バスシェルターの明かりの下で

夢を忘れたちっぽけなバス会社のちっぽけな元バス運転士の最初で最後のチャレンジ・・。

夏の定番(^-^) 納涼バス!!

2006年08月26日 | 運転士な日常

例によって本日も休日出勤・・・


夏休み最後の土日っちゅうことで夏の夜まつり・納涼バスも超満員!!
某企業の取引先家族へのサービスの一環として今日の納涼バスはおおにぎわいやった。

空港を受けて会場まで・・2時間ほど待機のあと
会場からご希望のバス停を経由してお送りする・・っちゅう感じの貸切勤務でした。

車内は予備灯と窓周りに提灯をぶら下げての演出で運行します。
これはずっと以前からのスタイルです。

この納涼バスも最近ではめっきりお客様が減ってしまって、運行形態が随分変わってしまいましたが、土日になると結構いはります。
運転にも気合いがはいりましたわ。



打ち上げ花火も終わって、そろそろお客様がバスに戻ってこられる頃、駐車場までの横断歩道でお客様の安全を気遣いながらおひとりおひとりにお声をかけてはる当社の社員がいてました。

「なんやしら、エエ感じのヤツやんけ!誰かいな?」と思いながらよくみると、つい先々月まで人事本部長であったHさんやありませんか!
今はホテル等の関連事業本部を切り盛りしてはります。

今日も大きな声とジェスチャーでいい気分でバスまで戻ってこられるお客様を迎えてはりました。その場には、自動車部の部長から若手社員まで総出でバス整理やお客様の誘導にあたっていましたが、この方だけはその存在が全く別物でした。

どこが別物なんかっちゅううとぉ・・・

お迎えの際の笑顔が最高やねん!!
大人や子供、女性や男性、若者やお年寄り、分け隔てなく心を込めて挨拶をしてはるその姿はボクの心を熱くしました。


当社が再建の道を歩み始める際に改革の旗手として取締役に大抜擢されたバイタリティあふれるお方で、評価制度の構築の際、御一緒させていただいたときにもホンマにすごい方やなぁと思っていましたが、今日はそれを再認識してしまいました。


こんな上司がいてはる。
先頭きってお客様にココロを伝える上司がいてはる。
この方の目には元気に復活した当社の姿がはっきりと見えているのかもしれない・・そう感じました。

その後の乗務がさらに気合いがはいったのはいうまでもありません!!

「本日のご乗車、誠にありがとうございました。バスを降りられましてからも御自宅まで、どうぞお気をつけてお帰り下さい。」

バスの後片付けも大変やったし、帰宅は深夜12時を回っていましたが、いい気分で帰宅することができた休日出勤でした。

明日も気合入れてがんばるぞぉ!!
やべ、もう寝やな・・・