いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

フルハウス ※ 3

2013年02月18日 | フルハウス
にゃー!今回も80分の長さでお送りします、フルハウス。
あらすじも長く長く、なっております。
こういう恋愛ものは、ディティールが命!
ほんとのあらすじだったら2,3行で終わりそうだけど、
そういうわけにはいかないのだ!
書いとかないと、細かいシチュエーション忘れそうだし!

〈あらすじ〉

出版パーティーで、とっさにジウンにキスしてしまったヨンジェ。
集まっていたマスコミは、特ダネに飛びついた。
騒ぎの中、ふたりは退席。
「大変なことをしてくれたな!」
ミニョクはへウォンに怒り心頭だが、彼女もまた
目の前で起こった出来事に混乱し、気持ちが揺れていた。

家へ帰って何事も無かったかのように、ジウンを無視するヨンジェ。
「ちょっと!わたしに話すことがあるでしょ!
……きょ、今日のことよ。説明してよ!」
ヨンジェに食ってかかるジウンに、あっさりとヨンジェは言う。
「俺たち、結婚しよう」
「ハァ?」
ヨンジェは、ジウンを妻として雇うと言う。
マスコミにも疲れたし、せまってくる女たちはうっとおしい。
賃金も離婚の慰謝料も払う。
「慰謝料は、そうだな、この家でどうだ?
悪い話じゃないだろ。よく考えて、お前が決めろ」

ヨンジェの提案に、ジウンは目を白黒。
好きでもないのに結婚なんて、おかしいわ。
でも彼は、好きじゃない方が離婚するとき楽だろうって言うし……。

翌朝ジウンは覚悟を決め、ヨンジェにいくつかの提案をした。
契約結婚には、契約書が必要だ。
「ひとつ、お互いの私生活を尊重すること。
ひとつ、肉体関係を求めないこと。
ひとつ、契約期間は6ヶ月を超えないこと。
ひとつ、離婚時に、慰謝料としてハン・ジウンにフルハウスを譲渡すること」
ヨンジェがその条件に、
この契約を第三者に知らせた場合、契約は無効、慰謝料を支払うという
条件を追加して、契約は無事締結。

ふたりは結婚記者会見を開いた。
あることないことそれらしく記者に答えるヨンジェに、
さすがのジウンもあきれ顔だ。
エステで磨きをかけるジウンと偶然出会ったへウォンは、
なんだか複雑な気分。

一方ヨンジェはスポーツクラブで偶然ミニョクと顔を合わせる。
「バカなことをしたな。もう少し待っていればへウォンだって……。
彼女が移り気なのは知ってるだろ?」
へウォンを侮辱されたように感じて、むっとするヨンジェ。
ミニョクもへウォンも、この結婚が契約結婚だとは知るよしもない。

マスコミの報道を見て、結婚を知ったドンウクたちがジウンを訪ねてきた。
自分たちのしでかしたことを棚にあげ、
おかげでヨンジェと会えただろ、というドンウクに怒るジウンだが、
お腹の子どものことを言われると弱いのだ。

婚約したとはいえ、妻として雇われた身のジウン。
相変わらず家政婦同様、こきつかわれている。
必死で家事をこなしているジウンを、ヨンジェの祖母が強引に呼び出した。
「普通は呼ばれる前に来るものよ」
礼儀を知らない若い嫁に腹を立てる祖母だが、
かわいい孫のヨンジェには弱い。
医者の息子と仲違いして出て行ってしまった孫がかわいくて仕方ないのだ。
「ばあちゃん!ジウンを無理に連れてきたりするなよ」
あわてて飛んできたヨンジェは、実家から急いでジウンを連れ出した。
玄関先で鉢合わせした父親とは、冷たく挨拶を交わすのみ……。

「ねえ、家族を大事にしないと後で後悔するわよ。
ハルモニだってご飯たべていきなさいっていってたのに無視しちゃって」
訳知り顔に忠告してくるジウンに、ヨンジェはイライラ。
「今すぐ降りろ!騒ぎたきゃひとりでやれよ!」
車からジウンを降ろして置き去りにしてしまう。
腹を立て、歩いて帰途につくジウン。
気になって引き返してきたヨンジェは彼女を見つけられずじまい。
夜になってジウンが帰ってくるまで落ち着かず、
家の前でうろうろと待っていたのだが、
彼女はそんなこととはつゆ知らず、荷物をまとめて逃げ出してしまう。

ドンウクたちの住居に転がり込んだジウンだが、
彼らの計略で、結婚式場に連れて行かれてしまい、ジ・エンド。
すっかり美しい花嫁に仕立てられたジウンは、ぽつんと控え室に座っている。

