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バスシェルターの明かりの下で

夢を忘れたちっぽけなバス会社のちっぽけな元バス運転士の最初で最後のチャレンジ・・。

隊長、ふたたび。

2008年05月23日 | 仲間たち
風がうす桃色に染まる頃、隊長は人生の大きな節目を迎えた。
それは隊長の大切な大切な人との別れやった。
ぬぐってもぬぐっても溢れてくる涙・・・。
最愛の人との別れは本当につらい。

あれから隊長に会う機会はなかったが、バスセンターで仕事を再開しはった
ことは、ボクには嬉しいことだった。

そして、昨日、隊長のブログが久しぶりに更新されていた。

「人にやさしくなれる」と。
「変わったんじゃなく、気づいたんや」と。

ボクの顔はほころんだ。
そして少しうらやましかった。

また、話したいですね。

エール! さるおうさんの未来に!

2007年01月15日 | 仲間たち
さるおうさんがもうすぐNバスを離れはります。

「1回、会いたいですよねぇ」
「明日はどこですか?」
「車番は何番ですか?」
「今日は○○辺りでスライドする筈です!」
「明日は何時発ですかぁ?」

お互い、こんな連絡は取り合っていましたが、なかなか勤番は合わないもので・・・

「やっぱ、逢えへんのかなぁ・・」

そうあきらめかけてた矢先、発車前の始発ターミナルでサプライズは起こったぁ!

なんと、発車バースにバスを停車させると、しばらくして、Nバスの制服に身を包んだ青年が、座席管理表を片手に突然バスに乗り込んできはるやないですかぁ!!

「お疲れ様です、どうも~、さるおうです!!」(実際は、もちろん、本名で)
「えっ?えぇ~っ!わぁ~、いやぁ、はじめましてぇ、blueですぅ。」(感動・・)
「あぁ、やっぱり、そうやぁ、僕はお会いしたことありますよ」
 ・・・あっけに取られて、しばらく言葉が見つからない。

初めてお会いしたさるおうさんは、メッチャ、スレンダーな好青年でした。

正直、メチャメチャうれしかってん!!
ホンマはもっともっと、気ぃのきいたこと、よーけ口にしたかってんけど、あまりにも突然で、驚きと喜びで言葉にならへんかったわぁ!!

実は、今日、始発のターミナルでニアミスするんは、お互いわかっててんけど、ボクの発車とさるおうさんの到着の時間差は約2分。しかも、ボクの発車のほうが早い・・・。
ボクは「やっぱ、逢われへんわぁ」とあきらめててんけど、
なんと、さるおうさんは、「何としてでも今日、逢うんや!」と、Q市から気合い入れて、走ってきてくれはってん!!
しかも、到着は2階やのに、お客様を降ろした後、3階の発車フロアに回送の方向幕だして、上ってきてくれはったんやぁ。
実は、「んっ?なんやこのバスぅ?回送?んっ?」と、あやしいなぁ、もしかしてぇとは思ってんけど、その時は「まさかねぇ」の方が強くってぇ・・・

今日、逢うために頑張って走ってきてくれはったことが、ボクはホンマに嬉しかった。
心のそこから嬉しかった。

せやけど、不思議なことにその「嬉しさ」と同じくらい「さみしさ」も込み上げてきてん。
それは、「別れ情景」によく感じる「さみしさ」やった・・。
「せっかく逢えたのに、もう逢えへんよーになるんやぁ・・」
たぶん、無意識のうちに、そう感じたんやと思う。
悲しい感覚が心いっぱいに広がった。


ブログで知り合った友達っちゅうのは、ちょっと不思議な感覚がある。
初対面やのに、すでに心に同じ空気が存在する・・・。
ネットを通じて共有した時間がお互いの気持ちさえも近づけてくれているねんねぇ・・。

この時感じた気持ちはウソやない。
めっちゃ嬉しくて、めっちゃ悲しい。

ホンマはもっともっといろんなこと、よーけ喋りたかった。
きっと、楽しい!間違いない!そう本気で思う。
せやし、同じ分だけ、悲しい気持ちになるんやぁ・・。

せやけど、つながりが切れるわけじゃない。
せやし、今はさるおうさんの新しい出発にエールを贈ろう!

