太った中年

日本男児たるもの

趣味の時間

2008-08-29 | weblog

日本男児たるものまだまだ憂国のエントリーが続くぞ、と、前エントリーで勇んで見たものの疲れるので気が向いたときにする、それがいい。国を憂うより趣味の世界に没頭したほうが精神衛生上好ましい。そんなワケで「太った中年」の趣味は写真と料理である。料理は引っ越しが終わって新しい生活スタイルが決まったら再開しようと考えている。もうひとつの写真は帰国してフィリピンで撮ったものを編集している。しかしながら問題は上記の写真だ。妻の友達でないこと以外、いつどこで撮ったのかどーしても思い出せない。思い出に残すため写真を撮影したワケだが、撮った写真が何なのかを忘れてしまうとイライラすることを発見した。そう、特に上記写真左から二番目のお嬢さん、もしもこのブログを見ていたら名乗りを挙げてくれ。フィリピンでは結婚したけれど日本の入籍はまだだ、残された時間は少ない、待っているぞ。

さてさて、帰国前の朝に撮ったこの写真は、ナント、天才カメラマンのデジガンセンセイからコメントでお褒めの言葉を戴いた。そりゃもう俄然ヤル気が出るものだ。センセイのアドバイス通り、ちゃんとしたレンズを購入しようと思っている。そのまえにレンズも奥が深いからいろいろ調べないとイケナイのだ。それから過去に撮った写真も整理しなければならない。こうした趣味の時間を過ごすのは実に楽しくて充実する。

お気に入りのこの写真もいつ撮ったのか思い出せない、困った。いや、困ったと考えなければいい。最初のお嬢さんの写真のように、忘却は少しばかりの希望を持たせて胸が膨らんだりする。人生で忘れることも大事なのだ。脳科学者の茂木博士も「ド忘れ」でイライラすることは脳にとって大切なことだと言っている。写真についてまだまだエントリーが続く。

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マガンダ (jet)
2008-08-29 08:40:55
一番上の写真、左がいいねぇ。
一番右と比べて同じ生き物か?....とさえ思えるね!

写真としては平行がとれてないけど一番下いいね!
雨にもやるマカティの街並みと潅水を突っ切って走るジープニーの力強さがよく出てるよ!
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同意見 (Fisher)
2008-08-29 08:59:36
自分もjetさんと同意見です。1番右の娘がイイです。
下の雨のなかのジプニーの写真も実に良いですね。
ニコンのD90と同時に発表されたGPSユニットGP-1を使うと位置情報をExifに埋め込んでくれるので、Google Mapなどと併用するといつどこで取った写真か分って便利そうですね。
無線LAN機能付のSDカード、Eye-Fiと併用すると面白そう。
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左のババエ (bibbly)
2008-08-29 10:20:59
おお、Jet元LA大人類学部教授、Fisher元LA大経済学部教授、おはよございます。

両元教授とも一番左の女性ですか。彼女ってなーんかマアテルな感じがしませんか、そうシャッターを押した指先が記憶しています。でもまあ、一発ヤラセテくれれば別なんですけどね。そこで、左の女性よ、もしこのコメントを見ていたら是非連絡を下さい、お待ちしています。
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まだ目が甘いな!(爆) (jet)
2008-08-29 12:00:17
マアルテじゃないでしょ!
マアルテは以外と一番右のようなヤツがマアルテだったりする訳です!
左はね....どうみても逆ギレしそうな顔じゃないところがGoodかな!(笑)
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マアテル?マアルテ? (Fisher)
2008-08-29 12:16:08
ってなんでしょう?タガログ語?ですよね。
生意気みたいなニュアンスでしょうか。
左の娘は人を喰いそうな大きな口だ良いです。
真っ赤なルージュを塗って喰われてみたい。
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逆カンニバル (bibbly)
2008-08-29 12:53:18
おお、Fisher先生、おそるべきM嗜好です。

それで思い出した!ここはマニラのレストランで左から2番目の子が誕生日だった。隣のテーブルで彼女(今の妻)をデジカメで撮っていたら声を掛けられ、ついでに撮った次第です。ふー、スッキリしました。
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コーヒーカップ (デジガン)
2008-08-29 13:25:12
やっぱり何度見てもこのコーヒーカップの写真はいいですよ。
どこがって、それは冷たい近未来的な空気です。
だからキューブリックぽいって、この間言ったの。
これは、あの結婚式もろもろの疲れたbibblyさんの精神状態が出てるわけですよ。
たしか、暴力やセックスなどの欲望の限りを尽くす荒廃した自由放任と、管理された全体主義社会(完全非暴力主義)だっけ?
つまり男と女の結婚前と結婚中および結婚後を表現してるわけだけ。
だから、そんなかんなで、とにかくすばらしいんです。

