(旧暦6/18 大安 戌 月齢17.1)(大阪の日の出05:08 日の入り19:00)
京都人の知人夫妻に納涼床(のうりょうゆか)に連れて行ってもらいました。
「床(ゆか)」は初めてで、美味しい懐石料理を楽しみました。(8/1夕方)
↑床から鴨川を望む(東方面)
床(ゆか)とは、川沿いにある各料亭が川がわに櫓を組んで床を作りそこを座敷にして飲食しながら夏の夜を涼もうという夏の京都の風物詩のひとつ。
床の外からの風景を撮らなかったのでwikiの画像を紹介↓
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Noryo_yuka_by_w00kie_in_Kyoto.jpg
こんな感じです。
鴨川沿いにある床は「ゆか」と呼び、貴船や高雄地域では川床(かわどこ)と呼ぶと京都人に教えてもらいました。
また「ゆか」は鴨川沿いではなく高瀬川沿いだとも教えてもらいました。床の下を覗いてみると細い川があり、これが高瀬川であるとのこと。
鴨川沿いじゃなかったんだ。地元の人ならではの知識に触れました。
(高瀬川ではなく、みそそぎ川でした。以下のキャプションも同様)
↑鴨川の手前(左側)に高瀬川(みそそぎ川)がわずかに見える
↑高瀬川(みそそぎ川)の上に床が張り出している
↑島原太夫登場!
↑とっても明るくて綺麗な島原太夫でした
それぞれの客席にまんべんなく回って話に花を咲かせていました。
この日はとてもとても蒸し暑い日でした。
京都の最高気温は38.5℃、湿度66%。
(ちなみにこの日(8/1)の日本の最高気温は岐阜県多治見市の39.9℃)
厚い着物にカツラ。さぞかし暑かろうに笑顔を絶やさない太夫でした。
さすがっ!
※島原は京都の花街のひとつ。
島原太夫とはその花街で芸や舞で客を接待する芸妓さんのこと。
太夫はその芸妓さんの最高位。
↑床から見たまんまるいお月さま
この月、実は満月ではなく月齢は16.1。
満月は一日前の7月31日でした。
先月(7月)は、ひと月に2回も「満月」があったらしい。(2日と31日)
ちなみに月は約30日で満ちかけすると言われているが正しくは29.5日で、このため今年の7月のように満月がひと月に2回巡ってくる月が数年に1度あることを今回初めて知った。次回は2018年の1月という。
ちなみにひと月に2回満月がある月を「ブルームーン」と呼ぶらしいが、
月がいつもより青いということはないらしい。
西洋の言い伝えにちなむ呼び名だとか。
「らしい」や「とか」という言葉を余り使いたくないのですが、この「ブルームーン」については詳しいことは分かりません。
※本文訂正(2015/08/06)
本文中、納涼床は「高瀬川」沿いであると書きましたが、
正しくは「みそそぎ川」沿いでした。
詳しくは下記のサイトをご覧下さい。
(このブログに戻る時はブラウザ左上の「戻る矢印」でお戻りください)
http://waterside.fc2web.com/k8.html
http://agua.jpn.org/yodo/katura/misosogi.html
返信コメントが遅れましてすんません。
床は風もほとんど無く涼しいというにはほど遠かったですが、
美味しい料理と太夫の明るいおもてなしで充分満足しました。
ブルームーンの由来ははっきりとは分かりませんでした。
ただ満月で青色というのは見たことがないかなぁ、と。
今、あみんさんのブログにお邪魔してきましたが、
なかなか楽しいところですね。
またお邪魔しますのでよろしくです。
川床は、一度行きたいと狙っていますが、なかなか実現しません(^ ^;
「ブルームーン」という言葉は、タイの南の島で聞いたことがあります。
島では、(西洋人観光客を中心に)何かと理由を付けてパーティをしています。曰く、「フルムーンパーティ」「ハーフムーンパーティ」「ブラックムーンパーティ」……。そんな中で、「ブルームーンパーティ」というのも聞いたことがありましたが、意味が分からないでいました。
そういうことだったのですね^^
弊ブログでも、幾つか京・大阪の記事が投稿しています。お時間のあるときにでも、ご覧いただけましたら幸いですm(_ _)m
とても納涼とは言えない日でしたけど。
知人夫妻を始め、笑顔がとても素敵な島原太夫、そして最後にまん丸いお月様の素晴らしいおもてなし。もういうことなしです。
太夫さんの涼しげな顔に、こんなに蒸し暑いのに大丈夫なんですか?
