太った中年

日本男児たるもの

紙オムツ

2009-11-24 | weblog

 

奥さん、前エントリーより「桜田門外の変でリーダーが倒れると(安倍退陣)」を検証する。

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首相は「紙オムツ常用」状態!? 立花隆の超過激コラム

2007/2/26 18:29

評論家の立花隆さんがコラムで「安倍首相は失禁で紙オムツを常用」「老人性のシワでいっぱい」「安倍一族は40代50代で死んでいる」などと書いている。これに対し、首相の事務所は「失礼だ」と激怒。一方、「2ちゃんねる」では「祭り」が始まっている。

「安倍一族の男子の平均寿命は40歳代」?

立花さんの記事が波紋を呼んでいる   このコラムは、「日経BPネット」に「政権の命取りになるか 安倍首相の健康問題」のタイトルで2007年2月21日付で書いたもの。コラムから抜粋すると、こんな具合だ。

「安倍首相の腸は最近悪化する一方という。一説によると(週刊現代など)、安倍首相は紙オムツを常用せざるをえない状態(括約筋の機能低下で失禁のおさえがきかない状態)にまで追いこまれているらしい」

「安倍首相の首のつけ根のあたりをよくウォッチすると、そこが老人の首といわれても仕方がないような妙な老人性のシワでいっぱいになっているのを発見するだろう」

「安倍一族は短命の家系である。一族の墓誌を丹念に調べた人の報告によると、40代50代で死んでいる人が沢山おり、男子の平均寿命は40歳代だという」

「国民にとっていちばんの問題は、安倍首相の異常な"老化現象"が、顔面の皮膚にとどまらず、精神面にまでおよんでいるのではないかと心配されることだ」
 
J-CASTニュースは、安倍首相の国会事務所に、コラムに書かれている内容の真偽について聞いてみた。電話に出た秘書はこのコラムを知らなかったようで、一読した後、

「紙オムツをしているなんてことはない」と答えた。最初は穏やかに話をしていたが、だんだん怒りがこみ上げてきたようで、安倍首相が07年2月10日に人間ドック入りした事を質問すると、

「うちは健康診断を定期的にやっているんだ。(コラムは)全く失礼な話だ!」と言って電話を切った。

「2ちゃんねる」では立花さん批判
 
このコラムはネット上でも話題になっている。「2ちゃんねる」にはこのコラムに対するスレッド「『安倍首相、紙オムツ常用状態にまで健康悪化の説が…私は感じ取っていた」…立花隆」が07年2月26日に立ち、「祭り」が始まっている。カキコミの多くは立花さん批判だ。

「なんていうか普通に気持ち悪い記事だなこれ」

「自分の発言に社会的な力があると知っている上でこの発言。人間としての品性が欠けているな」

「紙オムツの下りが週刊誌の記事を鵜呑みにしたもので、自分で調べていないと言う所が一番の問題なんじゃないのか?」

もっとも、立花さんを支持するようなカキコミもあるが、その数は少ない。

(以上、J-CASTニュースより引用)

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さて、安倍ちゃんが健康理由に総理を退陣したのは後に本人も認めている。また政治評論家の三宅ジイさんも紙オムツを常用していたと言っていた。まあそれはそれとして、安倍ちゃんは衆院初当選を果たした後の自民党総裁選、初めて小泉さんが出馬したとき推薦人に名を連ねたことが若くして総理の椅子を手に入れるキッカケになった。最初に集まったのは安倍ちゃんの他、中川(女)と中馬さんの3名しかいなくて推薦人集めに苦労した。結果、橋龍に惨敗したが、このとき小泉さんは3人に「この恩義は一生忘れない」と涙目で語ったそうだ。まるで義理と人情、ヤクザの世界だ。で、小泉さんの後を継いで総理になったワケだ。

これで運を使い果たしたのか、総理になってからこれでもかっ!ていうくらい閣僚の不祥事が相次いで支持率はどんどん落ちていった。松岡さんが首つり自殺をしたときはさすがにショックだったようだが、次の赤城さんも同じく事務所経費を追及され、顔に絆創膏を貼って記者会見したときはつくづく運のない人だと思った。

それ以上に安倍ちゃんが悲惨な思いをしたのが日米外交だ。更なる日米同盟強化を訴えていただけに総理就任後は真っ先に訪米したかっただろう。ところが米国は7ヶ月間待ったをかけた。米国は小泉さんが靖国参拝で意図的に悪化させた中国、韓国の関係改善を要求した。それで安倍ちゃんはまず中韓へ行かされ、本人の考えとは裏腹の歴史認識の誤りを再三謝罪したのだ。さらに訪米の際、欧米でも慰安婦問題が非難され、慰安婦問題は無かっとする安倍ちゃんが謝罪するとマスコミから「二枚舌」と酷評された。