そこへヨンジェの父が登場。
本当は、不詳の息子の結婚式など出る気もなかったのだが、
妻と母に言い含められていたのだ。
「相手のお嬢さんはね、両親がいないんだよ。
バージンロードをひとりで歩くなんてかわいそうだろ。
あんな大きな目に涙をためて頼まれたら……」
そのへんは妻と母の計略ではあるのだが、
根っこは優しいヨンジェの家族。
ジウンのことを本当に気にかけてやっているのだ。

「ヨンジェのことを支えてやってくれ」
お義父さんはそっとエスコートのための腕を差し出してくれる。
「きれいだよ、ジウナ」
優しい言葉に、温かな気持ちで胸がいっぱいになるジウンだった。

滞りなく結婚式が終わった後は、新婚旅行。
とはいえここは船の上。
「せっかく来たのに……観光もしないなんてつまんない」
「お前が逃げ出さないようにだろ!」
「バカみたい、大人のくせにやることが幼稚なのよ!」
むかっとしたヨンジェは、じゃあ大人の態度を見せてやる、と
ジウンにせまり、慌てたジウンは海に落ちてしまう。
泳げないのに……。

ヨンジェに助けられたけれど、ジウンはすっかりすねてしまった。
「もう少しで死ぬとこだったわ。このろくでなし!」
ホテルに戻っても散々。
ベッドはひとつしかなくて、外で寝ろって言われて……。
ヨンジェのあれこれに対抗できず、結局外のベッドで寝たジウン。
朝食も別々。とにかく意地を張り合うふたり。
さすがのヨンジェも、つまらなそうなジウンがかわいそうに思えてきた。
彼女が気になって、自分もなんだかつまらないし……。

「おい、観光に行くぞ」
ヨンジェが用意したのは自転車。
「……わたし、乗れない……」
「マジか?!」
ヨンジェの特訓にも、まったく乗れる気配のないジウン。
「ほんとに頭が悪いんだな、お前は!」
何度も転んで、とうとう大声で泣き出した。
「自転車に乗れないくらいで馬鹿にして!
こんな旅行来るんじゃなかった!うわーーーーん!」

わんわん泣いているジウンに
「泣くな、アイスクリーム買ってやるから」と、ヨンジェ。
「子どもじゃないのよ!」
大泣きしていたジウンも、ようやく機嫌がなおって、
ふたりはのんびりとリゾート気分を満喫。
屋台をひやかして、象に乗って、浜辺で夕日を眺めて……。
ようやく本物の新婚旅行のような雰囲気。

家に帰ってきたふたり。
ジウンの部屋には、ステキなベッドが用意されていた。
「ステキ!あれ、どうしたの?」
「給料から引いとく」
へウォンから、モデルになってほしいと電話がきた直後で、
断りはしたものの、ヨンジェは複雑だし、なんだかもやもやした気分なのだ。

「そうだ、車も買ったんだ」
ヨンジェの言葉にびっくりしたジウン。
外にはヨンジェの車と全く同じスポーツカーが。
「うわ!すごい、やだ、無理しなくていいのに……」
「そりゃ俺のだろ。お前のはあっち」
ヨンジェが投げてくれたのは、新しい自転車のキー。
色はジウンの希望通りかわいい黄色だったけれど……。

ふたりは早速自転車の練習。
新婚旅行先での特訓のやりなおしだ。
何度も転びそうになるけれど、今度は我慢強くつきあってやるヨンジェ。
「あ!すごい!乗れたわ!」
と、楽しそうなふたりの前に、車であらわれたへウォン。
意味ありげに見つめ合うへウォンとヨンジェに戸惑い顔のジウンだった。

(つづく)

あー、あのよく見るシーン、もうこの第3話で出てくるシーンだったんだね!
ふたりが海辺のベンチで頭をもたれあって眠っているシーン。
これ、フルハウスの前の浜辺かと思い込んでいたけど、
新婚旅行先の風景だったのか!



よく見りゃ椰子の木が写ってますから、韓国国内ってわけはないか……。
なんかこのドラマを代表するようなシーンが早々に出てきたので、
ちょっと思いがけなかったです。
でも全16話なんだもんね。いわゆるミニシリーズか。
日本のドラマよりかはボリュームあるけどね。

さて前回の続きですが、
ヨンジェは半分やけになって、ジウンにキスしちゃったのかしら?
大好きだって言っちゃって、その場をごまかすために?
それなのに、歯を磨きながらキスのこと思い出して
にや~とにやけちゃうジウンがかわいすぎる。
初めてなのか?ジウナ。

