いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

医療系ドラマにチャレンジ

2012年09月05日 | 韓ドラ雑記
なんだか9月になった途端、朝晩が涼しく過ごしやすくなりました。
アイスノンを抱えて眠る熱帯夜にはおさらばさ~。
秋の夜長はどんなドラマを観ようかな、と思いつつ、
医療系ドラマの第1話をお試し試聴してみました。

えへへ~、でもまだ「サンドゥ」の記事、書き終わっていないのです。
なんだかつらくてさ……。
以前、自分の中で消化しきれていない、と書きましたが、
案外、はまりすぎて書けないだけなのかも。

そんなわけで、ちょっと別世界をのぞきに行ってきました。

まずは、本国ではシーズン3まで放送されている人気シリーズ「神のクイズ」
主演はリュ・ドックァン氏、自由奔放な若手天才医師を演じます。
「トンマッコルへようこそ」に出てたよ、ということですが、え?誰?
あれ?あの青年というかまだまだ少年兵って感じだったテッキ君ですか!
うわー、全然わからなかったわ。
とてもチャーミングな役どころですね、いい感じ。

舞台は韓国大学 法医官事務所。
希少疾患のからむ事件を担当する部署だそうです。
恩師の要請で、そこで勤務することになった天才神経外科医ハン・ジヌが、
警察庁の特殊係に所属する、お堅い女性刑事カン・ギョンヒとタッグを組み、
数々の難事件を解決していくぞ、という1話完結のドラマ。

このドラマ面白いですね。
私、米ドラマの「BONES」が大好きなんですけれど、近いにおいを感じます。
こちらは、学究肌で他人とのコミュニケーションが大の苦手、
変わり者の天才法人類学者テンペラス・ブレナンが、
FBIのタフな捜査官ブースとともに犯人を追いつめていく1話完結ドラマです。
「神の~」とは男女の役割が反対ですね。

どちらも、扱いにくい天才をなんとか操縦しながら、犯人逮捕にまい進する刑事さん、
という感じで、「ガリレオ」的でもあったりして。
天才医師ハン・ジヌのキャラクターがとにかくいいです!
意味もなく「お前が犯人だ!」って言ってみたり、
「助手じゃないから助手席にはのらないも~ん」とうそぶいてみたり、
とにかくチャーミング。

年齢的にはどうかと思いますが、堺雅人さんが演じたらはまりそう。
女性刑事より背が小さいのも、かわいい小動物みたいでいいんですよ。
うん、これはぜひ続けて観たいなぁ。

出てくる病名は、こういう医療ミステリものがお好きな方なら、
聞いたことのある病名が多いのではないでしょうか?

シーズン3では、ハン・ジヌがすっかり大人でワイルドな雰囲気に
変貌してしまっているそうなので、残念です。
演者の年齢が上がっていくし、いつまでもかわいい系ってわけじゃ無理があるしね。
仕方ないか。

「BONES」は、主人公の同僚もひとりひとりが素晴らしくキャラ立ちしていて、
本当に彼らのことが大好きになります。
このドラマも、そこまでまわりの人物についても書き込んでくれていれば最高ですね。

ちなみにタイトルの「神のクイズ」というのは、
彼らが扱う希少疾患というものが、神から人間に与えられたクイズなのだ、という
ロジックのようです。
希少疾患だからこその謎めいた死や、事件の演出があるのでしょうね。
この点、第1話はもう少し、といった印象だったかな。次が楽しみ!


お次は、多くのブロガーさんも書いていらっしゃる「サイン」
みなさん、「絶対ネタバレ覗かないで、最後まで観てください!」と念押ししてますよね。
どんなに面白いのか?と思いつつ第1話観ましたが、

めちゃくちゃ面白そう。

これは連続ドラマで推理物で医療系なので、一気に観た方が絶対いいね。

自分の仕事に真摯に向き合うがゆえに、疎まれることも多い法医官ユン・ジフン。
あるアイドルグループの一員の不可解な死が、物語の始まりだった……。

本物のアイドル、超新星のゴヌルくんが殺されちゃう役です。
かわいい子なのに何があったのかしら?
関係者はウソつきまくってるし、
死因特定のための解剖には、圧力がかかってきて、
どうにも真実を隠ぺいしたい大きな組織が裏にあるようです。
殺人犯が超大物政治家の身内とか?
ちょっとそれではありきたりすぎるよね。

主役のパク・シニャン演じる法医官ユン・ジフン。
真実を追求する男。
政治的な配慮とか、まったく頭にない人です。
自分が師事しているあの部長はお父さん?
苗字とか違うし、お父さんみたいな存在なのかな?

とにかく、偏屈なかんじの主人公なんですけど、
それは正義を重んじているからだし、仕事はきっちりやらないとダメだ、と
考えているからなんですね。
こういう人は、いくら偏屈でもいいんです!
私は大好きです!

だからあの、新人鑑識官?の女の子は嫌いだな。
自分がただの新米で、未熟者だってことを自覚してないし、
相手のことを何も知らないくせに、自分ばっかり尊重してもらいたがってて、
見ていてイラッときます。
あんなに必死に「どけっ!」って言われても
「先にあやまってよ!」とか、鈍すぎるっ。
だいたい現場写真がピンボケってなんだ!
無能!

鑑識官が活躍する小説で、ジェフリー・ディーヴァーの
リンカーン・ライムシリーズというのがあるのですけど、ちょっと読んできなさいと。
まぁ、こちらもなんというか実際の現場とは
似て非なるもので、関係者は怒りそうですけど
エンタテイメントという点では非常に楽しめます。おすすめです。

たぶんこの彼女もだんだんと成長していくのだろうなーと、
今は嫌いだけど先が楽しみ。

日本ドラマでも有名な「科捜研の女」とか、
米ドラマで有名な「CSI:科学捜査班」とか、ありますけど、
実はまだ観ていないのです。
特にCSIはドラマ内のセリフで触れられていることもあり、
機会があったら視聴したいな、と思います。

医療もの、というと、ヒューマンドラマ系の作品も多数ありますが、
そっち方面にはあまり触手がのびません。
日本のドラマでたくさんあるからかな?

私が大好きなのは、「GM 踊れドクター」
東山紀之さん主演で、多部未華子ちゃんと最高のコンビを組んでます。
総合診療科で、さまざまな可能性を考えつつ患者の病気を特定していくのですが、
医療コメディと言いましょうか、
医療ミュージカルと言いましょうか、
今までにない作品で、非常に面白いです。

「具合が悪いけど、何科にいったらいいの?」という悩みは、
誰しもが持っていると思うのですよねー。
総合診療科というのは、本来町医者と呼ばれるホームドクターが担っていた分野の
医療だと思うのですが、今後の日本の医療制度を考える上で、
大事な因子なのではないかと思います。
なんてね!東山さん演じる後藤先生の受け売りでっす!

ちょっと韓国ドラマとは別の感想なんかも入ってしまって
横道にそれすぎた感もある記事になりましたが、ご容赦ください。
次は気楽に観られそうな「神のクイズ」観ようかな。
あ~、迷っちゃうなー。



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