と尋ねたら、暑いことは暑いです。顔に汗はかいていませんが、着物の中は汗ぐっしょりですよ、さらりと応えてはりました。
ひと月に2回も満月がある月をブルームーンというらしいですが、月そのものはちっとも青くないそうです。
「🎶」、これって♪が3つあるタグですね。
今、編集画面の新規投稿画面で「HTML」ソースにコピペしたら♪が3つ並んで出てきました。
投稿画面で反映してもコメント画面では反映せずにソースタグがそのまま出るようですね。
この可愛い「🎶」タグ戴き~。今度投稿画面で使わせてください。
初めてお会いした島原太夫さんに、祗園の舞妓さんや芸妓さんとどう違うのか、その衣装で暑くないのか等々臆面もなく質問攻めにしていました。
それでも笑顔を絶やさず丁寧に答えてくださり本当の「おもてなし」の心を見せてもらいました。
暑いことは暑いけれど、顔だけは汗はかかない。着物の中は汗ぐっしょり。
島原太夫は芸妓であり、同じ花街でも祗園の舞妓、芸妓とは別である等々、今まで知らなかった知識を得ました。
島原太夫とまん丸いお月様に最高のおもてなしを受けました。
美味しい料理を堪能し島原太夫さん登場!
この上ないご接待ですね。
>京都の最高気温は38.5℃、湿度66%。
太夫さんの衣装の下には何かカラクリでもあるのかしら?
何て下世話な思いが過ぎりました。
ブルームーンは一月に2回満月がある事とは、知りませんでした。
何かブルームーン 🎶・・と言う音楽(歌)があった様な気がします。
月に2回も満月を見た喜びの音楽かしら??
こちらは連日の酷暑体力消耗が激しいです。
あまもりさんからの大阪リポートを楽しみにしていましたが、今回は淀川・神崎川から千年の都京都鴨川に舞台を移したのですね。京都人は日中の暑さを、夕刻からの涼みの楽しみにかけていたのでしょうね。みそそぎ川に張り出した床の上で涼を楽しむ様子は、さすが優雅を愛する京都の人たちですね。
料理を召し上がっている皆さんの前で豪華な衣装を纏っている島原大夫の笑顔のサービスが暑さを一瞬忘れさせますね。
丸いお月様も皆さんと一緒に楽しんでいるように見えますよ。
入院されていたことも知らず、ごめんなさい。
心臓の手術ってまたたいへんな手術をされたんですね。
どうかご無理をされませんように。
納涼床はちっとも涼しくなかったですが、珍しい体験と料理とお酒に舞い上がってしまいました。たまには大阪の外に出るのもいいものだ、なんて思いました。
上記の納涼床が高瀬川沿いではなく、「みそそぎ川」沿いでした。のちほど本文に訂正を入れます。申し訳ありませんでした。
みなさんのブログへの訪問も怠っていますので申し訳なく思っています。
鴨川そばのもう1本の川・・・なのですが、
調べ直しましたら、これが「高瀬川」ではなく正しくは「みそそぎ川」でした。
申し訳ありませんでした。
床はみそそぎ川に沿って組まれていたのでした。
高瀬川は春の桜並木で有名なところで木屋町沿いに流れている川ですよね。私も数年前に行ってブログでも記事にしていました。あの高瀬川が四条大橋辺りから鴨川に沿って流れ込んでいるのかとも思ったのですが、間違いでした。
高瀬川の川水は鴨川の西側に併走して流れる「みそそぎ川」より取水し(二条辺りで)、五条大橋を過ぎたあたりで鴨川に合流しているらしいですね。
一方、みそぞぎ川は鴨川から取水し途中で高瀬川に分水。本流はそのまままっすぐ流れ、五条大橋を過ぎてからこの川も鴨川に合流します。
高瀬川もみそそぎ川も人工開削された川で、この2つの川は途中で分岐しているものの同じ高瀬川と見る京都人が多いようです。
でも正しくは高瀬川ではなく、みそそぎ川でしたので、ここで訂正いたします。本文でも後で訂正分を入れますのでよろしくお願いします。
床で戴いた懐石料理は美味しかったですが、正式な京懐石料理を知りませんので比較できません。申し訳ないです。
月はめったに見あげることはないのですが、満月前後の月は赤銅色なるのが多いように思えます。ブルームーン、この目で見たことがあるのかどうか記憶にないのですが、機会があればぜひとも写真を撮ってみたいです。(出来映えはカメラ次第ですが・・・)
この暑さ、どうにかならへんの?
