バスシェルターの明かりの下で

夢を忘れたちっぽけなバス会社のちっぽけな元バス運転士の最初で最後のチャレンジ・・。

変わらないもの

2006年06月30日 | 勇気と癒し
ただいま、京都にいてますぅ。
なんと、明日、結婚式を控えている新郎(友人)の自宅にお泊りさせてもうてます。

blueぅ!なんて図々しいんやおまえは!
エエ加減にせんかい!!

いやぁ、ホンマにそう思いますう。
せやけど、友人の暖かなおもてなしの言葉についつい甘えさせてもうてるボクですわ。

友達ってエエよねぇ・・。
長いこと逢ってへんのに、再会して乾杯した途端、あのころのあの時間が流れていく。
何年経っても、何も変わってへん二人がそこにいてました。

そんな彼が明日、結婚します。
ホンマに自分のことのようにうれしい・・・。

奥さん、彼をよろしくね。

結婚、ホンマにおめでとう。

到着ぅ!

2006年06月30日 | 勇気と癒し
あいにくの曇りやんけぇ、大阪は…

ほな、大阪空港交通でシュシュッと京都を目指しましょ!

やっぱエエで関西はぁ\(^O^)/

思い立ったが吉日・・

2006年06月26日 | バス再生
昨日の話ぃ・・

梅雨前線が刺激され朝からごっつぅ激しい雨が降ってました。
この日ぃは隊長んとこのバスセンターを11時に発車するK線・・。

出勤するやいなや、敏腕運管のコムさんが・・

「おぉ、blue!今、電車が一部区間で運行見合わせになってる。電車の客が全部バスに流れてくるかもしれへん。続行立てたし引っ張ってって!」
「ホンマっすか?了解。駅前からついて来ますぅ?」
「いや、途中合流さすわ。」
「了解。ほな、駅前出た時点で人員の連絡入れますわ。」
「おお、頼むわ。」



M市とK市を結ぶ公共交通は高速バスと電車だけ。
それぞれの特徴をもって客層を二分している感のある路線や。

電車の方がルートの関係もあり、所要時分は短い。
つまり、早く着くっちゅうこっちゃ。
さらに移動の快適性もバスよりもいいと思う。
しかし、運賃はバスに比べてかなり高めだ。

一方、バスは山間部を大きく迂回する高速道路の立地が影響して所要時分は若干長め・・。
トイレ、ビデオ付きの車輌も走ってはいるが、全8台中、2台だけ・・
やはり、快適性では電車の敵ではない。
メリットといえば、山間部に広がるE市付近の需要には大いに応えることができる点と国際空港に乗り入れすること、そして、リーズナブルなことだ。

平均乗車人員、13名~15名。
ペイできるくらいで推移していたが、回数券の割引率の引き上げ等で客単価が落ちて厳しい数字が続いている。
つまり、薄利多売が成り立っていない状況や。



駅前に到着し、バースにバスを着けると・・
普段はまばらな待合室から怒涛のごとくお客様が乗降口に押し寄せてきた!
本日は高速乗合1075車。普通の4列シートや。
駅前からは28名乗車・・
かなり際どい乗車人員やった
速攻、コムさんに連絡。

「ちと、厳しいかもしれません。2号車、BCから付けてもらえませんか?」
「よっしゃ、わかった。今から出すわ。」
「了解、お願いします。」

市内バス停を2ヶ所経由した後、バスセンターへ。
案の定、のりばは人の山やった。

結果的にボクの便は補助椅子を残し、正規シートは満席。
空港行きのお客様は2号車に!とのコムさんの指示通り、各便を行き先で区別をした。

当然、乗車にも時間がかかる。
電車の運休に気付いてギリギリにバスセンターに駆けつけるお客さまも多い。
ドアを閉め発車しようとしたときに係員のストップがかかることが2回もあった。

運転士としては発車が手間取うことはいい気持ちはしない・・が、お客様が多いことはメチャ嬉しい!!
自ずと気合いも入る。
そんな中、今のボクにできることは何や?
そんなんゆーまでもない!

乗る予定では無かったバスにご乗車になったお客様に
「バスもなかなかエエもんやなぁ」
そう感じてもらうことだけしかないやんけ!!