ボクは環境が揃っていたので商業的写真をやって頭を下げることの一度もない人生でしたんですけれど、学生時代にね、あるアートディレクターのところに遊びにいったらその人がこのボクにうんちくたれるんですよ。
「コーヒーカップから立ち上り湯気は朝の光と夕方の光で色温度がちがうから、その辺を表現しないといけないんだよ・・・・なんたらかんたら」と。
そのとき、電通に飼われてる犬の人生って惨めな発想しかできないんだな~クソ多摩美出は、とか思いましたよ。
だいたいボクさまは胃がもたれるからコーヒーは飲まないんですよ。
それに朝早起きしないから、朝日はボクの人生に関係ない。
そんなことよりもボクさまのアウトビアンキ・アバルト用の駐車場を奴が用意してないもんだから駐禁切られたじゃないか。
ボクはそこそこ有名な彼のことを
たこやきデザイナーと呼んで、大人になっても彼からの仕事は一度も受けたことがありませんでした。
チャンチャン。
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アバルト (Fisher)
2008-08-29 15:32:42
おぉ、デジガンさん、アウトビアンキ・アバルト乗ってましたか!
いやぁー懐かしい。A112ですよね。
自分は免許取立てのときKP61にABARTHのヘの字型2本スポークのサソリマーク付きステアリング着けてました。
もちろん気分はA112 ABARTHでした。
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いや~そうなんですよFisherさん (デジガン)
2008-08-29 16:01:38
A112アバルトはボクのファースト・マイカーでした。
免許をとって東京で一人暮らしをはじめたとき、お母さんに「買ってくれないと死んじゃうんだからボクちゃん~~」って言って環八のジャックスで新車を買ってもらいました。
そうそう、あれのすごいところはABARTHのヘの字型2本スポークが純正で付いていること(笑)。
本物のアバルトブランドなんだから、当たり前といえば当たり前の話なんですが、うれしかったですね。
でもみんなへの字2本スポークステアリングから3本スポーツのスポーティな方に変えるんですよ、オーナーは。
結局純正は嫌!ってことはさ、そんな人たちはアバルトがポルシェだろうがフェラーリだろうがブガッティーだろうがオースチンだろうが、結局は純正は嫌なんだよな。
まぁ最近はエアバッグの関係でステアリングを変えるのは流行りませんが、ね。

ところでアウトビアンキ・アバルトA112は本当によく壊れました。
なんせ軽自動車みたいなボディーに1050cc 直4 OHV 70PS/8.85kgmを無理やり載せてますから、そりゃ元気は元気で高速道路のコーナーでも命惜しくない男の子ならスカイラインRSをカモれましたが、設計に無理があるから(設計じゃなくて、ようはアバルト仕様の改造車、ってほどたいしたもんでもないか・・・)トーイントーアウトもすぐに狂ってタイヤは片減りするし、前が重いから500キロくらいでローテンションしてやらないとすぐに前のタイヤだけツルツルになるし、シートをはじめ取り付けがどこもかしこも適当で、雨が降ってワイパーでも動かすものなら走ってる途中でワイパーが取れちゃうんです。オマエはドリフ仕様の車なのか!てなもんでしたアバルトA112。一番困ったのはすぐにダイナモが壊れちゃう。一応スポーツカーだから三連メーターがあって、そこには電圧計もあるんですが、なんでこんなの必要なんだよ?って思ったら、必要なんですね。あ、今日はなんだか電圧が落ち着かない。きっとダイナモ壊れるな~、とかって。
そんで毎日曜日は修理の日々でこんなんじゃ乗ってられねぇってことで三ヶ月乗ってジャックスに買った定価で無理やり買わせました。
「オマエ、あまりにも壊れすぎじゃねぇか」
「いや~お客さん、イタ車ですからね~」
「コラ!くされ営業、オマエの得意技のその言葉にはもうだまされんぞ。イタ車イタ車いえばなんでも許されると思ってるお前、殺す」
「いや~殺さないでくださいよ」
「じゃ、定価で買い戻せ」
「えっ、三ヶ月も乗って3千キロも走ってるのに定価でですか?」
「そう、定価。オレは一円もディスカウントしないからね。いますぐに定価で買い戻さなければ、オレの知ってるだけのメディア全部つかってここジャックスごと一ヶ月で潰す、まじ」
「わかりましたよ~井上さん~じゃはい、183万円ね」
てな感じでした。これ、実話です。
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定価で買い戻さないと殺す! (Fisher)
2008-08-29 18:30:43
さすがデジガン殿、若い頃から豪快だったんですね。
ABARTHに限らず旧い外車はよく故障しましたね。あ、ドイツ車は除く、ですけど。
雨の夜でもヘッドライトをスモールにしてワイパー止めないとウィンカーが点滅しないとか、
真夏でもオーバーヒートを避けるためにヒーターを最強全開にしないとダメとか。
昔、お正月に晴れ着の彼女を乗せて第三京浜走ってたらエンジンから火が出て煙で前が見えなくなって死にそうになったことがありました。
でも最近の車は全然壊れなくて面白くないな。
オースチンのカニ目かアルピーヌのA110あたり行ってみたくなりますね。
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