どてらい男on南座

　

　　　　

決して南座の広報ではございませんが、
南座10月の公演をまたプレゼントしていただきましたので紹介する事に。　

「どてらい男」です。
「どてらの男」じゃないですよ、寒いからってどてら姿のあなた　(*￣m￣)ノ彡　

どてらい男って…必殺商売人ではなくて イチロー？ B’z？ ビル・ゲイツ？
今の我が国で目立って儲けてるのは高利貸金業。
お金儲けを素直に受け止められない今どきの社会情勢…とか言ってないで
これは商売に限らず豪快な男のストーリーです。
「やったるでぇ～！」熱い魂の人間ドラマです。

何十年も前に大ヒットした作品が今、南座で29年ぶりに復活上演されています！
花登筺作、昭和の商いで成功を収めた実在する山善初代社長をモデルにしたもの。
山善初代社長と、原作の花登筺先生は、独自の「商い」に対する哲学みたいなものを持っていたそうです。
印鑑に上下のしるしがないのは、押す前に上か下かと確認する時間に「本当に押しても良いものか」と考えるためだ、という話しだったり、「儲ける」という字は人偏に言・者で「人がものを言う」という意味だとか。

花登筺といえば、滋賀県大津市出身の作家、脚本家で
私は『番頭はんと丁稚どん』だけは赤ちゃんの時（？）見てました。
他の『細うで繁盛記』『どてらい男』『ぼてじゃこ物語』などは全く見てないんで
花登筺原作の演劇が観られるという事で喜んで出かけました。

私が知ってる俳優さんは西郷輝彦、新藤 栄作、正司 照枝、小島 秀哉、葉山葉子ぐらいですが。
最後に出演者総出で挨拶があった時、40名は並んでいたと思います。大所帯です。
西郷輝彦好きのお義母さんを誘って行きましたが「さすが西郷輝彦は何を喋ってるかようわかるわ」
アァ～活舌悪いよなあ、年配の方にも良く分かり易いように。

今ミドルエイジの人、花登筺のドラマ見てた人多いんでしょうね。(o⌒∇⌒o)

並外れた型破りな人のサクセスストーリーだと思っていましたが
最後の終わり方にエッ？これでお終い？という印象。
テレビドラマではどんな終わり方だったのか知りませんが
私だったらその後に何か納得できる場面を創るなあ、
などと演出家気取り…。　　
今月25日が千秋楽。

　
　　　　　
　　
　　　　　　　　
　
　　　　　　　　　　


・・・・・・・・帰り、八坂神社を前に・・・・・・・・
・・・・・・・・三条通か五条通どちらから帰ろうかといつも迷うところです。
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　 また行きたいっ