キミの明日に、キミたちの未来に、心地よい風が吹きますよーに!!
応援します、心から。

そして、この出逢いに感謝します。
ホンマにホンマにありがとう。


シゲくん、待ってるでぇ!

2006年11月13日 | 仲間たち
幼い頃から、聴覚に不安を抱えていた・・・

先日、MRI撮るように医者に言われたと。

「検査結果を聞く時に診察室の空気が重かったっすよ。すぐにわかりました。“オレ、悪いんやわ”って」

結果は、あんまり芳しくなかったらしい・・
再度、精密に検査を・・と言われた。

そんな不安な精神状態でも責任感の強い彼は同僚に迷惑をかけまいと自分の勤番をこなすタイプだ。
しかし、さすがに先日の夜行は到着地での仮眠が取れなかったらしい。
目をつぶると、これから先のことがいろいろ頭の中を巡ってしまって眠れなかったと・・。

そして、深夜運行明け、疲れた体を引きずって再検査を受けた。



結果は、最悪の状態ではなかったと・・。
つまり、脳がダメージを受けるような状態ではなかった。

心からホッとした。
ホンマによかった。
杞憂であってホンマによかった。

結局、聴神経の検査が必要とのことで、地元の大きな耳鼻科に入院をし聴力回復のための治療を受けた。

その彼が今日、一時、退院をした。

今後は通院をしながら、耳の後ろあたりにある腫瘍の精密検査を行う予定らしい。
不安な日々が続くかと思うが、きっといい方向に向うとボクは信じて疑わない。


今は、何も考えずに治療に専念してくれ!

きっと、きっと、いい方向に風は吹くよ、シゲくん。

ガンバレ、ガン太郎!

2006年05月20日 | 仲間たち


バスの事業所の業務形態は多種多様です。
ボクの所属する営業所は基本的に高速バスと貸切バスの運行をメイン業務としている事業所ですぅ。

高速も貸切も運転士はそれぞれの業務で専属の仕事をしてるねん。

ボクら高速専属の運転士は高速バス、つまり乗合運行専門で毎日仕事をしてるし、ちょっとした遠足や送迎、定期観光以外は貸切バスにはほとんど乗務しません。

その反面、貸切専属の運転士の方々は高速バスの続行便(臨時の増便)や年休取得や病欠なんかでダイヤに欠損が発生したときなんかにボクらの代わりに高速ダイヤを走ることも結構あるんですわぁ。

使う側、つまり、運行管理者にしてみれば、貸切専属運転士は潰しの効く便利屋的存在っちゅうことがいえますぅ。
せやけど、裏を返せば、何でもこなせるオールラウンドプレーヤーとも言えるわけでぇ・・
決して、普段は口にしませんが、そんな自負が彼ら貸切運転士にはありますぅ。
それは、別にエエねん。事実そうやし、それはそれでその陰には努力があるねんから・・うん。

せやけど、たま~にそんな自負が嫌味な形で表面に出てくることがあるねん・・・

先日運行管理者の道を歩み始めたばかりの同期のガン太郎
当然、運行管理者として貸切の配車もやらなアキマセン。
しかし、彼はボクと同じ高速専属の運転士やったわけでぇ、はっきりゆーて結構苦労してるみたいやぁ・・。

誰にでも「初め」はあるねんから、何でみんなで盛り上げていくことをせーへんのかがボクにはわかれへんわぁ。
ゆーとくけど、彼は謙虚やでぇ。わからへんことは素直に尋ねるし、決してイチビったりもせーへん。

