いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

ファン・ジニ 第十一話 

2013年12月11日 | ファン・ジニ
うむ、次から次へといろいろ起こるが、
大人の展開になってきて面白いぞ。
しかし、前回のあの引きはずるかったなー。
ええええっ!と思わせておいて、あの件はそうそうに終了しました。
一件落着でよかったけどさ。

《あらすじ》

大使の詩を引き裂いたジニは、すでに心に留めたので、物はいらないという。
そして、大使の心にも、朝鮮芸能を守ろうとした文人との友情を留めてほしいと、
ジョンハンのために頼むジニなのだ。
すべてがうまくいき、ジニに礼をいうジョンハン。
しかしジニの強気で捨て鉢なものいいに、思わず頬を打ってしまう。
なぜ彼女は自分を大事にしないのか……。

ジョンハンは判書の職を固辞するが、殿下の決意は変わらない。
そのかわり、彼には、民衆の歌や舞を収集する任務を与えた。
松島に都監を置き、ジョンハンが常駐してその任にあたる。
朝鮮一の楽士といわれるオムスも、その手伝いを請われた。

ジョンハンは、ジニのことが気になって仕方がない。
ジニもまた、彼のためにコムンゴを弾く。
互いに意識しあうふたり。

ジニは4年前から舞をやめている。
ペンムに対する復讐心もある。
しかし、一番残酷なやり方でペンムを倒すために、メヒャンに剣舞を習うことにした。
もちろんメヒャンも、ただで教えるわけではない。
ジニがペンムを倒す猟犬の役を買ってでるなら、
あとから犬を殺せば良いことだ。

ピョクゲスは、ジニに対して興味がわき、彼女を得ようと宴席に呼び出す。
ジニは大きな商団の宴に出ることが決まっていたが、
ピョクゲスからの圧力を受けて、宴は中止になってしまった。
権力を笠にきたやりかたに怒ったジニは、
素知らぬ顔でピョクゲスのもとへやってきた。
そして、気持ちを抑えることができないから、今夜は相手をしてほしいと
自分から、ピョクゲスに告白。
もちろん、女の方から請われて断るはずもない。

ジョンハンは、どうにもできないモヤモヤした気持ちを抱えながら、
落ち着かない夜を過ごすことになりそうだ。

(つづく)


あー、びっくりした。
あの詩を燃やしちゃってどうするのか心配したけど、計算ずくだった。
自分の名声をあげることより、韓国芸能を守ること、
ジョンハンの手柄を立てさせてやることを優先したんだね。

その夜、密かに彼のためにコムンゴを弾くジニ。
そしてその音色に、そっと笛をあわせるジョンハン。
う~ん、芸術を愛するもの同士、すでに心が通い合ってる気がするよ~。
こういうのいいね、うらやましいな。

そこへやってくるゲス兄さん。
もうジニに興味津々なんだよね。
男たちの間で、誰があの女を落とすんだ、と噂になるようなキーセン。
大国の大使の前でも、堂々とした態度で一歩もひかない女。
賢く、美しく、度胸もある。
粋人と言われる兄さんにしてみたら、
こんな女が俺に惚れなくてどーする?って気持ちでしょう。

ジョンハンがジニのこと、気になってるのわかっているし、
余計にちょっかいかけたくなるんでしょう。
ジョンハンがジニを叩いた現場見てるから。
あの時、兄さんがいってたのは、
「どーでもいい女には、本気で怒ったりしない」って意味だと思いますが、
なんか訳出が変でしたよね。
あれでは、「男は好きな女を乱暴に扱うのがフツー」みたいな意味になってしまいますが……。
みんな!好きな子には優しくしてあげてね。

