いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

善徳女王 第9話

2013年03月04日 | 善徳女王
《あらすじ》

トンマンが龍華香徒(ヨンファヒャンド)となり、数年が過ぎた。
厳しい修行に耐え、彼らも成長したが、
相変わらず他の隊には馬鹿にされ、比才には不参加だ。
まだまだ実力が足りないと、ユシンは思っている。

ある日、女のような容姿をからかわれたトンマン。
裸にされそうになったのを見て、仲間は黙っていられない。
花郎徒たちの殴り合いに発展してしまった。
「侮辱されたためだ」淡々ととユシンは言うのだが、
「それでは真性比才(チンソンピジェ)を申し込め」と花郎たちにけしかけられる。
侮辱した側は、申し込みを断れない。
困惑するユシンだったが……。

「彼らの衣服を1ヶ月洗濯することになった」
ユシンの命令に、怒りの声をあげる郎徒たち。
しかしユシンは、実力不足の彼らを守るためにあえて屈辱に耐えるのだ。
「怒りに任せて戦って死ぬより、じっと耐える方が難しい。
おまえの自尊心のために、みなに死ねというのか!」
返す言葉もないトンマンだった。

トンマンは今でも、チョンミョンが王女だとは知らない。
チョンミョンは尼僧の姿になり、たびたびトンマンと会って情報交換をしている。
しかしチョンミョンもまた、トンマンが女だということを知らないのだ。

翌日事件が起こる。
青龍翼徒(チョンニョンイクト)の旗がどろどろに汚され、折られてしまったのだ。
現場には龍華香徒の額当てが落ちていた。
侮辱されたと憤る青龍翼徒は、真性比才を申し込んだ。
龍華香徒はその申し入れを断れない。

死ぬかもしれない……。
ユシン郎にいくらはげまされても、恐怖で眠れない郎徒たち。
決死の覚悟で武芸場に赴いた彼らを待っていたのは、
突然の出陣要請であった。

百済軍が国境付近の速含城を占領、さらに進軍。
敵を討つべく大軍勢を率いて進軍したハジョンはほうほうのていで逃げ出した。
相手は百済王プヨ・ジャンが直々に率いる軍勢だ。
次々に国境は侵され、次は都ソラボルにせまる勢い。
こうなってはソルォンが軍を率いて抗戦するしかない。

初陣となる龍華香徒は、アルチョン率いる飛天之徒(ピチョンジド)に
編成されることになった。
戦場へ赴くユシンの無事を祈らずにいられないチョンミョン。
「あの子を助けて。そしてあなたも郎徒も生き残ってさらに強くなって」

戦の前に戦略を練るソルォン。
ミシルは、こう助言する。
「人が動揺すれば、軍が動揺し、ひいては国を揺るがすことに」
この戦で、王宮の勢力図はどう動くのか?

実際の戦場にたどり着いたトンマンたちは、その悲惨な光景に大ショック。
一方ソルォンは速含城を奪還するため、綿密な計画を立てていた。
龍華香徒はキム・ソヒョンの下、陣営に残り、駐屯地を守ることになった。
しかし、ユシンだけはソルォンらとともに、速含城奪還作戦に参加する。
彼らを引き離す、この人選は何を意味するものなのか?

(つづく)

少年だった郎徒たちは、それぞれ青年に……。

誰が誰になったやら、わからーん!

まず名前と顔と少年時代の顔を一致させねば。
だいたい、あの甘いマスクの美少年が、眉間にしわのよった無骨な男、オム・テウンになるとは。
おかしい、絶対おかしいよ!好きだけど!

