サンドゥ、学校へ行こう！ (７)

ミンソク先生……変な奴。
ウナンとのラブラブクッションとかマグカップとかTシャツまで
作っちゃって趣味わるいよね～。

でも、サンドゥの寝言（ケンカのこと、ツバメ稼業のこと、愛娘のこと）を
「いろんな夢が見られてすごいよなー、彼」とか言って
ウナンにばれないようにごまかしてやるの。
……変な奴。

この変な奴がヒソの初恋の人だったとは……。
ウナンとミンソク先生がどうやって知り合ったのかな？と思ってたけど、
ヒソを学校に送ってあげたりしててウナンと出会ったんだね。
ウナンがミンソク先生と結婚式の日取りを決めると知って、
もっのすごく落ち込んじゃうサンドゥ。
このうえサンドゥオッパまで取られちゃたまらないよ！と
ヒソはウナン先生に意地悪するんだよ。

授業中にすっごく難しい問題を質問して、
ウナン先生を困らせようとするわけ。
でも機転をきかせたサンドゥが、ライバルのミンソク先生に
助けを求めて窮地を救ってあげるの。

私はヒソが、
「先生の本当に好きな人は誰ですか？」とか、
そういう質問をするのかと思ってたの～。
でも全然違ったさ……。

結婚の約束を先に破ったのはサンドゥの方でしょ、と
ウナンは思ってるみたいだけどさ、事情があったんだよ～。
あんたの大事な蓄音機を取り戻してあげようとして
たいへんなことになってたんだよ～。

ミンソク先生とお母さんたちとの大事な会食を、
サンドゥの仮病につきあってすっぽかしてしまったウナン。
怒ってサンドゥを置いて帰ろうとする彼女に、サンドゥが言います。
「行かせたくなかった。すべてが終わってしまいそうで……」

「ウソをつくのはやめよう。時間の無駄だ。
そうだろ？ウソをつくのは……」



そうね、ウナンは本当はサンドゥのこと大好きなんだから、
忘れたことなんてなかったんだから、サンドゥを愛しているんだから、
ウソなんかつかないで本当のことを言えばいいんだよ！

と、そこへミンソク先生登場！
ウナンが俺のことをないがしろにするのはやっぱお前のせいかよ！とばかりに
サンドゥを殴りつけます。

うわ～ん！私のサンドゥを殴らないでよ～！（泣）

あ、どさくさまぎれに私のとか言いましたが、
聞き流してください。
先生けっこう暴力的じゃん。医者のくせに、けが人を殴るのかよ！

あわてて止めに入ったウナンは、
「やめて！私がウソをついてたの！」って。

そうだ！そうだよウナン！本当に好きなのはサンドゥなの、ごめんなさいって言うんだ！
ふふふふふふふ、ミンソク先生もそういわれるかと思って真っ青になってるぜ。

んが！
「サンドゥは私の初恋の人なの～」

んなこたぁ、とっくの昔にわかってんだよ！

とは言わないミンソク先生。
「で、どうしたいんだ、ふたりとも」
そんな先生に、ウナンは言っちゃうんです。
どうもしないって。
子どものころの恋で、もう終わったことなんだって。


呆然として、涙を流しながら、ポリのもとへと帰るサンドゥ。
病院へ戻ったころには、すっかりパパの顔になっていました。


ポリと遊んでるときのサンドゥがすごく優しいんだよ……。

そして学校にはいかなくなっちゃったサンドゥ……。
行きたくないよねー。
また別れなくちゃいけないなら、会えなかった方がよかったのに……。

観ている誰もが、ウナンの本当の気持ちに気付いているというのに、
彼女本人がその気持ちにふたをしてしまっては仕方がない……。
てか、そうでなければドラマが盛り上がらない……。

あ～、やだな～、すれちがう悲恋は、悲恋のまま終わっちゃいそうな気がして……。
初恋は実らないって、そういうオチなの？