いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

ファン・ジニ 第三話 

2013年11月27日 | ファン・ジニ
なんだかこのドラマ……引きの感じがわたし好みです!
劇的すぎず、落ち着きすぎず、適度な余韻と緊張感で次回が楽しみ。
いまのところ、予備知識ほぼゼロ、で挑んでおります。
このワクワク感が心地よい。
やっぱりドラマはまっさらな心で見るにこしたことはないのです……。
全何話かすら知らんぞ!今回は!

しかも、あらすじを書くために、いつもは何度か見返したりするんですが、それすら無し。
このスピード感でつっぱしるぜい!

《あらすじ》

ジニの芸事への集中力は目を見張る物がある。
そのかわり、酌の作法やお辞儀の仕方は二の次だ。
芸では一番のキーセンになる!
ペンムに教えられた足裏の舞の感覚をつかむため、ジニは試行錯誤を重ねるが、
今ひとつピンとこない。

そこでジニは一計を案じる。
綱渡りを覚えよう!
細い綱の上をすいすい歩ければ、地面の上で舞うなんて簡単なことだ。
芸人は、綱渡りは男の芸だと渋るが、
大きな市の立つ日に、大勢の前で披露することを条件に、ジニに芸を教える事にする。
行首さまにばれたらたいへんなことになるだろうが、ばれなきゃいいんだ。

ペンムはジニの才能に一目置いているが、人一倍厳しく指導にあたる。
ジニが目指すのは、国一番、いや世界で一番の舞手なのだから。
「わたしが教えずとも、自分で修練するでしょう。わたしの役目は彼女を奮起させること」
ジニの導き手として、彼女を見守る。

1ヶ月半練習したジニは、市場の立つ日にみんなで街へ出た際に、姿をくらます。
そして約束通り、高い綱の上で、見事なわたりを披露した。
ところが、遠くにウノを見つけて動揺したジニは、足を踏み外してしまう。
落ちたジニを助けたのは、ウノだった。

かすかにふれあったくちびるの感触、
ひとこともしゃべらずに去って行ったジニの後ろ姿を忘れることができない。
ジニもまた、不思議な感覚に戸惑っていた。
ウノは、恋煩いを下男に知られ、協力を得てジニを呼び出すことに成功する。

そして真心を込めた手紙で、ジニの心を動かした。
ふたりは、川で詩を読んだり、水遊びをしたり、楽しい時を過ごすのだった。

(つづく)


ああ!爽やかー!若いっていいなぁ!初恋って素晴らしいね!

何より、あのくちびるがふれあうシーンの自然さがイイ!

よくあるエピソードだけど、めっちゃ不自然なシーンになってるのが多いじゃん。
それがあのナチュラルさ。
あっ!ってくらいがいいんだよ。
触れたか触れないか、くらいのことで
ウノは、ぽわわ~んとなり、ジニは唇をこすっちゃう。
初々しいなぁ!

坊ちゃまの恋の病をお見通しの下男トクパルもいい味出してる。
洋の東西を問わず、金持ちのぼっちゃんには、こういう世知に長けた年長の世話係がいるものですね。
ジニの親友ケットンに頼んで、うまくジニを連れ出すことに成功。
ここでウノは手紙を渡すのですが、それは漢詩の流用でした。
しかし、キーセンはあらゆる教養を学んでいる、ということで
(ジニはおそらくその方面でも優秀なのでしょう)あっさりパクリだと見破られてしまいます。
で、ウノは自分の気持ちを素直に書いた手紙を渡す。
ジニは、そこに込められた真心を見て、彼を気に入るんですねー。

水に入る乙女を見て一目惚れしたウノ。
そして二度目の出会いは、竹の水墨画。
三度目の最後の一押しは、高い綱の上を颯爽と歩く美しいジニの姿。

ぽわーんと口をあけて彼女に見とれるウノがかわいくてしょうがない。
こんな女性を今まで見たことないでしょう。
夫に泣かされつつも健気に耐える母や、
刺繍をたしなみ、男性とは恥ずかしくて口もきけないような両家の子女しか知らないでしょ。
そこへきて、自由で、美しく、溌剌としたジニを見ちゃったら、惚れるしかないよね。
もちろん身分の差がありますから、この恋はかなわない。
かといって、妾としてジニを手に入れればいいじゃないか、という論理は、
あわれな母の姿を知る男としては受け入れられない。

どう転んでも別れるしかないふたりなのね、きっと。
初恋は実らないのは定番よ。

ただね、「実る」ってどういうこと?とわたしは問いたいね。
結婚すりゃ、それが「実る」ってことなのかい?
恋の行き着く先は結局制度なのかい?
恋が愛に変われば、それが「実る」ってことなの?
誰がそれを判断するの?

恋はただ、それだけで良いものだと思うなー。
実るとか実らないとか、関係ないよ。
恋はただ、恋することができただけで、十分しあわせなことだと思うよ。
恋をしているその刹那がいいの。
あとでどうなろうと、それはそれだ。

そんなわけでわたしは、この人たちの恋を存分に楽しみたい!
たとえ別れることになっても、この恋の美しさは損なわれるものじゃないわ!

慌てて逃げ出したジニを追いかけてきたウノが、靴をそっと差し出すのが
またいいんだよね~。
ふたりとも一言も言葉を交わさないのがまたいいんだ。

このかわいい恋の結末を見るのはつらいけど、致し方ない。
ジニはおそらく、悲恋をも、芸の肥やしにする宿命の女……。
綱渡りまで習っちゃう人だからね。
ああ楽しみ。


※字幕では「ウンホ」となっている若様の名前ですが、「ウノ」表記にさせていただいております。
だってそう聞こえるんですもの。
「ユノ・ユンホ」が「ユノ・ユノ」なのと一緒よね。
でもいつも日本の司会者の人が「ユンホさん」っていうのがちょっとさびしい……。

↑こちらもhulu版は「ユンホ」字幕でしたが、DVDは「ウノ」でした。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは^^ (HARU)
2013-11-27 10:16:23
ビスコさんこんにちは^^

ファン・ジニ、私も視聴しました~!!
ハ・ジウォン氏と、可愛いけどちゃんと男らしさもあるチャン・グンソク氏の共演がとっても初々しくて良いですよね^^

私もこのドラマの感想を書こうとずっと下書きにあるんですが、まだ書き上げていない状態です^^;
ビスコさんのあらすじ&感想を読んで復習してから挑みたいと思います!笑

あと、ウノとかユノとかですが、韓国ではユンホってハッキリ言っても通じないんじゃないかな~って思います。
微妙な発音って感じなので日本人には言い表しにくいですよね~!
イ・ミンホ氏も字面を見ると「イ・ミノ」となりますし、
実際同じ字面で「イ・ミノ」っていう俳優さんもいますしね~…
その違いは何?って感じですが、ウノはウノで良いと思います!笑

長くてすみません~><
またお邪魔しますv
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ぜひ感想を~ (ビスコ)
2013-11-27 23:47:01
こんにちは~!
ファン・ジニ見てらしたんですね。
ぜひぜひHARUさんの感想を聞いてみたいです。
復習なんて言わずに、よろしくお願いします。

ウノはウノでいいですよね!
もうグンソクくんがかわいくて男らしくてとても良いです。
やっぱりその年齢でしか表せないキラキラ感がありますよね!

今はもう20話あたりを見ていて、物語は終盤です。
最後まで勢いで突っ走りますよ。
実は明後日配信終了だという事情もあるんですが、
理屈とかより、無言の心情描写が多いドラマなので、
流れに身も心も任せて次々見ちゃう感じです。

また遊びにきてください~。
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