でもユシンの生真面目なところは変わってないね。
そして一段と思慮深くなってるね。
まだ旗を取り返してないのか……とがっかりだけど、仕方ないか。

しばらく、郎徒たちのいろいろで学園ものっぽくなっちゃうのかな、と思いきや、
視聴者をしっかり裏切り、ぐいぐい引き込む展開。
いきなり戦に出るんですとな?!
なんかろくにいい目も見ないまま、死んじゃう仲間が出るのかと思うとかわいそう。
郎徒よりは世の中を知ってるチュクパンが脅かしてますけど、
戦争ってほんとにこわいわよね。殺し合いだもの。

ミシルがソルォン郎にアドバイスみたいなこというじゃん。
わたしの足りない頭で考えるに、これはどうも王女陣営にとってあぶないことが
起こるわけなのよね?きっと。
戦争をきっかけに、政敵を切り崩そうというミシルの陰謀があるのよね、きっと。
あえて指示を出さないところも賢い女性ですね、彼女は。

ユシン親子を引き離し、郎徒と花郎を引き離す。
あぶないね、どっちも偶然に見えるよう小細工して殺されそう……。

さて、花郎のシステムなんだけど、花郎の下に花郎徒がいる。
都ソラボルには、十花郎という集団がある。
数ある花郎の中で特に優れた十集団ね。円卓の騎士みたいなものか。
で、この花郎をまとめるの偉い人がいて、その上にチョンミョン王女がいるのね。
花郎という、基本、貴族とか高官の子弟がリーダーになり、
郎徒というものを部下というか仲間というか、自分を慕う者として面倒見てやるみたい。

ユシンが率いる龍華香徒は、田舎者の集団ってことで馬鹿にされるし、
実力も不足してるし、実戦経験だってない。
馬鹿にされても仕方ないんだよな。
どんなに努力してても、戦いでは結果がすべてだから。
この戦で武功をあげ、みんなに認められるようになってほしい、けど、
様子を観ている限りでは、無理かな……。

チョンミョンとトンマンはどうしてるのかと思ったら、
まだお互いに本当の姿を明かしてはいないんだ!
王女は尼のふりして会ってるんだね。
わりとあっさり出てきて驚いた。

チョンミョン王女、子ども?時代を演じたシン・セギョンが大好きだったもので、
大人になった王女にはちょっと違和感。
そしてちょっとがっかり。
正面からは美しいんだけどさ、やせすぎなのか、
斜めからの角度とか、頬がこけすぎてないかい?
そういう骨格なのかなぁ。
もうちょっとふっくら気味の人がいいんだけど、
そうするとトンマンと対照にならないからだめなのかな。
う~ん、好みの問題かなぁ。
もうちょっと食べて、太ってくれないかな。

彼女ははっきり、ユシン郎のこと好きだよね。
ユシンもきっと、王女のこと崇拝してるよね。
王女がトンマンのこと、気にしすぎるから、ユシンはトンマンに冷たいのかな。
ちょっと嫉妬するような感じ?
どうかな?
トンマンとの出会いが最悪だったせいかな?

トンマンが、ここに居るのはムンノのためだけではない、と言うよね?
何のためなんだろう?
いったいどんな理由ができたんだろう?
ユシン郎のため?
まさかなぁ。

でも、「あいつ、俺のこと好きなのかな」なんて言ったりして、
ちょっとは意識してる?どうなんでしょ?
あの三人の三角関係とか絶対観たくないからね。
あなたたちには、やらなければならない仕事があるんですよ。
ユシン郎だって、親父さんが北斗の七つ星が八つになる夢を見て
生まれた子どもでしょう?
みんなで力を合わせないと、あの恐ろしい女には勝てませんよ。

どうせハジョンでは勝てないとわかっていて、戦に行かせたんだよ。
最終的には、ソルォンを総大将にすえて戦争しようと思ってたんでしょ。
政局を見る目は確かだね。
ミシルがすごいのは、そういう権力争いをやりつつも、
もちろん国としても強く、豊かな国力を維持しているということ。
そもそも支配する国がなくなってしまっては、意味がない。
まともな政治をやるからこそ、表だってミシルを追放できない王なのだ。

ええい、この無能!

ちゃんと王女派の味方は増えてんのかしら?心配。


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