Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

ビーチアニマルからガンダムまで~上半期の動くモノたち総まとめ

2009年10月01日 | イベント・観覧レポート
gooブログの動画容量が少し増えたおかげで、ようやく見られるレベルの映像が
載せられるようになりました。
せっかくなので、今年録ったにもかかわらず記事中で使えなかった動画素材を
まとめて載せてみようと思います。

(写真をクリックすると画面が切り替わります。音声も鳴りますのでご注意を!)

まずは1月のテオ・ヤンセン展から、ビーチアニマルの歩行デモ。

複雑に組まれた塩ビパイプの塊が、動きはじめた瞬間「命あるもの」に変わります。

この映像の見どころのひとつは、下部にぶら下がっている方向制御用の棒が
壊れかけているのを、ヤンセン氏が気づかっている様子。
「ビーチアニマルは徐々に動けなくなって死を迎え、死後に化石となる」という
ヤンセン氏が語ったプロセスが、すでに始まっているのが見てとれます。

次は3月に見てきた、六本木アートナイトで火を吹くジャイアント・トらやん。

前に載せた動画よりサイズも大きくなって、ずいぶんマシになりました。


こちらは別アングル。迫力を伝えたくて、今回は尺もギリギリまでのばしてます。
現場で吹き付けた「熱風」だけは、さすがにお伝えできませんが・・・。

そして先日終了したY150で登場した、ラ・マシンの巨大クモ。

この後にもう一匹のクモと向き合うパフォ-マンスがあったのですが、残念ながら
そちらは録り損ねました。

パフォーマンス後に去っていく巨大クモ、そのお尻からもスモーク発射!

木と金属という異素材を組み合わせて創られた生物的で曲線豊かな造型は、まさに
アール・ヌーヴォーの系譜を受け継ぐもの。
しかもそれを動かしちゃったわけですから、フランスの奇想力たるや恐るべしです。

そして最後は日本側の奇想力、“動く原寸大ガンプラ”ことお台場ガンダムの
起動デモをごらんください。

定時パフォーマンスの全部を、バストアップで録ってみました。
全身は見えませんが、BGMにあわせた頭部の演出がよくわかると思います。
アール・ヌーヴォーとガンプラというあたりに、両国の文化の違いが出てるかも?

ちなみに今朝の新聞によれば、このお台場ガンダムが今年のグッドデザイン賞の
ベスト15に選ばれ、大賞の最終候補に残ったとか。
でもこうやって並べてみると、ガンダム以外もみなグッドデザイン級です!
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