バスシェルターの明かりの下で

夢を忘れたちっぽけなバス会社のちっぽけな元バス運転士の最初で最後のチャレンジ・・。

教宣会議中ですぅ

2006年11月29日 | バス再生
ただ今、組合機関紙の新春号について議論中!

教育宣伝活動は組合活動の肝や!

組織力強化のため、良い内容にするため知恵を出しあってますわぁp(^^)q

今日の昼食ぅ!!

2006年11月22日 | 運転士な日常
画像はチキンバーガー!


サプライズ好きの先輩運転士、ソーリさんが何げに買って帰ってから、ただ今、ウチの営業所で大ブレイクしているのが、このQ市のご当地バーガー、「D・R」ですぅ


ただ今、営業所のスタッフの注文分7個と、我が家の分2個。そして、今ここで食べる自分の1個の計10個の出来上がりを待ってるところですわぁ。

店内は持ち帰りのお客さんで並んではるし、なかなかの盛況ぶりやぁo(^∇^o)(o^∇^)o


なんちゅうても、このバーガーの最大の魅力はこのボリューム!


画像ではイマイチわかりにくいかもしれへんけど大人の手のひらくらいの大きさはありますぅ(≧▼≦)

しかも、これがなんと290円でっせぇ!
ありがたやぁ、ありがたやぁ(TOT)


あっ、今、札番号、呼ばれましたぁ!

できたみたいやし、この辺で失礼して…

いただきま~す(о^∇^о)

「思いやりのスパイラル」

2006年11月20日 | バス再生
先日、NHKラジオ「新聞を読んで」(AM5:30オンエア)で経済ジャーナリストであり、阪南大学講師でもいらっしゃる堀浩司先生が経済コメントを述べてはりました。

F線2番手の早朝勤務でシバシバする目ぇをぱちぱちさせながら乗務していたボクの目ぇをパッと覚めさせてくれる素晴らしい内容やってんかぁ!

せやし、敬意を込めてここで紹介させて頂きますぅ。


以下、堀先生のコメントですぅ。

15日の朝日新聞では、「最長景気、見かけ倒し」と今回の景気拡大期を解説しています。
 今回の景気を引っ張ってきたのは企業の利益、全企業の経常利益の伸び率は年平均10.7%とバブル期に匹敵する高さなのですが、この企業利益が従業員の賃金に回っておらず、いざなぎ景気では景気拡大期の5年弱で毎月の給料が79.2%も伸びたのに、今回は逆に1.2%お給料が減っています。
 また、厚生労働省が調査している毎月の勤労統計調査でも従業員5人以上の会社の毎月の給料が、景気が上向きだしたとされる58か月前の2002年平成14年2月の278,000円から今年の8月には271,000円とおよそ7000円も減っています。


 よくよく考えてみると、従業員が我慢した分、辛抱した分が会社の利益に回っている事になります。読売新聞でも、来年3月期に、日本企業として初めて営業利益が2兆円に達する見込みのトヨタ自動車が、昨年の2005年まで給料のベースアップがゼロであったと解説しています。

 一般に会社が、そこで働く従業員の将来のことを考えて、従業員に辛抱してもらって会社の基礎体力を固めるために利益を出しているなら、我慢のし甲斐もあると思いますが、会社の利益のためだけなら、人を道具と見ていることになります。

 企業のトップが標準的な労働者の5000倍の年収を得、上位5%の人たちが社会の金融財産の3分の2を押さえ、国民の16%4500万人が医療保険に加入できず医療を受けられないという、そんな格差先進国アメリカから、逆に世の中でいちばん大切なものは企業の利益ではなく1人1人の人間であること、そして、額に汗して頑張れば幸せになれるという社会を作っていかなければならないことを、アメリカを反面教師として学ぶ必要があるのではないでしょうか。


