2012年は自分にとってグレートな年になった。登山は20代後半から始め、始めの数年はかなり熱中した。ひと夏に複数回アルプスに行ったり、2週連チャンで雪の雲取に泊まりに行ったり・・・。
諸事情で山に対する情熱がここ数年かなり低下していて、山行回数も年にわづか数回のようになる年もあった。そして2012年が始まり冬場、相棒Yさんに誘われたりして今年は雪山によく行くなーと思っていた。そして5月の連休、魔の於路倶羅山、残雪の北東尾根へ迷い込み彷徨/道迷い山行から、そっち方面の登山にはまってしまった。休日山に行くのに、前日から待ち通しかったりするのも久しぶり。今、今年の過去記事を見返してみても、出てくるは出てくるは・・・前年までは知らない(頭で認識していない)山や尾根も半分以上ありで、我ながらよく出かけたなーというのが感想。来年も2012年と同じ気持ちで山を続けていけたらと思う。
そんな忘れがたい2012年を記念するつもりで、この年に起きた山関連のでき事を簡単にランキングしてみた。 (単なる自己満足の回想です。)
ランク 10: 低山登山の魅力にはまる
ひょんな事からある日突然自宅近くの名もないような山に関心を持った、自宅南西2キロほどに鶏鳴山の手前に夕日を浴びて輝く低い山塊。それまでは、目には入っていただろうが有ったことも気づかないほど・・・の山。 10/6 すき間時間ができた為、何も期待せず登ってみる。 低山としては、わりと尾根も入り組み変な魅力がある。山名板で金沢山と名のついているのを知って、帰宅後ネットで検索、野球親爺さんやノラさんまで登っていてびっくり。その山だけでは無く、周辺の山もいろいろ行ってみるのも楽しみになった。前週の鹿沼二股山もよかった、地元の低山の地形図を見てルート尾根を想像するのも楽しみになった。何か視野が大きく広がったできごとだった。
http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/35c05281165f99a8238c501ec02836d1
ランク 9: 社山の尾根の魅力にはまる
社山には2012年は雪時期の撤退も含め6回登った。東西南北いろいろな尾根から頂上につめてみた。2012年5月までは、阿世潟からのピストンばっかりで登っていたが、こんなに多くのルートで歩けるなんて目からウロコの感じだった。残雪期の阿世潟から、春の大日崎尾根、黒檜からの初縦走、秋の足尾からの2尾根2連発とどれも思い出深い。http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/a07f27b3875ca232ba2219bb1315d337
http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/a07f27b3875ca232ba2219bb1315d337
http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/b6c1c272126bec6febee045b55552c5b
http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/1f0ebed0d7347f5828202b1e7371a010
ランク 8: 久々のアルプス登山、笠ケ岳へ
自分の登山低迷期であったここ数年でアルプスからは完全に足が遠のいていた。最後に燕岳に行ってからなんと数年ブランクを空けてしまった。その間の自分は何をしていたんだろうか。今年は特に4月末からは山に対して超アクティブ、全盛期でも登り行程の長さから敬遠していた笠ケ岳に9月の短期連休を利用して行ってこれた。さすがにアルプス、でっかい山容と周囲のダイナミックな景観を存分に楽しんだ。久々に山小屋で超混みにバッティングしひとり半畳睡眠を経験したのも今となってはいい思い出? http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/3c4df50a07d6e98198893eeb7cea6171
ランク 7: 女峰2209mピークへの東尾根をつめる
8月の夏休み初日、かねてから気になっていた女峰2209mピークへの東尾根を六方沢橋北から歩いた。ネット上の走行記録もほとんど無く、踏跡も鹿道がかすか、マークも終始一切無し、天気もあまりよろしくなく、途中から樹林の枝ヤブが結構な障害を作る。ヤブを始めたばかりの自分にとって、こんな尾根ほんとに進んでよいのかナ、2000m超の場所ではそんな思いと戦いながらの進行となった。それだけに2209pに達し、その後一般ルートに合流できたときの達成感といったら・・・ ひとつ自分にとっては難関と思われる尾根を歩きとおせ、自信を持つことのできる山行だった。
http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/5b2fa81484855b9828835c4187ebafdf
(この尾根、中盤以降、小枝のヤブとの戦いが生じてくる。ヤブ初心者の自分にとっては結構こたえた。樹林間の急な登りでヤブを避けながらルートを探したような地点(写真下) 野球親爺さん、来年はがんばってココ登ってください。)
小出しにするつもりはないのですが、できたところまで・・・あとの6件は候補は決まっているので、公開は追ってするつもりです。
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どの山も、体力はもちろん精神的な強さも持ってないとくじけそうですネ。低山はブームメーカーになっちゃいましたね。ななころびさんのそんなタフさを感じさせるものばっかりですが、ランクの下のほうでこれですから残り上位の公開を楽しみにしています。是非、年内でお願いしますヨ!(笑)
自分にとってはタフで厳しいと思うルートも、みー猫さんなどは簡単にこなしてしまう力量があるので、いつも関心しています。おかげでいい目標と言うか、体力アップという楽しみ方も山歩きに加わった感じです。いつも良い刺激をありがとうございます。
低山でも楽しめるのって結構、自分としては新発見です。
この記事見落としてました。
はい、今年こそはななころびさんの後追いでこの尾根を歩いてみたいです。
天気のいい日に行きたいですね。6、7月の梅雨の中休みの晴れ間を狙ってでしょうか。
この尾根を歩いた時はヤブを歩き出してキャリア3ヶ月だったので、結構心臓バクバクでした。今なら、もっと楽しめるかもしれません、静かな静かな尾根です。
野球親爺さんであれば、自分より1時間以上早く一般道合流してしまうような気がします。