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Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

全国紙でFSSネタはちょっと無理だろう

2005年05月23日 | マンガ・コミック
某新聞の書評欄に、歌人の穂村 弘氏のコラムが載っていたのですが
理想の女性像が「戦う女神」だということで、例としてあげていたのが
「峰不二子とか火田七瀬とかアイシャ・コーダンテとか妖鳥シレーヌとかドロンジョ様」
だそうです。
なんか微妙に違う系統のキャラが混ざってる気がするけど、
言いたいことはなんとなくわかります。

しかし他のキャラはともかく、全国紙で「アイシャ・コーダンテ」って
名前を見るとは思わなかった。
『ファイブスター物語』って、さすがにそこまでは一般的じゃないよなぁ。
新聞でこれを読んでわかった人がどの程度いたのか、心配になります。
まあわかった人間なら私のように「うんうん」とうなずいたであろうことは
間違いないだろうけど。
でもこの人についていったら、足手まといどころか「無駄死にする覚悟」が
必要だと思います。
というか、たぶんついていけずに置いてかれるな。

FSSは他にも強烈なヒロインが多いですが、最近ではやはりミースと
クリスティンが突出した印象を与えます。
特に11巻でミースが見せた情念の深さには圧倒されました。
女性としての恋情と科学者の業がひとつになることで、狂気とも思える
壮絶な「実験」を成し遂げてしまった彼女。
その所業の持つ「罪」と、崇高なまでの「意志」のせめぎあいこそ
FSSというシリーズを貫くテーマと直結しているように感じます。

でもいま私が一番お気に入りなのは、アルル・メロディ・フォルティシモ。
ターバン巻きの女性キャラに弱いのかも。
乗騎のエンゲージ・オクターバーSR1も美しいですしね。
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