 先日、講演先のホテルから家までタクシーで送ってもらったときのタクシードライバーの方の話です。その日は、客待ちしているタクシードライバーの方々に、コーヒーとケーキがそのホテルから振舞われたそうです。その日に限らずそのホテルのスタッフの方々は、出入りのタクシードライバーにまで気を使ってくださるそうです。そのタクシードライバーの方もそんな対応をしていただけるそのホテルが好きで、そのホテルからお乗りになられるお客さんには、いっそうの気を使われるそうです。

それぞれの人のことを思いやる気持ち、それが本当のプロだと思います。そのタクシードライバーの方のお話を聞いて私もそのホテルが大好きになりました。こんな会社がたくさん出来れば、もっと気持ちよく毎日が過ごせるのにと思います。




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終身雇用の崩壊に雇用形態の変化。
やっぱ、企業は人を道具としてしか見てへんのかぁ?
先に不安を抱える労働者の増加の背景にはこんな現状があるねんねぇ。
自分の給料明細を見ながら、「う~ん・・」と実感する人も多いんとちゃう?

アメリカの格差に関するデータは正直ショックやったわぁ・・。
アメリカみたいにはなりたない・・っちゅうかぁ、ならんよーにせなアカンと思うわぁ、ボクはぁ。


「それぞれの人を思いやる気持ち、それが本当のプロ」

エエ言葉ですわぁ。

思いやりのスパイラルが企業の利益を生み出す構図・・
結果、そんな企業経済が思いやりのある社会経済を築いていく・・


実感のない「いざなぎ越え」の内情から、個々の企業倫理の欠落が格差社会を生み出すことを導き出し、世の中で大切なものは企業の利益ではなく、一人一人の人間であり、そのために大切なことはそれぞれの人のことを思いやる気持ちが大切であると結ぶ・・

公共交通産業にもピッタリあてはまるんとちゃう?この「思いやりのスパイラル」の大切さは!

願わくば、ウチもそんなスパイラルを作り出せる企業になりたいもんやねぇ。

いや、なっていかなアカンなっ!うん!

そのために、まずは内側からしっかりスパイラルを作らんとねっ!内側から!



運賃収受

2006年11月14日 | 運転士な日常


少し前の話、先輩運転士、クロさんが定員制のK線に乗務したときの出来事。

ある女性のお客様の運賃収受(お客様が運賃箱に入れる)の際、1000円札が一枚足りないことに気が付いたらしいねん。
こういう場合、うん?って思っても即座に反応するのはかなり難しい。
この時も、声かけのタイミングを逸して、結局、バスを降りられたあとにお声をかけることになったらしい…。

お客様とのやりとりは詳しく聞いてへんねんけど、結果として、不足分と思われる1000円をそのお客様から受け取って発車してんて。

その後・・・そのお客様の御主人からクレームの電話が来たらしいのですぅ。(結構、よくあるパターン)
「どういうことや!ウチのはちゃんと払ろたてゆーてるでぇ!あぁ!!」みたいな・・。

こないなったら、後は、「払った、足りひんかった!」「入れた、入ってへんかった!」の水掛け論になってまいます。
そこは経験豊富なコムさんです。適切な対処をして事態を一旦終息させます。

その後、終業点呼時にクロさんに注意を促したらしいねん。(管理職としてこれは当然)
「相手は払ったと言い張っているよぉ。クロ君、キミを信じてないわけじゃない。でも、勘違いもあるかもしれないし、もし運賃箱にその1000円札が入っていたら、完全にキミの負けになるよ。そうなったらいけないから、私は言っているんだよ。」と。

その際、クロさんは涙を流したと・・
口惜しくて涙を流したと・・

翌日、クロさんに会って、何が口惜しいかったのかを尋ねると、
「確かにあと1000円、足りひんかったんや。それを信じてもらえへんかったのが口惜しかったんや」と・・・

「そうかぁ、昨夜の会話は、そこまでその点にのみ終始してたんかぁ」そう感じた。

運賃に関してその車輌の責任者である運転士が疑問を持ったのであれば、その旨、お客様にお伝えすることは業務遂行上、当たり前の行動だ。
せやし、クロさんのとった行動は何ら問題はないとボクは思うし、実際、不正乗車は絶対に許せへん行為や!!