せやけど、最近、ある大御所貸切運転士に極めつけの一言を言われたらしいねん。

「こういう場合は、この日は公休ではなくて、非番として扱うんだよ。乗合とは違うんだよ。キミは貸切バスに乗ったことがないからわからんのやぁ(やれやれちゅう感じで・・)」

2M(2人運行)で終了点呼が0時を30分ほど回ったその日を勤務表上、公休の印鑑を押していた彼の処理に、物申した格好や。

2人の醸し出す大御所の圧力に納得がいかない感がありつつも・・

「そうですか、わかりました。すいませんでした、書き直します・・。」

と彼は答えましたぁ。(くぅ~っ、彼の顔が目ぇに浮かぶぅ・・




「休日」の取扱い。

バス運転者の場合、休日とは、休息期間+24時間の連続した時間のこと。
せやし、このケースの場合、0時30分に点呼を受けて、拘束から開放されてから8時間、つまり、その日の8時30分からまるまる24時間、翌朝の8時30分まで拘束を解いていれば、その日は休日となりますぅ。
つまり、例えば帰着した日の翌日の9時からの仕事が入っても問題はないってことですぅ。
っちゅうことは、そこさえしっかり押さえていれば、勤務表に公休のハンコを押して公休としての処理をしても運行管理上は「の~ぷろぶれむぅ!!」

これが深夜運行をして朝の8時とかに点呼を受けた場合なんかはその暦日は非番扱いにしな、運転士としてはやってられへんっちゅう側面はありますぅ。
何でて?そんなん、体内時計が元に戻るのに時間が必要やからですぅ。
その日ぃは走りたくても走られへんよ、ホンマ。
もちろん、協約の締結が必要ですが・・。
しかし、今回のケースはガン太郎の処理になんら問題はありません。

組合の役員の立場を横において、もう一言言わせて貰えば・・

大御所のあなた!ちと、図々しいんとちゃいますかぁ?
ただでさえ、労働条件、エエねんからキミたち貸切運転士諸君は!

おっと、やべっ、同じ組合員になんちゅう暴言を吐くんや、ボクはぁ


気長に頑張りやぁ、ガン太郎
せやけど、勉強もしなアカンでぇ


ガン太郎 ! ― 12年目の新しい一歩に ―

2006年03月21日 | 仲間たち


初めて、ヤツに逢ったんは、大型二種免許取得に向けて通っていた古びたバス練習場やった。

ヤツ「いやぁ、はじめてなんですよぉ、いろいろ教えてくださいよぉ」
ボク「こちらこそぉ、でも、大型二種は簡単には合格せーへんよ、頑張ろうなぁ」

確かこんな先輩面した会話をしたと思う。
一生懸命練習して頑張っててんけど、ボクは合格すんのに10回もかかった・・。
せやけど、ヤツは後から来て3回目くらいやったかなぁ、いきなりスルッとパスしやがって・・
ボクの立場はどないなんねんなぁ・・みたいな・・
確かアイツ、その後にけん引の免許も取得したっけ?
けん引は確か2回でパスしたと思う。
ホンマに運転センスのあるヤツやったぁ。
マジで運転の上手いヤツやったぁ。


それから一年後、今の会社の運転士の募集があり願書を出して試験を受けに行ったその日ぃにヤツと再会してん。
その後、晴れて2人とも合格し、同期入社としてバス運転士の道を歩むことになったわけやぁ。

もう、それからは一生懸命よぉ
泊り込みの訓練、1番違いの社員番号、1番違いの担当車、配属後の路線研修、高速ヨビ隊への転属、各高速路線の研修、2M夜行便の研修、高速本番ダイヤへの採用、1日違いの輪番、一緒に泊った続行の夜、最初で最後のあの焼き肉会、無理やり引き込んだ組合活動、いっしょに頑張ってくれた接遇向上チャレンジ、うれしいことがあったとき、楽しいことがあったとき、眠気に襲われたとき、通行止めにあったとき、雪の日ぃ、台風の日ぃ、運休の日ぃ、休みがほしくて勤番変更をしてもうたとき、嫌なことがあったとき、辛いことがあったとき・・・などなど。

