本日の新聞に、作家の中島梓氏の訃報が載っていました。
享年56歳。ベテラン作家で著作も多いので、失礼ながらもっと高齢かと
思っていましたが、まだずいぶんお若かったんですね。
経歴の多彩さはWikipediaなどに詳しいですが、作家として幅広いジャンルに
書きまくったほか、舞台演出からバンド活動、そしてTVタレントに至るまで
メディアをまたにかけて活躍した方でした。
オタク文化的には、雑誌「JUNE」で現在のBL系に至る基礎を築いたことも
強く印象に残っています。
当ブログでも以前に武部本一郎展の記事で「ニーベルンゲンの歌」の所蔵者である
中島氏について触れましたが、その時のイメージはこれに由来するものです。
しかしSF読みには、むしろ「栗本薫」の名のほうが知られているのかも。
なんといっても『グイン・サーガ』は大ベストセラーだし、出版小説としては
実質的に世界最長の小説ですからね。
実はこの方の作品ってほとんど読んでないけど、ここ数年の間に『グイン』の
新作刊行が大幅にペースアップしたのはちょっと気になってました。
本人も病気のことを考えて、執筆ペースを上げていたのかな・・・。
物語も終盤に差し掛かったようだし、今年になってアニメ化もされた矢先に
作者が鬼籍に入ってしまうとは。
『グイン』も、結局は未完のままで終わってしまうのでしょうか。
年齢的にはまだまだ書けるはずだったのに、残念なことです。
訃報といえば、先月はニュー・ウェーブSFの「産みの父」であるJ.G.バラードも
ついに亡くなってしまいました。
国も世代も違えど、SFが熱かった時代の立役者が次々に退場していくのは
なんとも寂しいものです。
享年56歳。ベテラン作家で著作も多いので、失礼ながらもっと高齢かと
思っていましたが、まだずいぶんお若かったんですね。
経歴の多彩さはWikipediaなどに詳しいですが、作家として幅広いジャンルに
書きまくったほか、舞台演出からバンド活動、そしてTVタレントに至るまで
メディアをまたにかけて活躍した方でした。
オタク文化的には、雑誌「JUNE」で現在のBL系に至る基礎を築いたことも
強く印象に残っています。
当ブログでも以前に武部本一郎展の記事で「ニーベルンゲンの歌」の所蔵者である
中島氏について触れましたが、その時のイメージはこれに由来するものです。
しかしSF読みには、むしろ「栗本薫」の名のほうが知られているのかも。
なんといっても『グイン・サーガ』は大ベストセラーだし、出版小説としては
実質的に世界最長の小説ですからね。
実はこの方の作品ってほとんど読んでないけど、ここ数年の間に『グイン』の
新作刊行が大幅にペースアップしたのはちょっと気になってました。
本人も病気のことを考えて、執筆ペースを上げていたのかな・・・。
物語も終盤に差し掛かったようだし、今年になってアニメ化もされた矢先に
作者が鬼籍に入ってしまうとは。
『グイン』も、結局は未完のままで終わってしまうのでしょうか。
年齢的にはまだまだ書けるはずだったのに、残念なことです。
訃報といえば、先月はニュー・ウェーブSFの「産みの父」であるJ.G.バラードも
ついに亡くなってしまいました。
国も世代も違えど、SFが熱かった時代の立役者が次々に退場していくのは
なんとも寂しいものです。
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