そう思たらさらに気合いが入ってきた。
幸い、K線の所要時分は空港を経由することもあって余裕がある。
細かい気遣いに加え、安全に定時性を確保する走りを心がけた。



せやけど、この日ぃはこんなにも多くのマーケットが実際は存在することを目の当たりにした1日やったわけで・・
同時に、それらがすべて電車に持って行かれてる現状に情けなくなった。

「もっと仕掛けていかなアカンで、ホンマに」と・・。

K市の駅前、到着時に降車された方は実に35名。
通常の乗車人員を考慮しても27~8名は電車から乗り換えのお客様かもしれないと予想できる。

マーケティングの重要性を実感した1日だった。
各地域でのエリアマーケティングも重要だ。
個人的に公休利用で行うことは不可能な調査・・
何とかアプローチしていかなアカン。

思い立ったが吉日。

仕掛けていくのに遅いという言葉はない・・
そう信じてがんばるかぁ・・・。


はぁ~ぁ・・

2006年06月23日 | バス再生
人事課の計算式が理解できひん・・
ボクがアホなんか・・



せやけど、それ以前に

第4節・諸手当の割増賃金計算基礎の式自体が理解できひん・・・


根本的に・・
どこがどうポエムなん?
なんでこないなことしはったんやろ・・

アカン!

隊長、この成り立ちを教えてぇ・・



恩返し

2006年06月11日 | 勇気と癒し


ボクの人差し指さえ隠し切れないキミの小さな手。

けれど、ぎゅっと握ってくるその感触は
何とも言えない幸福感をボクに与えてくれる。

ボクはこんなにも素晴らしい気持ちを与えてもらっている。
キミをいとおしいと思うことさえもキミが与えてくれている感情なんだ。

キミの存在はボクにとってかけがえのないものであるし、
キミの存在そのものがボクが存在する理由なのかもしれない。
だから、ボクはボクの存在がキミに与えるものへの責任の重さを実感せずにはいられない・・。

ボクはキミのために何ができるだろう・・
ボクはキミに何を伝えればいいのだろう・・
ボクはキミのために何を残せるだろう・・

迷いながら探しながらになるだろうけどボクは頑張るよ。
いっしょに大きくなっていこう。
何よりそれがうれしいんだ。

だからキミに出会えたことに感謝したい。

生まれてきてくれて本当にありがとう。




気を抜いたボクがいけないのだ・・

2006年06月02日 | バス再生
ボクら運転士は第一線の営業マンや!
もっとも顧客に近く、さまざまな問題を肌で感じることのできる位置にいる。
「現場」とはそういうところのことだ!

第三者の力をお借りしての企業再生。
しっかりとした収益力がこの企業には求められていた。
これがなければ組合員の生活はおろか、雇用さえ守れない。

当社の提供する商品は「移動空間」だ。
営利企業として「より良い移動空間」を提供することは絶対条件。
そのためには「お客様の目線」が欠かせない。
そして同時に「現場の意見」が欠かせないのである。


今年に入って当社でも人事制度改訂が行われ人事評価制度導入が推進されてきた。
労使間で評価制度導入を容認したわけではないが、関わっておかないと内容がどんどん組み立てられていってしまう。
そんな思いもあり、執行部選出の推進者という中途半端な位置づけの中で今まで関わってきた。


担当コンサルタントのアドバイスにより当社がとったスタイルは目標管理。
個人的にはこのシステムは素晴らしいものだと思う。
しかし、初めに人事課がボクら運転士に設定した評価シートの内容は、ただ単に事故件数や苦情の件数、はたまた、お礼状の件数や企業の目線で決められた型通りの案内項目を数値化し、それを評価するという「管理」のための道具でしかなかった。
そもそも目標管理シートと名をうった評価シートなのであるから、運転士用のそれにも当然目標の設定があってしかるべき!!
それなのにこの運転士用の評価シートには「目標」の項目はなかったのである。

ボクはある意味、誤解を生む危険をもはらんでいるといえるこの中途半端な立ち位置でこの企業の根本を更生させるべく、運転士の目標設定にこだわった。

中でも、常に組合員が口にする言葉・・
「ウチは現場の意見を聞かない」をこの目標管理の中でシステムとして機能させたいと思った。


推進室長、コンサル、交通事業部幹部、さまざまな議論を重ねてきた。
もちろん、その都度全力で取り組んできた。
しかし、何時も一旦、決定したと思われる内容が現場に下りてくるときには、若干トーンダウンしていたり、変わっていたりした。

さすがに後半線は疲れた・・・
これをたたき台にして議論されるだろうと提出した「目標例」もそのまま現場に下りてきた。
いや、制度改訂推進室としてそれを容認したのであればその線で推進していけばいいのだ。内容に不安はあっても特に異論はない。
しかし、根本的な部分、つまり、運用面で理不尽な変更がなされていた。
必須だった3つの目標が、選択制になっていたのだ・・。

先月末、この事実を推進室に抗議しなかったのはボクの怠慢かもしれない。
少なくとも説明は求めるべきであった。

運転士としての本来の業務もある・・。
正直、疲れていた・・・。
向こうからアプローチしてくるだろう・・
それが無いこと自体、おかしい・・

今、思えば「逃げ」だったのかもしれない・・。
後悔してしまった・・。

とりあえずは、所属長に確かめなければ・・・
班の目標の定義について。


しかし、今日は久しぶりに滅入ってしまった・・・