bisqの普通な毎日

日記です。ときどき更新します。

二胡の海外持ち出し

2007年07月27日 | ノンジャンル
二胡、またの名を胡弓という。
この中国伝統楽器を海外に持ち出すのには、実はややこしい手続きがいる。
というのも、二胡には蛇の皮が使われており、これが中国ではとても貴重なものなのだ。
手続きには約1ヶ月が必要で、楽器店での取り扱い証明書や二胡のIDナンバーなどいくつもの書類を事前に揃えなければならない。
そして、林業局へ行き、証明書申請をする。
証明書が得られ、海外持ち出し許可が下りるのが、約1ヵ月後というわけだ。
そして、今日その証明書を取ってきた。
これで、やっと二胡を日本に持って帰ることができる。
その林業局とやらが、これまたわかりにくい場所にあるんだなぁ。
北京には、国家林業局と北京市林業局があり、とてもややこしい。
私の必要な手続きをする事務室は、なんと森林公安局の中にあり、実は林業局の中にはない。
しかも、建物の中に標識なるものはゼロ。
電話して確認して、それでもわからなくて、電話で誘導してもらってやっとたどり着いたのが212号室。
ここがその事務室だ。
なんと不親切なー!
まわりの知人たちが「二胡の手続きは、面倒でわかりにくくて苦労するよ」と言っていた意味がやっとわかった。
ふー。
とりあえず、手続き終了。
良かった!
この苦労した経験を、あとから手続きする人に伝授してあげたい。
でも、二胡の海外持ち出ししたい人知らないし。
あとから手続きしようとする人たちは、また私と同じ苦労をしてしまうんだろうなぁ。
ま、それも中国の社会勉強でしょう。
私も、今回とても社会勉強になりましたぁ。