いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

宮 ~Love in Palace~ 5

2012年06月12日 | 宮 ~Love in Palace~
この5話はシン君誕生パーティーの巻。
とにかくチェギョンがかわいそうな回なのです。
一応結婚して皇太子妃になったのはいいものの、
まだまだ身についていない上流社会のマナー。

でも上流社会のマナーって何よ!
人を傷つけても平気なのが高貴な人々なの?


《あらすじ》

「お金のために結婚した、悪い女なのよ!私は!」
虚しさと寂しさでいっぱいのチェギョンは、シンとケンカをしてしまう。
チェギョンを思いやって両親を宮中に招待するシンだが、
勉強中のチェギョンは、とうとう家族とは会えずじまい。

「どうして勝手に帰しちゃったの!サイテーよ」
シンの態度を非難するチェギョンだが、誤解とわかり彼に謝りに行く。
イヤホンをしたままのシンに、告白めいた話をきかせてしまうチェギョン。
本当に彼を好きになってしまったのかな?と自分の気持ちがわからない。

シンの誕生日は、済州島のリゾートで、王族会と乗馬クラブの面々が
集まってパーティーが開かれた。
夫婦付随で出かけていくチェギョンだが、そこにはヒョリンの姿も。

何かと気を配ってくれるユルも同席しているが、
シンの悪友たちに意地悪をされ、
ヒョリンには居心地の悪い思いをさせられて、いたたまれない。
親友三人組ががこっそり忍び込んでくれて、
少しは元気が出たチェギョン。

それでも、せっかく用意したプレゼントをみんなの前でバカにされて、
すっかり落ち込んでしまった。

慰めに来てくれたユルと、友達と一緒に水遊びに興じるチェギョン。
その様子を見つめながら、チェギョンがくれた靴に足を入れてみるシン。
ヒョリンと親密に接するシンの姿は、密かに入り込んでいた
カメラマンに盗み撮りされてしまう。

シンとチェギョンは翌朝の挨拶のために済州島からトンボ帰り。
ヒョリンのくれたペンダントをひとり眺めるシン。

それぞれの想いを抱いて、夜はふけてゆく……。

(つづく)

はぁぁぁぁー、見返したいような見返したくないような、
複雑な第5話です……。

前半のエピソードは、いつも明るく元気に振舞っていたチェギョンが
感情を爆発させてしまい、涙、涙。
だけど見ている側としてはスッキリするんですよ。
そーだそーだ、言いたいこと言っちゃえ!てな感じで。
シン君もすごく優しくしてくれるし……。

住居を移す話、やっぱり物々交換みたいなニュアンスで話をしてたのね。
それにシン君、やっぱりチェギョンの様子を気にかけていたのね。
昨晩のもやもやを引きずったままのチェギョンは、
いつもの明るさをキープできないのね。
援助を期待した結婚ではあったけど、
今はシン君を好きになってるチェギョンだから、彼の言葉に傷ついちゃう。
かわいいねぇ。

さすがのチェサングンも、チェギョンの真剣な目に気おされてしまうくらいの
チェギョンの勢い。
そうそう、我慢ばかりしないで、たまには爆発しなきゃ。
ちゃんと言わないと、シン君わからないからね。

しかし「青春の罠」を見ているコン内官の嬉しそうな顔!



即座に「数年前のドラマですが」と答えたときは、
さすが何でも知ってるコン内官!と思ったけど、ファンだったのかな?
もしかしてビデオテープも個人の私物?

「青春の罠」知らないからわからないとこもあるんだけど、
字幕がちょっとしんどいなー。

ユル君と話していて、シン君が電話してきたところ。
「盗んで逃げたから電話してきたの?」
チェギョンが怒ってシン君の胸倉をつかんだところ。
「ここまでだ。お前が這い上がれるのはここまでだ」

このセリフがよくわからーん!
特にシン君の「ここまでだ」って何かな。
ぎゅぎゅぎゅーっと手を握って、下におろさせて、
そっとチェギョンの頭を触って言うセリフ。
優しい感じなんだけど。
これ以上、僕の心には入って来られないぞ、って意味?
別に好きでもないお后、思いやって配慮してやれるのは
このくらいまでのことだってこと?

泣いているチェギョンを見て、びっくりしてるシン君がかわいいのだわ。
あれ?もしかしてシン君の前で泣くの初めてだっけ?

そして思わぬ形でのシン君への告白。
自分じゃなくて、ヒョリンと結婚してたら、もっと幸せそうだったはずよね、って。
彼の幸せを願うチェギョンは健気でかわいい。
でもそうなってたらもっと気分が悪いわって、素直なチェギョンがもっとかわいい。

シン君、しっかり聞いてたのにポーカーフェイス~。
クールすぎる……。

チェギョンはこの段階で、ユル君が王子だってわかったわけね。
みんなにはナイショだけど。
だけど皇室マニアの三人娘はピンときちゃうわけだ。
ガンヒョナもクールなふりして、結構なマニアだよね。
プレゼントもしっかり用意してるし、
読んでいる本もハーレクインロマンスばり。
実はシンデレラに一番憧れているのはガンヒョンだったりして。

後半の済州島パーティーは、つらすぎるのだー。
まるで奥さんみたいにシン君の世話を焼くヒョリン。
チェギョンをバカにしまくるボンボン三人組。
一応シン君はいちいち反応するんだけど、
チェギョンをかばうことは一切無い。
側にいてあげずに、ほうりっぱなし。

シン君何か言うことないわけ~?!

済州島では、ほとんどセリフないもんね。
演じているジフ二も難しかったと思うわ~。

あの時、「捨てとけ!」って言ってた靴をリメイクしてくれたチェギョン。
シン君もそれに気付いたとき、
「お金のため」って言ってたけど、随分前からチェギョンの心は
シン君に向いていたんだとわかってくれたかな?

結婚式のために教育を受けていた頃、
眠りこけてた机の上に、この靴がのっかっていましたね。
覚えている人は、ここで「あ!」って思うよね。

チョギョンの友達三人組が好きなのは、
飛行機代をはたいて遊びに来たのが、皇室マニアのシン君ファンだからってとこ。
靴の件でがっかりしているチェギョンを慰めに来たのか?と思いきや、
プレゼントを渡したいからつなぎをつけてくれって言っちゃうとこ。
いかにも親友~って感じで感傷的になったりしない、
あっけらかんとしたところが好きさ。
だけど、一番怒らなきゃいけないところは一緒に怒ってくれる。
そういうところが、いい友人関係だな、と思います。

ユル君はイギリス仕込みの紳士ね~。
そして愛情を素直に表現できる、いい子。
だけど、チェギョンに好意を持つようになって、
そんないい子のままいられるかしら?

ヒョリンはだいぶんイヤな子になっています。
ほんとに、そんなに好きならなんでプロポーズ断った!
少しでいいから悩んでもよかったのに。

ヒョリンからの親しげな接触を微妙に拒んでいるシン君がツボ。
それなのに、ヒョリンのプレゼントの底に入っていた
銀のペンダントを見て、ふと笑ってるところがきらい。
まだ揺れ揺れね……。

チェギョン!ファイティン!





最新の画像もっと見る

コメントを投稿