そして慰安婦問題謝罪のための訪米時、大規模な晩餐会を行うと、招待客の中に慰安婦問題で安倍を批判している米議員らを入れざるを得ないため、代わりにブッシュ夫妻、安倍夫妻らだけの小規模な夕食会を行った。「指導者だけの絆を深めた」と好意的な報道もあったが、帰国時に「ブッシュと仲良くなったけど、結局、慰安婦問題に批判的な米政界人を納得させることはなかった」とダメ出しされた。

ブッシュとの夕食会にこだわりがあるのか安倍ちゃんは最近HPで以下のコラムを寄せている。

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日米首脳会談 なぜ2人だけの会談が行われなかったのか

16日のジャストメールに対するご意見として、日米関係を心配するメールが多数寄せられました。

不安を煽るつもりはありませんが、さらに心配な点があります。

13日の日米首脳会談は90分に渡って行われましたが、全て出席者30名程度の全体会合でした。

通常どちらかの国で行われる日米首脳会談は初めに二人きりか極めて少人数の会談、バイの会談を行います。

そこで両首脳は腹を割った話をします。

北朝鮮をはじめ第三国についての分析など、微妙なセンシティブな問題について突っ込んだ話をし、認識を深いところで一致させます。

全体会合は人数も多く機微な話はできません。

すでに詰めてきた事柄の最終確認の場になる事が多いというのが、官房副長官、官房長官、総理の経験から言える事です。

米国は基本的にバイの会談を望みます。

今回、90分ありながらゼロだったのは前代未聞でしょう。

鳩山総理と二人で話すのは意味が無いと考えたか、後で覆される、あるいは中身が漏れる事を恐れ、突っ込んだ話しはしない、よってバイは必要無しと判断したと思われます。

北朝鮮も日米関係を注視しています。

1日も早く修復する必要があります。

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訪米時唯一好評を得た少人数の晩餐会が日米首脳会談のスタンダードじゃねぇだろ、相変わらず空気が読めないな、と突っ込んどいて安倍ちゃんが不運の人になったのは日米関係の空気が読めず米国から侮辱を受けたのだ。米朝・米中の対立関係の中で、日米同盟関係を強化することが小泉さんと安倍ちゃんの戦略であり、対米追従一辺倒の外交政策だった。米国、日本とも貿易相手国の第一位が中国になって安倍ちゃんのときに反中から親中へ路線転換したが、日中が手を結ぶことを米国は最も警戒する。そして問題は北朝鮮への対応だった。

2004年、米国の対日要求は米軍再編成の日本側への協力であった。当時、米国の対北朝鮮政策は北朝鮮が米ドル偽造をしていることを理由にして,北朝鮮資金を全面凍結した。6ヶ国協議では北朝鮮の主権を認める代わりに核施設を廃絶する基本合意が決まりかけていたが、この措置によりご破算になった。米国による金融制裁は北朝鮮のミサイル発射,核実験に仕向ける結果となる。当時、小泉政権下で安倍ちゃんは、ミサイル発射に対して北朝鮮非難決議、核実験に対しては政財制裁決議と、国連安保理で主要国をリードする大活躍を見せていた。

北朝鮮の暴走によって北朝鮮は念願の核保有国となった。これにより日米と北朝鮮の軍事バランスが崩れ日本は米国の要求通り、米軍再編成の経済協力法案を強行採決、さらにイージス艦配備や米軍海兵隊のグアム移転の経済的負担を決定した。米国は対日要求が満たされたので、北朝鮮への経済制裁措置を解くと同時に、北朝鮮強硬政策を宥和政策に変化させた。そうなると米国にとって日本の対北朝鮮強硬政策は邪魔なものになったのである。ところがその後も対北朝鮮強硬政策を推し進めたのが空気の読めない安倍ちゃんだった。

安倍政権になってからブッシュはイラクへ深入りしすぎたため泥沼化し、不動産バブルも終わり経済成長が急速に鈍化した。簡単に言えば中東問題で手いっぱいになり軍事面でアジアの面倒が見れなくなった。そこでブッシュは在韓米軍を削減して朝鮮半島の緊張緩和をした。再開した6ヶ国協議では北朝鮮の核廃棄と日米による関係改善の方針が再確認されたが、安倍ちゃんは拉致問題を盾に北朝鮮敵視政策を続けたため慰安婦問題を蒸し返されて屈辱の訪米となった。このとき米国では日米関係の悪化が報道され安倍ちゃんは厄介者になった。

安倍ちゃんの「北朝鮮も日米関係を注視しています。1日も早く修復する必要があります。」とは未だ対米追従していれば何でもなると思っているだろうか、痛い限りだ。世界不況で国力が著しく衰退した米国はもはやアジアの安全保障に関与できない。オバマ大統領のアジア歴訪は物乞いしながら「アジアのことはアジアで」というメッセージに他ならない。対米従属は意味をなさず日本は米国の要請で安全保障について対米自立せざる得ないのだ。


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