ただ、ボクらの仕事はキセルを見破ることではないし、「運賃不足の真偽」など点呼場で議論しても何の解決にもならない。


あの夜、あの場で論ずべきは、「お客様を信じることの大切さ」だとボクは思う。


「お客様、失礼ですが、今、おいくらお入れになりましたか?」
「ちゃんと、○○○○円入れましたよ。」
「そうですか。失礼致しました。私の確認が不十分でした。申し訳ありません、ありがとうございました。」

これで、この件に関しては終わるのではないか?

お入れになった金額が正規金額に間違いなかったとすれば、ボクら運転士の勘違いであるし、それに関してはしっかりお詫びをし、気分を害されないように配慮すると同時に、業務上に必要なことであるとお客様にも理解して頂かなくてはならない。

もし、故意に運賃をごまかしていたとすれば、こういう声かけを行うことで、「運転士はしっかりみているな」というある種の抑止力が働くことにもなり、次の不正乗車を防ぐことにもつながる。これは当社にとってもメリットだろう。たとえ、その金額を回収できなかったとしても・・・。


確かに、先輩運転士の中には、「あたらず触らずで適当にやっといたらええねん。」っちゅう方もいらっしゃいます。クロさんはこんな考え方をする人じゃないことも十分わかっているつもりです。

「1000円足りなかった」と確信していても、「払った」とおっしゃるならお客様を信じようじゃありませんか!
これは、決してクロさんが思うような“御都合主義の怠慢”ではありませんよ。

バスという移動空間は多くの方々が利用される空間です。
その空間の雰囲気はその日の運転士で左右される部分もかなりあります。
しかし、最終的にはご利用になられているお客様ひとりひとりにも「いいお客様」であって頂く必要があるのです。

そのためにボクら運転士はどうするべきか?
そこらへんをもう少し考えてみませんか?



・・・・ボクはそう思います。


シゲくん、待ってるでぇ!

2006年11月13日 | 仲間たち
幼い頃から、聴覚に不安を抱えていた・・・

先日、MRI撮るように医者に言われたと。

「検査結果を聞く時に診察室の空気が重かったっすよ。すぐにわかりました。“オレ、悪いんやわ”って」

結果は、あんまり芳しくなかったらしい・・
再度、精密に検査を・・と言われた。

そんな不安な精神状態でも責任感の強い彼は同僚に迷惑をかけまいと自分の勤番をこなすタイプだ。
しかし、さすがに先日の夜行は到着地での仮眠が取れなかったらしい。
目をつぶると、これから先のことがいろいろ頭の中を巡ってしまって眠れなかったと・・。

そして、深夜運行明け、疲れた体を引きずって再検査を受けた。



結果は、最悪の状態ではなかったと・・。
つまり、脳がダメージを受けるような状態ではなかった。

心からホッとした。
ホンマによかった。
杞憂であってホンマによかった。

結局、聴神経の検査が必要とのことで、地元の大きな耳鼻科に入院をし聴力回復のための治療を受けた。

その彼が今日、一時、退院をした。

今後は通院をしながら、耳の後ろあたりにある腫瘍の精密検査を行う予定らしい。
不安な日々が続くかと思うが、きっといい方向に向うとボクは信じて疑わない。


今は、何も考えずに治療に専念してくれ!

きっと、きっと、いい方向に風は吹くよ、シゲくん。

池めぐり 3

2006年11月03日 | 勇気と癒し
この湖は県道からも見ることのできるこの池めぐり最後の湖です。(時計回りした場合)

画像ではわかりにくいかも知れへんけど、結構、透明度が高く、めちゃ透きとおってますぅ。

このあとは、秋のススキに囲まれた遊歩道をのんびり下って帰る予定やってんけど、三女がボクの手ぉ引っ張って、
「トイレに行きたい・・」って!
周りの景色を楽しむ間もなく、小走りでトレッキングコースを駆け抜けたボクでした。

楽しかったでぇ。これが休日っちゅうもんやなぁ、ホンマ!
このあとの泥パックのできる温泉に立ち寄り帰路についた1日でしたぁ。

ちなみに、明日からハードな勤番が続く日々です・・・

池めぐり 2

2006年11月03日 | 勇気と癒し
この展望台は絶対に行ったほうがいい!!

