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写真家・小林伸一郎 オフィシャルブログ

写真集、写真展のお知らせ、日々の出来事など綴っていきます。

東京湾岸の風景

2011年10月25日 | 写真

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小林伸一郎 写真集 『Tokyo Bay Side』より

千葉マリンスタジアム 1988年撮影 【Linhof Master Technika】


整備されていない荒涼な土地に円形の構造物。1990年に完成した千葉マリンスタジアム(QVCマリーンフィールド)の建設途中の概観です。3月の震災でスタジアムは液状化現象、地盤沈下の恐れなどでオープン戦が中止、その後、建物への大きな被害はなかったようですが周辺地域の被害は大きいものでした。(staff)


島波 瀬戸内景

2011年08月04日 | 写真

講談社より発売中の小林伸一郎写真集『島波 瀬戸内景』より、写真を12点「GalleryⅠ」へアップしました。 

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尾道から瀬戸内海の島々へ旅がはじまり、本年、3月から5月にかけて、発売記念写真展を尾道 なかた美術館で開催いたしました。

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旅の途中の出会い…連なる島と穏やかな瀬戸内の海…写真集を是非ご覧下さい。(staff)


瀬戸内海の廃墟写真

2011年07月07日 | 写真

穏やかな気候と静かな波、瀬戸内海の地形は造船業が栄える条件を満たした好立地といえるでしょう。尾道市因島は近代的な造船業の発祥の地であり造船技術は現在も世界トップレベルを誇っています。

長い歴史のなかで、国際情勢の影響を大きく受け低迷した時代があり、静かな海にその衰退の跡がひっそりと残っていました。写真集『島波 瀬戸内景』未収録写真3点を掲載します。(staff)


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造船所跡



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水産物加工工場



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雲母製造工場

【New Mamiya 6】




小笠原諸島の廃墟

2011年06月29日 | 写真

小笠原諸島が世界自然遺産、岩手県平泉が文化遺産に登録が決まったニュースが流れました。震災の被害から日が浅い日本では少し明るい話題だったと思います。

6年前、雑誌の取材で小笠原へはじめて行きました。東京都に属しているけど、父島まで船でまる一日24時間、戻りの船は毎日出航していないので確か二泊三日をのがすと?1週間は滞在することになる。当時は携帯電話がつながらなくて、海外の方が便利だなあと思った記憶が。小笠原諸島は1920年代から父島要塞司令部が設置されるなど防衛上重要な島だったため、いまでも日本陸軍が造った構造物がかなり残っている。取材の日程はとんとんとこなし、あまった予備日、山の頂上にある通信施設の廃墟で写した一枚。島では戦跡めぐりツアーなどがあるようだ。興味のある方は「亀すし」「亀の煮込み」…を食するのも良いかもしれません…

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写真集『最終工場』より <日本陸軍通信施設 東京都小笠原村>

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小林伸一郎写真集『最終工場』 マガジンハウス