木と対面。
 
 「どうぞ、食べてみて!」
 9月上旬が収穫最盛というフクベリー、食感はラビットアイというよりハイブッシュ?というくらい皮も薄く、食べやすい!甘い!
 ブルーベリーレーンいなぶでは2007年の秋にフクベリーを導入していますが、原木はもちろん その成木も見た事がありませんでした。こんな実ができるんだ、枝はこんな感じになるのか、・・・
 
 フクベリーの並ぶ福田さんの畑で。
 木の特徴や管理の仕方について話す福田さん↓

 

 工夫された灌水設備や作業台など、アイディアいっぱいの福田さんの畑。そして特筆すべきは、データ収集とその管理。
 収穫量ひとつ、種子数ひとつ、毎日更新されている自然日記ひとつとってみても、その細かさと見やすさに驚かされます。作業中の手をカメラに持ち替えることも作業の手を止める事になっているでしょう。そして1日作業をしたその日のうちに記録を残しておくこと (だってこのレポートも5日経過…)、見習いたい事は本当に沢山ありました。

 まねしたいことの1つ、品種管理。
 福田さんの園では多くの品種が植えられているため、木の1本1本に品種名のラベルが付けられています。品種名と一緒にその交配親である両親、祖父母の品種名も記載されていました。こうしておくと、親の どの特徴を受け継いでいるのか知りたいときにすぐ分かりますね。

 

 除草に、とブルーベリー畑の周りにゴマが植えられているのも、休憩できる場所にブドウ棚やトマト、ひょうたんをからませているのも、福田さんご夫妻が楽しみながら作業されているのが垣間見えるようでした。
 

 (Hash)


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1 コメント

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フクベリー (林です。)
2008-11-17 18:29:57
やっぱりすでに導入されていたんですね。
すごいですね。

来年からフクベリーは収穫できそうですか?

今年は、そちらにお邪魔することが、出来ませんでした。
来年の収穫時期にはお邪魔したいと思っています。
それでは、失礼します。
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