仕事でもプライベートでもいつも互いを支え合ってきた・・

お互いをファーストネームで呼び捨てにして・・
どんな時でもどんなことでもぶしつけにものが言い合える・・
「同期」ってホンマにエエよなぁと実感することができたんはヤツのおかげやった。

それが、ボクより2歳年下の友人ガン太郎やねん。

そのガン太郎がこの度晴れて運行管理者への道を歩むことになりましたぁ。
ヤツはホンマ、ギリギリまで迷っててんかぁ・・
「なんやかんやゆーても運転が好きやからなぁ・・バスが好きやからなぁ・・」
これが最大の理由やったぁ・・。

この気持ちはホンマよーわかる!
運転士はみんな少なからずこの気持ちは持ってるし、悩む理由としては十分なものやと思う。
せやけど、ボクはヤツに運行管理者になってほしいと思うねん。
なんでて?
それはヤツが運行管理者にとって最も必要なスキルを持ってるからやねん。

運行管理者は国家資格にパスした運行管理のプロフェッショナル!
法に基づいて冷静で的確な判断をしなアキマセン。
せやけど、こんなんは後天的なものですわ。つまり、学習や経験で習得することができるねん。
大切なものはもっと他にあると思いますぅ
それが、「現場の運転士のささいな気持ちの変化を見逃さず、いつもリラックスした気持ちで運転してもらうための気配りができること」やと思うねん。
不安はないか・・体調は悪くないか・・悩み事はないか・・そんなさりげない運転士一人一人の心身管理がメチャ大切やねん。
そんな気配りが結果的に安全運行を支えることに繋がるねん。
そしてそのために欠かせへんのが管理者の「人間性」やと思うねん、ボクはぁ。

もちろん、人間がよいだけでは勤まらへん仕事。
せやけど、人間がよくないと絶対ダメな仕事やねん。

キミならできる!
立派な運行管理者になると思う!
コムさんっちゅう頼もしい先輩(上司?)もいてはることやし、なんも心配せんでもええやろぉ

自信を持って新しい道に進んで行きぃ!ガン太郎!!
陰ながら応援してるしなぁ


あっ、そうそう、
ボクに休日出勤を頼むときは、最低コーヒーくらいは準備しときやぁ


同期より友情を込めて




癒しの会(^O^)その4

2006年01月31日 | 仲間たち
ちゃびん先輩!ラグビーで鍛えた上腕がカッコイイっす!
ふだんは、バカばっかり言ってる楽しい先輩ねんけど、今日はぁ……


やっぱ、楽しいはぁ\(^O^)/

癒しの会(^O^)

2006年01月31日 | 仲間たち
ここはちゃびん先輩んち!
コムさん、ちゃびん先輩、シゲくんで飲み会やねん。
やっぱ、酒はたのしいく飲まなアカンよねぇ!
楽しいーっ\(^O^)/

出会いは風のように・・横浜の夜

2005年10月24日 | 仲間たち
M空港→H空港→磯子→横交→銀座→磯子・・
ホンマに疲れてもうたけど、横プリの部屋から望む横浜の夜景はその疲れをぜ~んぶ吹き飛ばしてくれたぁ!
イマイチ、写りが悪いわ・・安物のデジカメじゃしゃーないかぁ!

出会いは風のように・・シート

2005年10月23日 | 仲間たち
横交バス初体験は感動モノやったぁ。
どの運転士さんもメチャ親切ぅ!
その理由はその後の横交訪問でよ~く理解できたぁ。

Bちゃんのブログで紹介されていた横交のシートにも
触れることができた。

エエ感じやったぁ。

出会いは風のように・・

2005年10月23日 | 仲間たち
楽しかったビ・バップツアーの始まりはこのまん前やったぁ。
彼女は街角にちょこんと腰掛てました。
ボクがしんどかったときに癒してくれた声の主が目の前にいました。
出会いは風のようでした・・・。