写真家・小林伸一郎 オフィシャルブログ

写真集、写真展のお知らせ、日々の出来事など綴っていきます。

伊豆方面の廃墟

2011年08月26日 | ロケ

午後からの雷雨で事務所のベランダからは、水位が上がりダクダクと水が流れる神田川が見えていましたが、今はサイレンが止み、少し静かになりました。

昨日から本棚をゴソゴソ探し物をしたり、整理をしたり…途中、本を開いて読んだり…時間ばかりかかっている状況です。なかでも一番興味深いのは昔のガイドブック。

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1991年発行の伊豆ガイド。各地「みどころ」「まつり」「あじ」「やど」とカテゴリーに分けて紹介していますが、伊豆温泉街の大型ホテルは現在ほとんど営業していないでしょうね。

韮山の「みどころ」国指定史跡「韮山反射炉」の下に「伊豆富士見ランド」。富士見ランドはすでに閉園しています。

大仁の「みどころ」は「大仁温泉・帝産ヘルスセンター」入場料1500円…営業当時を知らなくても、廃墟が好きな方は皆さんご存知の場所ですよね。こんな見方をしていると、あっという間に時間が経過するのでこのへんで止めておきます。(staff)


過去の写真展「MACHINE」

2011年08月25日 | 写真展

事務所で本を探していると、ふいに本の間から小林伸一郎が1994年に開催した写真展のDMが出てきました。新宿ニコンサロンが京王プラザホテルにあったころ。

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タイトルは「MACHINE」サブタイトルに「息の根を止めた鋼鉄の巨人たち」と記してあります。廃工場に残された大型機械は迫力がありますね。当時、写真展で発表した写真は、写真集『廃墟遊戯』『廃墟漂流』に収録、その後、撮り続けた写真は『最終工場』へと繋がっています。年月の経過は早いもので写真展から17年が経過。この間に完成した建造物、オープンしたレジャー産業がすでに閉鎖され廃墟へとスクラップ&ビルドが繰り返されているのかもしれません。(staff)


那須戦争博物館 栃木ロケ

2011年08月22日 | ロケ

お盆休みが終わり、涼しい日が続くと夏が終わった気分になり少し寂しいような…

小林は八月初旬、栃木へロケに出ていました。今年に入り、今まで撮影した人形(HITOGATA)のプリントをはじめ、プリントしながら、ますます人形の撮影に出かけているようです。那須戦争博物館は膨大な戦争に関する資料、兵器、軍服が展示してあり、入場料は千円と決して安くないのですが、那須へ行くと度々立ち寄ってしまう濃密な空間のようです。(staff)

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【New Mamiya 6】

那須戦争博物館


写真集の所蔵

2011年08月10日 | 写真集

ネットが生活を便利にしていると実感するのが、図書館で本を借りるときです。私が学生の頃は、図書館へ行き館内の所蔵をデーターベースで検索する程度でしたが、今はネットで検索、予約して近くの図書館で受け取れる。延長の手続きやリクエストも図書館のHPから処理できる。本当に手間いらずです。

事務所から一番近い図書館は文京区立水道端図書館になります。小日向の住宅街に近く、小ぢんまりとした建物ですが、二階の奥の本棚にはズラリと写真集が並び、他館より所蔵数、種類が豊富だと思います。毎回テーマを決めて写真集を何冊か紹介するコーナーが設けてあり来館するたび楽しみです。お近くの方は、是非のぞいて見て下さい。(staff)

文京区立水道端図書館

http://www.lib.city.bunkyo.tokyo.jp/lib05-suido.html


島波 瀬戸内景

2011年08月04日 | 写真

講談社より発売中の小林伸一郎写真集『島波 瀬戸内景』より、写真を12点「GalleryⅠ」へアップしました。 

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尾道から瀬戸内海の島々へ旅がはじまり、本年、3月から5月にかけて、発売記念写真展を尾道 なかた美術館で開催いたしました。

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旅の途中の出会い…連なる島と穏やかな瀬戸内の海…写真集を是非ご覧下さい。(staff)