「カミング・リバイバル」(121頁~)
★リバイバルの火から引用
彼(エバン・ロバーツ・注・01)のメッセージはシンプルだった。
1・思いつくかぎりの罪を告白しなければならない。
2・生活の中から、いかがわしい習慣をすべて取り除かなければならない。
3・聖霊の促しに従わなければならない。
4・キリストのために、証しを携えて人々の中に出ていかなければならない。
ロバーツの説教は未熟だったが、
牧師と17人の教会員の心は、神に触れられて激しく燃え始めた。
次の日の夜には、さらに多くの人々が、若い説教者の話を聞きに集まってきた。
そして、リバイバルの火は、瞬く間に他の教会に
燃え広がっていったのである。
その後の1ヶ月間に、37000人が講壇の前に出て来て、罪を悔い改め、
イエス・キリストを自分の救い主として受け入れた。
そして、5ヶ月で、ウェールズ中から10万人が
キリストの王国に取り集められ、こうしてロバーツのビジョンは
成就したのである。
『雄羊の角』と呼ばれる新聞は、エバン・ロバーツについてこう報告した。
彼の行くところ、どこでも人々の心は愛で満たされた
また、『メソジスト・レコーダー』誌は
ウェールズは今、過去に起こったリバイバルと比較して
最も驚くべきリバイバルの、激しい痛みと歓喜のただ中にある。
これはまさに道徳革命に他ならない。
ウェールズの新聞には、新生して
神の国に入った名前のリストが載り始めた。
大学は閉鎖され、学生たちは神を賛美し、歌いながら祈祷会へと向かった。
子供たちも、自分のヒーロー、つまり教会の牧師たちを真似て、
家の中や中庭で集会を開いた。
【解説】
「真のリバイバルとは何か」を連載していますが、
私の会社であった㈱パトモス社から出版している
「カミング・リバイバル」から引用しています。
リバイバルとはこのようなことが起こることであり、
それ以外はニセモノだということは間違いありません。
日本にこのようなことが起こるためには、
エバン・ロバーツの4原則に立つしかあり得ません。
そして彼のような青年が日本に与えられるように祈るのみです。
エバン・ロバーツ・注・01
1878年6月8日 - 1951年9月29日)は、1904年から1905年のウェールズ・リバイバルの指導者。ウェールズに生まれた。11歳から23歳まで炭鉱で働きながら、毎晩ウェールズ長老教会のモリヤ・チャペルに通った。1904年、神学校に入る。福音伝道者セス・ジョシュアの礼拝に出席し、聖霊のバプテスマを求めるようになった。故郷のモリヤ・チャペルで説教をはじめ、ウェールズにリバイバルが起こった。ウェールズ中の10万人がキリスト教信仰に回帰したと言われる。ウェールズのリバイバルは、英国から大陸ヨーロッパ、ノルウェー、北米にまで波及した。(ウィキ)