いろんな案内紙にこう書いてあったんが、この「二湖パノラマ展望台」ですぅ。

画像では、この池めぐりの中でもっともでかい湖しか写ってへんけど、実はこの左側にもちょい小さめの湖がありますぅ。
以前は、冬、スケートで賑わっていたとか・・

もうこの時点で、パーカーを脱ぎ捨て、Tシャツ状態・・
やっぱ、自然が相手だとエエ汗かきますぅ!

池めぐり 1

2006年11月03日 | 勇気と癒し
めっちゃ、エエ天気に恵まれましたぁ。

高低差は100メートルほどのトレッキングコースです。
このあと、すぐに野生の鹿に遭遇!

この子ぉらも、なかなか楽しめたんとちゃうかなぁ・・

ウチの3人姉妹、初公開ですわ。

不死鳥のように

2006年11月02日 | バス再生
いやぁ~、だいぶサボってもうたやんけぇ・・。

なんやかんやゆーてもう霜月ですわぁ。
つい、この前まで暑い暑い日ざしに、ふーふーゆーてたのになぁ・・
時間の流れが早い気ぃがする今日この頃ですわ。

とまぁ、おっさんの独り言はエエとしてやねぇ・・

実はぁ・・5日前についに企業再生集団の支援が終了してん!
やったぁ!!よかったぁ!!ここは素直に喜ぼう!!
これから、本来の民間企業として再出発を切ることになりますぅ。

せやけど、この2年弱の間、ホンマにいろいろありましたよねぇ、隊長!

笑いもしたし、泣きもした・・。
罵声に、陰口、シカトに中傷・・・それでも、朝はやってくる。
そんな繰り返しの日々やった。


多くの方々の支援を受けて、当初500億超あった有利子負債も3分の1にまで圧縮できた。
これからは残りの負債を自力で計画的に返済することがボクらに課せられた使命となるわけですわ。

いわば、支援していただいた方々への恩返しとの思いで頑張らなアカンのですぅ。

そんな中、今日、社長からこの2年を労う言葉がしたためられた手紙と一緒にわずかではあるが報奨金が贈られた。
契約社員も含む3000人、全員にですよぉ。

「○○バス、頑張ったって、ニュースでもゆーてたよぉ。よかったねぇ、頑張ったもんねぇ。」ウチのんが言った。
ニュースは見ていないが、結構、好意的に報道していたのだろう。

去年、自宅の壁を塗装てんけど、その塗装屋の社長さんが
「たまたまこのあたりまで来たので寄りましたぁ」っちゅうて、顔を出してくらはった。
その社長の第一声も、
「Blueさん、よかったなぁ。ニュースでゆーてたやん。ホンマによかったぁ、再出発おめでとう。」と喜んでくれはった。

多くの方々が気ぃに留めてくれてはったんやなぁと感じることができて「頑張らなアカン!」と決意を新たにした1日になりました。



個人的には、この2週間ほど考えを巡らせていたK線の再考察レポートをまとめあげ、今日、所長に提出することができた。
このタイミングで増収に寄与すべく、K線という商品についてのレポートを提出できたのは、自分でもうれしかった。
ちょっとした達成感もあったしぃ、MBOシートの個人目標にも掲げていたので、少し肩の荷がおりた。

最近は短い休息期間(勤務と勤務の間の時間)に追い討ちをかけるように、社会問題ともなっている飲酒制限が加わり、正直、勤務前は怖くて飲めない日々が続いている。

明日は久しぶりの公休が祝日!
家族で池めぐりトレッキングに行く予定。

今日だけは、再出発を記念してビールを堂々と飲むことにしよう!!