床料理でも頂いて暑さ凌ぎ・・・
なかなか値の張る贅沢です
島原太夫さんまで登場されて、あまもりさんの口がほころんでる…
そんな様子がうかがえます
私はこのところ調子が悪く
つい先日20日ほど前に大動脈弁置換手術を受けましたので、今はちょっと静かに沈黙しています
心臓の手術って受けるまではドキドキでした
ほったらかしは、なんだか罪悪感があって、しぶしぶ取材にでかけたものだけれど、
今回は悠然と家で涼んでいました。相変わらず、あまもりさんは、きっちりした文章で、
内容が濃いですね。私も床料理と言えば鴨川と思っていました。もう一本川があったなんて!
全くしませんでした。昨日たまたま孫の婚約式があって、160年続く料理屋で懐石を
頂きました。京料理とはまるで違っていました。あれはどうやら、創作料理だと思います。
美味しかったですよ。京は、目で見て食べますね。昨日のは、口に入れて美味しかった。
そんな料理でした。ブルームーンの話はしりませんでした。実際にブルーに色づく方は知っておりましたが。
今後ともよろしくね。
大阪の夏も暑いですが、京都の夏は大阪より上回る気がします。
納涼・・・のはずなのに
川面を吹き抜ける風は・・・感じませんでした。
風はソヨと・・・は吹いたかなぁ、ほんとソヨだけで納涼にはほど遠い。
床より中の座敷のほうがエアコンが効いて涼しかったと思います。
なのにこの島原太夫の爽やかな笑顔。プロフェッショナルでした。
太夫がおもてなしをしてくれる日でラッキーでした。
まさか満月(じゃなかったけれど)を床から見上げられるとは思ってなかったです。
料理とビール、太夫と満月(じゃなかったけれど)、そして床に誘ってくれた知人夫妻のおもてなしにほろ酔い気分も最高。いい夜でした。
せめてひと月に2回ぐらいは更新しなければ、その内皆さんに見放されそうです。
日本に来られていたのですか。
2、3日であっても、この蒸し暑い日本での滞在はつらかったでしょうね。
私はこの猛暑が続く間はあまり外に出ませんが、それでも出なければいけない場合は出来る限り外に居る時間を短くしています。
日本の夏は年々過ごしにくくなっていると思います。エアコン無しでは過ごせません。
沢山の思い出をおみやさんに残されたのですね。
ブログを復活された時、これほど嬉しいことはなかったです。
そうそう「スプリング・エフェメラル」という素敵な言葉もおみやさんに教えていただきましたね。
神戸の六甲森林植物園で初めて見たフクジュソウやユキワリソウ、ユキワリイチゲを見た時、「スプリング・エフェメラル」のネーミングの素晴らしさを知りました。
これみんなおみやさんのお陰です。感謝しています。
ブログのことで私にお手伝いできることならいつでも仰ってくださいね。
お会いした島原太夫はこの床を経営している料亭で契約している方です。
契約で決められた日に来られるようです。
この日はその日でラッキーでした。
とても気さくで教養もあり、どんな話にも応じてくださいました。
京都の納涼床はTVで紹介されるのを見たことがあります。
地域によっていろいろな呼び方があるのですね。
そこでプロフェッショナルな会席料理と島原太夫のおもてなしを堪能されて、
素適なご体験でしたね♪
この装束で暑そうなそぶりも見せずに終始笑顔の太夫には頭が下がります。
川面を吹き抜ける風は、冬はたまらなく冷たいものでしょうけれど、
夏には涼を運んで… くれましたか?
そのお席から見上げられたた月餅のようなお月様。
こちらもプロフェッショナルなおもてなしという感じですね。
お久しぶりです。
今回の記事、知らないことばかりで、勉強になりました。
日本の暑さをこちらで先日体験しましたよ。二三日で済むから良いのですが。
毎日本当にあついですね。
京都の川床料理は聞いたことあります。
でもそこに島原太夫という花街で芸や舞で客を接待する芸妓さんがいることは知りませんでした。お金持ちの人がする遊びですね。
お月様がよく撮れていますね。
先月はありがとうございました。あまもりさんには今までに何度も教えていただきました。
主人が5月に亡くなりました。
でも5年もの間しゃべることはありませんでした。年齢的にも平均寿命を生きられたので
よかったです。私と11歳離れています。