でも兄さんはひどいよね。
「羊の刻までに来いよ」っていうだけ言って、帰っちゃう。
そしてジニが来るもんだ、と思っている。
みんなが、「文も出さずによく承諾してもらったな」と言い出して、
あ、これはやばいかな?って思ったんだね。
で、面目をつぶされたくなくて、裏で手をまわして、先約の旦那に宴を中止させる。
そんなことしたら、いよいよジニが怒ってこないとは思わなかったのかな?
彼女の性格とか、まだぜんぜんわかってないね。
所詮キーセンだろ?と思ってるのかしら?
大使との一件、目の前で見てるのにね。

兄さんは粋人として、やっちゃいけないことをやっちゃったよ。
無粋もいいとこだよな、こんなの。
次回酷い目にあいそうだから楽しみです。
なにがどうしても、やっぱりあの目が好みで、
兄さんのことは許してしまう私なのでした。
悪い人じゃないし、いいじゃないか!

大人バージョンになって、恋愛関係がめんどくさくなっておりますが、
それもまた楽し。
ジョンハンはジニが好きでしょう?
プヨンはジョンハンが好きなんだね。しかも初恋。
隠れた努力を認めてくれた人だからかしら?
ゲス兄さんはジニが好きになるでしょう。
でもジニは?

もちろん、ジニはジョンハンに心を寄せていると思うんだけど、
ウノに操を立てているから素直になれないのよね。
ジョンハンのためにコムンゴを弾いた夜、思い出の池にお酒を注いでたでしょ?
あれはきっとウノに謝りにいったんだわね。
他の男に心を動かしてごめんねって。
ウノはきっと許してくれると思うのに。
ってか、死んじゃったのよ!ウノは!
生きている人は、しあわせにならなきゃだめなのよ!
忘れろっていってるんじゃないの!
ウノを心に抱いたまま、しあわせになったっていいのよ!

ジニは、お母さんだってそうできないんだから、私に言わないで!って怒ります。
だけどねー、もう、お母さんはオムスおじさんと夫婦も同然でしょ。
オムスおじさん、凄腕の楽士なのに、お母さんのために隠遁してんのよ?
お母さんも口には出さないけど、もうとっくに初恋の人より、
オムスおじさんのこと好きだわよ。
ただ、あえていわないのが大人ってだけよ!

でもちょっと期待したけどね。
ジニのためにまた教坊へ戻ると言ったお母さん。
また具合が悪くなったらどうするんだ?と心配するオムスおじさん。
「あなたが一緒にいてくれれば大丈夫」って言ってあげてほしかったなー。
妙な間があるから、そんな風に言ってくれるかと期待しちゃった。
オムスおじさんもジョンハンに誘われてフィールドワーク楽しそうだね。
やりがいのある仕事もあるし、充実しててよかったよ。
お母さん、へたしたら長くないかもしれないけど……。

ジニのコムンゴ変奏曲を記譜したい、というジョンハンに、
すっごい大事な人の宴会があるからダメ、と断るジニ。
彼女は、商家の宴に出るつもりなんだけど、ジョンハンは勘違いしてる。
そして文字通り、ゲス兄さんがジニの思い人だと思っちゃったふしがある。
こういう勘違いは恋愛物のお約束なんだけど、どのへんでこの勘違いが解けるのか?
ジニが意地っ張りな分、遅くなると思うけど、
またもやそれが原因の悲劇が起こらなければ良いなーと思います。

「わざと自分を傷つけて気を引くなんて幼子と同じだ」
こういうことをびしっと言って叱ってくれる人が、ジニには必要。
みんな腫れ物にさわるようだものね。
一番残酷なやり方でペンムを倒したいジニ。
どれほど彼女を愛していたのかがわかります。
愛していた分、裏切られた時の憎しみが深くなっちゃうのね。

正直わたしは、剣舞の方が好きなので、ジニにははやく体得してほしい。
きっとペンムの舞を習うときにも、役にたつと思うよ。
具体的に、ペンムを倒すってどういうことなのかはわかんないけど……。
行首の座を奪うってこと?
でも現役バリバリのジニが取って代わることなんて無理でしょ?

いったいどういうことになっちゃうのかな~。



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