ミニョクオッパはへウォンに怒ってたね。
彼は新事業としてエンタテイメント業に進出するつもりだったし、
映画スターのヨンジェに協力してもらうつもりだったから、
あんな風にヨンジェがスキャンダル写真を撮られてしまって怒ったのかな?
彼の商品価値が下がるから?
それとも、弟のような存在のヨンジェを追いつめたことに怒ったのかな?
へウォンの態度にあちゃーってなってたから、後者だと思いたい。
兄貴分なんだもんね。ヨンジェのことはかわいがってると思う。
ちょっと上から目線で。

キスしたぐらいですぐ結婚報道?と思ったけど、
その前にプロポーズ大作戦がリークされてたから、自然な流れなのかな。

ま、あんまり物語の整合性とか考えても仕方ないドラマだと思うので、
ここはヨンジェとジウンのあれこれを、わくわくしながら楽しめれば
いいかな、と思います。

だってふたりともかわいいんだもん!

記者会見用にきれいにメイクしてもらったジウンを見て、
ちょっとポーっとなっちゃうヨンジェ。
お約束だよ、お約束だけど、そこがいいんだよね~。
ジウンも本気できれいだし。

ちょっとメイクが肉食系な感じだよね。
顔の印象はバリッと変わってるのに、
「変でしょ?変じゃない?」ってもじもじしてる中身はいつものジウン。
そのギャップがなんか愛らしいのだ。

エステでぴかぴかにされて、
「爪にもなんかするんですって。じゃ、またお会いしましょうね」って
ぴょこぴょこペンギンみたいに歩き去って行くジウンがかわいいの。

なんたってわたし、へウォンが嫌いですからね。
だいたいなんですか、あのこれ見よがしに胸出した衣装は!
品がないわ~。
ははは、下世話なおばさん的目線になってますけども。

あんなひどい態度をとっておいて、ヨンジェが結婚するとなると
なんか寂しくなっちゃってる雰囲気が腹立たしい。
彼のこと振ったのはあなたでしょ!
ひとのものだと思うと惜しくなるタイプなのよね~、嫌よね~。

「ヤな女ね!」ってマツコに一刀両断してほしいわ。

そこいくとジウンは年のわりに純情でね。
ヨンジェに「大人の味を教えてやろうか?ウン?」とかいって
半裸で迫られると、怖じけちゃうわけさ。
彼女の顔をぎゅむ~っとはさんでキスを迫るような男の
どこが大人なんだよ!っておかしくなっちゃうんだけど。


この直後に海にドボン

あ、でもジウンは23歳か。
で、ヨンジェはいっこ上だから24歳設定。
ま、初々しいカップルですよ。
スター俳優にしては確かにめちゃくちゃ早い結婚ということになるのか……。

新婚旅行でのベッド争奪戦とか、
相手をちらちら気にしながらの食事シーンとか、
思わずにやにやしながら見入っちゃうんだけど、
意外とこのドラマ、わたしにとっての泣きツボがあるんだ。

なんかね、谷啓似のアボジがね、
うれしそうにジウンの花嫁姿を褒めてね、
彼女が本当にうれしそうにお礼を言うところですでに目頭が熱くなっちゃってね……。
彼女はお父さんがいないから、
ホントのお父さんならきっとこう言ってくれるだろうな、というセリフを
アボジが言ってくれて、わたしもじんと来ちゃったんですよね。


ウワ~本当にきれいねぇ。

礼儀知らずだ何だと文句を言ってたハルモニも、
「あの子はひとりぼっちなんだよ」ってバージンロードの心配をしてあげる
心の温かさをちゃんと持ってる素敵な人。
とにかく息子と孫が仲直りしてほしいんだね。
あれかな、医者を継がずに俳優になったからおこってんのかな。
しかし医学部に行ったとは、ヨンジェはすごい秀才なんだね。
あれ?卒業してんの?医師免許は?

その次はね、なんか自転車から転げ落ちたジウンと一緒に
悲しくなって泣いちゃったんだなー。
我ながらばかみたいだと十分わかってますけども、
そうだよ、こんなの全然楽しくないよー!って気分で泣けてきた。

自分にとって泣けるドラマには、2種類あるのですよ。
「登場人物がかわいそう」って感情移入して泣いちゃうのと、
「悲しい」って登場人物の気持ちそのものが混入してきて泣いちゃうのと。
今回は後者だな、と。
恋愛ものの定番として、途中の紆余曲折は避けて通れないと思うので、
意外に泣かされるドラマになるのかも。

まずは契約結婚が無事成立、ということで。
6ヶ月契約は短すぎるような気もしますが、ヨンジェの思惑はなんなんでしょ?
へウォンに嫉妬してもらいたいの?
じゃあジウンは当て馬?
それってだいぶ……ヤな感じだけどー。
ジウンのこと、嫌いでもなさそうじゃん。どうなのさ、ヨンジェや。


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